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【運用通貨選び】FXオプションからのスワップ投資 売買ルール

高スワップポイント 失敗の元 FX 運用通貨

前回、運用前の準備として「使うテクニカル指標と運用前のMT4設定」について書かせていただきました。

 

今回より、売買ルールに従って、FXオプションからのスワップ投資の考え方をやり方をご紹介いたします。

 

まずは、FXオプションからのスワップ投資で重要となる「運用通貨選び」についてまとめました。

 

 

運用通貨ペア選び 3つの基準

 

この運用法をする際の運用通貨は、以下の基準で選んでいます。

 

  1. FXオプションとFXの両方で取り扱いのある通貨ペア
  2. 長期的な方向性に自信が持てる通貨ペアにする
  3. プラススワップポイントで長期保有ができること

 

ここで大切なのは、「1⇒2⇒3の順番に運用通貨ペア選びをすすめること」です。

 

「米ドル円」を運用対象通貨としたのは、この3つの基準でこの順番で選んだ結果です。

 

  • 3つの基準
  • 1番から順番にやる

 

2つとも重視しているポイントです。

 

先に書いておきますが、この運用法を「高スワップポイントを基準に選ぶのは止めた方が良い」です。

 

理由は記事の中で書かせていただきます。

 

その1:FXとFXオプションの両方で取り扱いがある通貨ペア

 

FXオプションを使うため、FXだけでなくFXオプションでも取り扱いがある通貨ペアが運用対象になります。

 

サクソバンク証券でFXオプションの取り扱いがある通貨ペアは、43銘柄です。

 

FXオプション 取扱ペア一覧(2019年12月現在)

 

  • 豪ドル/円
  • 豪ドル/ニュージーランドドル
  • 豪ドル/シンガポールドル
  • 豪ドル/米ドル
  • カナダドル/円
  • スイスフラン/円
  • ユーロ/豪ドル
  • ユーロ/カナダドル
  • ユーロ/スイスフラン
  • ユーロ/チェココルナ
  • ユーロ/英ポンド
  • ユーロ/ハンガリーフォリント
  • ユーロ/円
  • ユーロ/ノルウェークローネ
  • ユーロ/ニュージーランドドル
  • ユーロ/ポーランドズロチ
  • ユーロ/ロシアルーブル
  • ユーロ/スウェーデンクローナ
  • ユーロ/トルコリラ
  • ユーロ/米ドル
  • 英ポンド/豪ドル
  • 英ポンド/カナダドル
  • 英ポンド/スイスフラン
  • 英ポンド/円
  • 英ポンド/米ドル
  • ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ
  • ニュージーランドドル/円
  • ニュージーランドドル/米ドル
  • 米ドル/カナダドル
  • 米ドル/スイスフラン
  • 米ドル/中国元
  • 米ドル/ハンガリーフォリント
  • 米ドル/イスラエルシュケル
  • 米ドル/円
  • 米ドル/メキシコペソ
  • 米ドル/ノルウェークローネ
  • 米ドル/ポーランドズロチ
  • 米ドル/ロシアルーブル
  • 米ドル/スウェーデンクローナ
  • 米ドル/シンガポールドル
  • 米ドル/トルコリラ
  • 米ドル/南アフリカランド

 

サクソバンク証券は欧州系のFX業者のせいか、取り扱いペアは「ユーロ」「米ドル」「英ポンド」がらみが多いのが特徴です。

 

米ドル円やユーロ円など主要通貨ペアはあるのですが、トルコリラ円や南アフリカランド円やメキシコペソ円はありません。

 

その代わり、「ユーロ/トルコリラ」や「米ドル/南アフリカランド」、あるいはポーランドズロチなどの東欧通貨の取り扱いがあります。

 

この組み合わせを念頭に「その2」にすすみます。

 

その2:長期的な方向性に自信が持てる通貨ペアにする

 

長期的に「上昇しそう」あるいは「下落しそう」という方向性が見えているような通貨ペアを運用対象にします。

 

私が選んだ米ドル円は、「将来的には円安になりそうだ」という見通しをもっています。

 

これは、日米の経済格差・人口増加ペースの差などで米国優位が続く限り、それは為替相場に反映されることになるという読みからです。

 

とはいえ、これは5年・10年単位の長期的な見通しです。これからも、不定期に円高はあるはずです。

 

そういう円高期は「利益を増やす時期」するつもりでいます。

 

無論、10円や20円クラスの円高でポジションが飛ばされたりしないよう、油断せずにやっていかねばなりません。

 

この見通しは個人的なものです。でも、こういった運用では「見通しに自信のある通貨ペア」を売買することが大切になのです。

 

それは「見通しに自信の持てない通貨ペアは長期保有できない」からです。

 

自信のある通貨だからこそ、長期保有して10円以上の大きな上昇益を狙っていけるものです。

 

見通しに自信がないと、「ちょっと上昇すると利益確定」したくなるものでもあります。

 

薄利決済を続けていけば、こういった長期投資で資産を大きく増やすことは難しくなります。

 

  • 小さな値動きはFXオプションで取る。
  • 大きな値動きはFXで取る。

 

この考えを実行に移すために大切な部分です。

 

その3:プラススワップポイントで長期保有ができること

 

長期的な方向性が見えている通貨ペアポジションが「プラススワップポイント」であることも重要です。

 

私が長期保有するのは、FXでもFXオプションでも「米ドル円買いと同じ性質」のポジションが中心です。

 

つまり、この3つです。

 

米ドル円買いと同じ性質のポジション

 

  • 米ドル円買いポジション
  • 米ドル円コールオプション買い
  • 米ドル円プットオプション売り

 

いずれも「米ドル円上昇で利益・米ドル円下落で損失」という性質のものです。

 

FXでの米ドル円買いポジションは、今後も数年はプラスワップポイントだろうと思います。

 

長期保有が前提の運用ですので、数ヶ月ポジションを持つのは普通です。

 

当然ながら、スワップポイントの累積も大きくなるので、マイナススワップポイントだと、この累積だけで嫌になってしまうこともあります。

 

つまり「マイナススワップポイントポジションは、長期保有が難しい」ということです。

 

高スワップポイントありきは失敗の元

 

先程「この運用法は高スワップポイントを基準に選ぶのは止めた方が良い」と書きました。

 

トルコリラや南アフリカランドやメキシコペソがらみの運用も可能ですが、それはおすすめしません。

 

それは、「高スワップポイント運用」が「長期的な方向性に自信が持てる通貨ペアにする」という原則から外れてしまうことが多いからです。

 

例えば、私はランドやトルコリラは長期的に下落傾向とみています。

 

「高スワップポイント」を受け取れるポジションは、当然ながらこれらの高金利通貨を「買う」ポジションになります。

 

そうなると、「下げると思うけど買っている」という形になりやすいです。

 

一番厄介なのは、高スワップポイント基準で通貨選びをすると、なぜか「この通貨は上がりやすい」と思ってしやすいことです。

 

  • 「長期的な方向性に自信が持てる通貨」⇒「スワップポイント」

 

この順番で運用通貨選びをするのと・・

 

  • 「スワップポイント」⇒「長期的な方向性に自信が持てる通貨」

 

この順番でやるのとでは、選び出す通貨ペアが違ってきます。

 

前者の方が、安定した運用ができる通貨ペアを選ぶ出せるはずです。

 

運用通貨選びは、大きな為替変動時に大きなア影響を及ぼします。将来的に暴落しにくい安定した通貨ペアをお選びくださいませ。


FXオプションからのスワップ投資 目次

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

FXオプションで使っているのはサクソバンク証券です。

 

2019/12/26


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