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FXオプションの玉帳記入方法について・・・勝つための必須の売買道具

FXオプション 玉帳記入形式

これまでの失敗でFXオプションでは、玉帳記入の重要性がとても高いと感じています。

 

玉帳(ギョクチョウ)は、売買の収支明細のことで昔からの日本相場界での呼び名です。

 

売買の都度記入をしておきます。

 

後で見直すことで、「成功」や「失敗」とともにその反省点も浮き上がってきます。

 

FXオプションは、ちょっとした失敗を後の売買で隠すような売買ができます。

 

これは長所であるとともに、自分の根本的な失敗をうやむやにしていしまうという意味で欠点でもあります。

 

失敗にどう対応するかはともかく、失敗は失敗と反省して次の売買に活かす姿勢が大きく成功するためには大切なことです。

 

そのために玉帳はとても役立ちます。

 

ここでは私が実際に記入している玉帳を元に「記入形式」をまとめてみました。

 

 

私の使っている玉帳画像

 

私が「FXオプションからのスワップ投資」で使用している玉帳はこれです。

 

玉帳全体画像

 

玉帳 全体画像

 

クリックすると拡大します。

 

え?

 

字が汚い?

 

すいません。

 

その通りなんです(悲)。

 

これでも、丁寧に書いているつもりなのですが、元々相当乱雑な字なので隠せませんね。

 

お恥ずかしい限りですが、ずっと手書きでやっています。

 

私は、一時パソコン入力でやっていた時期もあるのですが、現在は全て手書きに戻しています。

 

この辺は好きな方法で良いと思います。

 

問題は、中身です。

 

使っている書式は、林投資研究所が発行しているもので通信販売ではトレーダーズショップが扱っています。

 

トレーダーズ

 

トレーダーズショップ 入口はこちら

 

ここで「FAI株式投資法の玉帳」と検索するとでてきます。

 

株式投資だけでなく、FX・FXオプション・商品先物全てこの玉帳です。

 

それぞれの項目を、その運用法に適した形にして使用しています。

 

株式用玉帳ですので、株数とか株式用の用語となっています。なので、FXオプションのみで使用するような場合は、敢えて購入する必要はありません。

 

ここで私の記入スタイルをご紹介しますので、それを元にエクセルなどで書式を作ってみても良いと思います。

 

それぞれ、どのように記入しているのかを先程の画像の「薄赤色」「薄青色」「薄灰色」で色分けした3つに分けて説明させていただきます。

 

玉帳を購入されて使用する方は勿論ですが、ご自身で玉帳を作成・記入する際の参考にしていただければと思います。

 

売買部分の記入方法

 

まずは、売買記録部分の記入方法です。

 

先程の全体画像の中で薄赤色部分の拡大したのが下記画像です。

 

玉帳 売買部分

 

ここは、どのようなポジションを作成したのかを記入する部分です。

 

既にご存じのようにFXオプションには4種類のポジションがあります。

 

私は、この4種類を2つに分けています。

 

  • FXの買いと同等の性質を持つポジション⇒玉帳:買いとして記入
  • FXの売りと同等の性質を持つポジション⇒玉帳:売りとして記入

 

FXの買いと同等の性質を持つポジションとは「上げ相場で利益・下げ相場で損失」となるFXオプションポジションです。

 

具体的には、この2つです。

 

FXの買いと同等の性質を持つポジション

 

  • コールオプション買い
  • プットオプション売り

 

この2つは、仕掛け時に「玉帳:買」の欄に記入し、満期・決済時には「売」欄に記入します。

 

同様に、FXの売りポジションと同等の性質を持つポジションとは「下げ相場で利益・上げ相場で損失」となるもので、以下の2つになります。

 

FXの売りと同等の性質を持つポジション

 

  • コールオプション売り
  • プットオプション買い

 

この2つは、仕掛け時に「玉帳:売」の欄に記入し、満期・決済時には「買」欄に記入します。

 

具体的な記入部分を拡大したのが、先程の画像です。

 

画像「売買部分」をご覧ください。

 

プットオプション売りの「仕掛け」「満期・決済」を色分けしてあります。

 

プットオプション売り「仕掛け」「満期・決済」記入のポイント

 

仕掛け「買い」に記入(薄赤色)

 

  • 日付:2019年9月5日
  • 数量:2万通貨
  • 値:権利行使価格106.00円
  • 金額欄:プレミアム受取額1.918
  • 金額欄 左上:権利行使日

 

満期・決済時「売り」で記入(薄青色)

 

  • 日付:2020年1月8日
  • 数量:2万通貨
  • 金額欄:満期

 

*中途決済の場合は、金額欄に中途決済時のプレミアム値を記入します。

 

こんな感じで「買い」と「売り」欄の記入をしています。

 

この収支を記入するのが、余裕資金欄です。

 

余裕資金欄:プレミアム受取・支払の計算欄として使用

 

次の余裕資金欄は、本来は株式投資で余裕資金を管理するために使用するところです。

 

私は、別の使い方をしています。

 

「プレミアム受取・支払による最終利益の計算欄」としての使用です。

 

FXオプションは、売買の都度プレミアム代金の受け渡しをします。それ故、「受取」「支払」をしっかり管理しないと最終損益がわかりにくくなります。

 

下記画像をご覧ください。

 

玉帳 最終損益

 

先程のプットオプション売りのプレミアム受取・支払などの数値を記入した部分が薄赤色になっています。

 

記入項目とその内容

 

  • 利益欄:最終損益 38,360円
  • 余裕資金 増減欄:仕掛け時のプレミアム受取 38,360円
  • 余裕資金 残高:決済・満期時のプレミアム支払額 0円

 

このポジションは、満期時にはプレミアムがゼロになったので、最初に受け取った利益がそのまま最終利益となったケースです。

 

もしも、途中決済した場合は残高欄に途中決済時のプレミアム支払額を入れます。

 

仕掛け時に受け取ったプレミアムと合算してでた最終利益を「利益欄」に記入することになります。

 

確定損益 計算部分

 

最後に確定利益の計算欄です。

 

FXオプションは、仕掛け・満期決済の両方でプレミアム代金の受け渡しがそれぞれ「利益」または「損失」となります。

 

株やFXのように、「決済するまで損益が確定しない」という訳にはいきません。

 

FXオプションの「仕掛け」「満期・決済」のそれぞれの損益が税金計算上の損益にもなっているからです。

 

ということで、仕掛け・決済の度にこの欄に記入することにしています。

 

玉帳 最終損益

 

4番目に「1/8満期 0円」となっているのが、先程のプットオプションの満期時のものです。

 

仕掛け時には38,360円を受取っていて利益計上しているのですが、その記入はポジションを作った昨年2019年の玉帳にあります。

 

こうすることで、この玉帳で税金計算もできます。

 

玉帳からの2020年月別損益

 

玉帳を記入することで、毎月の損益管理も簡単にできます。

 

2020年度 毎月の確定損益

 

  • 1月 345,680円
  • 2月 125,700円
  • 3月  29,200円

 

3ヶ月間の確定損益合計は500,580円です。

 

含み損も考慮した総合損益も意識しながら、この確定利益を伸ばしていけるよう、頑張ります。


FXオプションからのスワップ投資 目次

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

FXオプションで使っているのはサクソバンク証券です。

 

2020/04/06


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