【毎日更新】スワップポイントサヤ取り(異業者両建)の低リスクなやり方

スワップポイントサヤ取り

両建にすることで為替変動リスクを低くしておいて利益をコツコツと積み上げていくのが、スワップポイントサヤ取りです。買いポジション用FX業者と売りポジション用FX業者、2つのFX業者を使ってスワップポイント差を利益に変えていきます。

 

この運用法が始めての方は、まずは【最重要】相場急変動のリスクについてからお読みになってください。

 

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最新更新日2024年11月6日 9:30

 

通貨ペア名

買い口座

売り口座

米ドル円
スワップポイント14円

ヒロセ通商 GMOクリック証券FXネオ

ユーロ円
スワップポイント36円

みんなのFX

 

外為どっとコム

 

トライオートFX
岡三証券 くりっく365

英ポンド円
スワップポイント26円

ヒロセ通商 セントラル短資FX

豪ドル円
スワップポイント差10円

くりっく365ラージ 岡三証券 くりっく365

NZドル円
スワップポイント差15円

トライオートFX みんなのFX

スイスフラン円
スワップポイント36円

トライオートFX 岡三証券 くりっく365

カナダドル円
スワップポイント差25円

トライオートFX みんなのFX

トルコリラ円
スワップポイント15円

GMOクリック証券FXネオ 岡三証券 くりっく365

南アフリカランド円
スワップポイント25円

GMOクリック証券FXネオ 楽天FX

メキシコペソ円
スワップポイント差51円

GMOクリック証券FXネオ

 

みんなのFX
岡三証券 くりっく365

ユーロドル
スワップポイント差9.8円

セントラル短資FX 岡三証券 くりっく365

 


 

通貨ペア名の下「スワップポイント差●●円」をクリックすると、詳細ランキングページに移動します。

 

私の各通貨の必要資金・資金配分目安は下記ページにてまとめています。

 

 


 

2021年の私の当面の資金配分の方針は2019年フラッシュクラッシュの教訓と資金配分4つの心得で、現時点の考え方などはスワップポイントサヤ取り(異業者両建て)運用状況にて記事にしていきます。

 

 

 

最適組合せ過去データ(1週間目安)

 

異業者両建て(スワップポイントサヤ取り) 過去データ

 

補足事項

  • この比較は、この時間にFX会社公式ページで発表されているスワップポイントをもとに作成しています。夕方発表あるいは翌日発表しているFX業者の場合は前日のスワップポイントでの比較になります。
  • くりっく365ラージは、くりっく365口座から注文が出せます。1枚10万通貨・手数料有となっていて、上記スワップポイントは1万通貨に換算したものです。
  • スプレッドが広すぎるFX口座はランキングから外しています(基本5銭・トルコリラ円は8銭目安)。
  • スワップポイント発生なしの口座があるときは、「前回値」あるいは「全体更新せず」のどちらかで対応させていただきます。
  • 3倍デーなど複数発生の日は1日換算、小数点以下は四捨五入
  • 私の仕掛け基準20円に達した通貨ペアのみ個別ランキングページへのリンクがあります。
  • サクソバンクスプレッドは前月実績平均値です。
  • くりっく365はどこの業者を使っても同じスワップポイントです。
  • ヒロセ通商ーJFXは同グループ会社でスワップポイントは同一のためヒロセ通商のみ表記(個別ページではJFXも表記)
  • DMMFX−外為ジャパンは同グループ会社でスワップポイントは同一のためDMMFXのみ表記(個別ページでは外為ジャパンも表記)
  • 参考:DMMFXと外為ジャパンは、外為ジャパンのほうが1000通貨売買可能という違いがあります。
  • マネースクエアは手数料負担が大きいため、デューカスコピージャパンは値洗い制度のため最適組合せには入れていません。
  • 1万通貨(南アフリカランド円は10万通貨)当たりのスワップポイント差です。

 

スワップポイント差は短期的に急拡大することがよくありますが、定着するかどうかはわかりません。新規の仕掛けは一定期間観察してからがおすすめです。

 

1回の利益額は少ないのですが、毎年手堅く利益を出してきました。大きな含み損などは気にせずに積み上げられる利益ですので、私はこれで満足しています。

 

ここまでの累計成績と年度別成績

 

2010年から始めた運用成績の推移です。

 

 

単年度損益

運用損益

累計損益

2010年

516、440円

516,440円

2011年

26,050円

542,490円

2012年

181,660円

724,150円

2013年

170,708円

894,858円

2014年

491,036円

1.385,894円

2015年

1,042,533円

2,428,427円

2016年

1.328,987円

3,757,414円

2017年

200,818円

3,958,232円

2018年

1,155,688円

5.113.920円

2019年

249,334円

5.363,254円

2020年

258,697円

5.621,951円

2021年

509,450円

6,131,401円

2022年

352,380円

303,087円

6,786,868円

2023年

483,248円

2,859,161円

10,129,277円

2024年

192,163円

306,235円

10,627,675円

合計

7,159,192円

3,468,483円

10,627,675円

 

  • 運用損益は、利益金を運用して発生した損益です。
  • 2022〜2024年1月まではビットコインを保有していました。
  • 2024年1月〜:米国株保有中です。

【最重要】相場急変動のリスクについて

 

当サイトでは、「強制ロスカットされにくい運用」を心がけています。

 

その理由は、スワップポイントサヤ取り最大のリスクが「相場急変時の為替変動で片方のポジションが強制ロスカットされてしまう事」にあるからです。

 

例えば、こういう現象です。

 

 

相場激変時には、通常時では起こりえないことがつぎつぎとおこります。

 

相場激変時の特徴

 

  • 相場激変時は、逆指値もスベって不利に約定することがある。
  • 約定拒否が起こることもある。
  • スプレッドが大きく拡大することが多く、片方のポジションだけ決済されることもある。
  • 大きく下がってから、大きく上昇などの往来気味の値動きも多い。

 

こういう時に、資金的余裕のないスワップポイントサヤ取りポジションを保有していると、大きな損失の元にもなりかねません。

 

それを防ぐために、最大限の配慮をしてやっています。

 

私の資金配分基準は、相当大きな余裕を持たせてやっています。

 

この基準でも、戦争・スイスショックなど一気に数千pips変動するようなときに該当ポジションを保有していれば、対応しきれないこともありえます。

 

なので、絶対ではありません。

 

でも、かなりの部分は防げると思います。

 

スワップポントサヤ取りは、毎日少しづつのスワップポイント差を利益をとして積み上げていくものです。

 

相場急変時の大きな損失は、積み上げた利益数年分を超えてマイナスになってしまうことさえもあります。

 

僅かな利益を何年も積み上げていき、一瞬に急変動で全てを失う、これでは元も子もないですよね。

 

当サイトの読者には、そのような思いはして欲しくはありません。

 

この運用法をされる方は、この部分のリスクを十分にご理解のうえ、私並みの余裕資金を確保しながら、常に余裕のあるポジション維持をされることを強くお勧めいたします。

 

短時間で元本を大幅に減らすリスクには、十分な余裕資金を維持することが最良の対策です。

 

必要資金目安は、下記ページにて状況に応じて変更しています。

 

 

くどいようですが、このリスクを軽く見るような運用体制は、絶対にお避け下さい。

 

 

そういう想いを込めて、自分の売買ルールを作っています。

 

スワップポイントサヤ取り売買ルール

 

準備

 

準備でやることは以下の3つです。

 

  • 通貨ペア選び
  • 運用口座選び
  • 資金配分

 

ます、スワップポイント差が開いている通貨ペアがあるかどうかの確認をします。

 

使う予定のFX口座のスプレッドもも確認してスプレッドコスト回収日数などを考慮して両建てポジションをつくるかどうか決めます。

 

スプレッドコスト回収日数とは、両建てで使う2つのFX口座のスプレッド分をスワップポイント差利益で埋めるのにかかる日数のことです。

 

 

1〜2カ月かかることもあるので、それでもポジションを作るかどうかの検討をします。

 

私は、十分なスワップポイント差が開いているときであれば、スプレッドコスト回収日数が2カ月弱でもポジションをつくるときもあります。

 

ポジションを作るかどうか決めたら、次は資金配分です。

 

自分が寝ている間にポジションが強制ロスカットされるような事態を防ぐことを想定して決めます。

 

  • 買いポジションに入金する資金
  • 売りポジションに入金する資金
  • 相場変動に合わせて追加入金するための予備資金

 

リスクを減らしてやっていくために、ここの基準はとても重要です。私は、過去の相場変動も考慮して決めています。

 

 

以上、より詳しい説明は以下にてまとめています。

 

 

仕掛け

 

仕掛ける通貨ペアと使うFX口座を決めて、資金を入金したら、両建てポジションをつくります。

 

考え方などについては以下にて詳しくまとめています。

 

基本的に、成行注文で時間をかけずにサクッと作っています。

 

長年やっていて、これがストレスも少なく一番良い方法だと感じています。

 

ただ、指値注文などを使ってちょっとだけ約定値を有利にしたいという方もいるだろうと思います。

 

ポジションを作るコツとしては、以下の記事を参考にして頂けるかと思います。

 

 

日々の管理

 

両建てポジションを作った後、毎日やっておくことが2つあります。

 

  • 余裕資金確認・資金移動の検討/li>
  • 日々のスワップポイント変動

 

ポジションを作って数日もすれば為替レートも動いてきます。

 

両建てポジション全体の含み損益に大きな影響はないものの、2つの口座は「含み益が出て余裕資金が増えた口座」と「含み損となって余裕資金が減った口座」に分かれます。

 

動きが大きくなってくると、この余裕資金の差はさらに大きくなります。

 

フラッシュクラツシュのような短時間の急変動リスクを考慮すれば、含み損が増加して最低限維持する余裕資金ラインを割ってきたら予備資金の入金をします。

 

更に入金する資金が足らなくなるようであれば、含み益で余裕資金の増加した口座の資金を出金して動かすこともあります。

 

余裕資金管理の考え方

 

  1. 予備資金を余裕資金が減った口座に入金
  2. 為替レートが更に動いて、余裕資金が減ってしまった・・・
  3. 含み益が出て余裕資金が増えた口座から出金⇒銀行口座⇒含み損となって余裕資金が減った口座に入金
  4. 為替レートが更に動いて、余裕資金が減ってしまった・・・
  5. 余裕資金が維持できなければ一旦決済する。

 

資金移動について

 

資金移動の際、「頻繁な出金」は避けるようにしています。

 

どこのFX口座も出金手数料は無料ですが、これはFX業者が銀行手数料を負担してくれているお陰です。つまり、頻繁に出金を行えばFX業者の負担が増すことになります。

 

こういう費用負担が大きくなれば、FX業者の経営基盤を悪化させる可能性もあます。

 

そして、将来的な出金手数料有料化やスプレッド・スワップポイント条件の悪化に繋がりかねません。

 

現在でも、「取引を伴わない頻繁な出金行為は口座凍結できる」という規定を持つ口座もあります。

 

この運用法で実際に口座凍結されたという話は聞いたことはないのですが、油断はできません。

 

入金して口座凍結というケースはないと思われるのですが、出金を細かく行ったりするのは控えるようにした方が良いです。

 

私は、出金は多くても月1回程度としています。

 

それ以上出金しないと両建てポジションを維持できないようなときは、一旦ポジションを決済することも検討しています。

 

 

決済

 

スワップポイントが変動してスワップポイント差が無くなったり、為替レート変動によって余裕資金が無くなったら、決済検討をします。

 

スワップポイント差が開いたままで両建てポジションを維持できる状況であれば、基本的に決済検討はしません。

 

環境が良いときは、1年以上ポジションを持ち続けることもあります。

 

決済も成行注文でサクッとやってしまうようにしています。

 

ただ、ちょっと欲張りたいときのコツなどは以下の記事で紹介しています。

 

 

絶対の方法ではないので、欲張りすぎないようご注意下さいませ。

 

私も、欲張って利益を失ったことが何度かありますので・・・。

 

全体的な注意点

 

全体を通しての注意点をこのページでまとめています。

 

 

記事で説明を加えていますが、5つの事にご注意ください。

 

  • その1:フラッシュクラッツシュは常に意識しておく
  • その2:スワップポイント逆転現象への対処を決めておく
  • その3:資金不足への対処を決めておく
  • その4:ゆったり利益を出すのに慣れる
  • その5:利益率を上げようとしない

 

なんでもない事ですが、この運用法をする際の根本部分の心構えとして、5番目の「利益率を上げようとしない」という考え方は大切だと思っています。

 

利益を出すのに慣れてくると、どうしても「同じ資金でもっと利益を増やしたい」と考えてしまうものです。

 

その気持ちは、この運用法では捨てた方が良いです。

 

この運用法で表向きの利益率を上げるのは簡単です。レバレッジを上げて必要証拠金を少な目にすれば良いからです。

 

でも、そうすればいずれはフラッシュクラッシュなどの急変動の餌食ともなりかねません。

 

フラッシュクラッシュのときは、スプレッドは信じられないほど広くなりますし、逆指値は大きく滑り、約定拒否だって起こります。

 

こんな時にポジションを刈られるのだけは防がねばなりません。

 

フラッシュクラッシュの時期には、私のところにも「やられました!」というメールを頂くこともあります。

 

その度に、心が痛むのです。皆様には、、そういう悲惨な経験はして欲しくありません。

 

そうならないためには、「この運用法での利益はほどほどでよい」と割り切るのが一番です。

 

私も、大きく利益をだすのは他の運用法でやろうという気持ちで続けています。

 

くれぐれも大怪我の内容、安全第一での運用をお願いいたします。

 

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スワップポイントサヤ取り 過去記事一覧

 

ちょっと便利かもしれない記事です。

 

 

2022年版 スワップポイントサヤ取り

 

 

スワップポイントサヤ取り 税金上の注意点

 



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