【準備編】スワップポイントサヤ取りの始め方2019年

スワップポイントサヤ取り

 

スワップポイイントを低リスクにやっていくうえで重要な部分です。

 

仕掛ける前にすべき2つの準備についてまとめています。

 

 

3つの準備

 

前回、スワップポイントサヤ取りの概要についてご紹介しました。

 

参考記事:スワップポイントサヤ取りについての概要【2019年版】

 

今回から「始め方」に入ります。

 

まずは「準備」です。

 

両建てポジションを仕掛ける前に3つのことを決めます。

 

  1. 通貨ペア選び
  2. 運用口座選び
  3. 資金配分

 

それぞれ注意すべきポイントを踏まえながら、解説させていただきます。

 

通貨ペア選び

 

運用対象となるのは「スワップポイント差の開いた通貨ペア」を狙います。

 

人によって基準はあるのですが、私は20円以上を仕掛けの目安にしています。

 

10円台の通貨ペアを仕掛けることもあるのですが、20円以上に拡大するまで待つことが多いです。

 

スプレッドコスト回収日数も計算する

 

ここで留意すべきポイントが「スプレッドコスト回収日数」です。

 

 

2口座分のスプレッドを利益で埋めていくのに必要な日数です。

 

  • 通貨ペア:米ドル円
  • A口座 1銭
  • B口座 0.3銭
  • スワップポイント差30円

 

米ドル円の1万通貨でスプレッド1.3銭はスワップポイントに換算すれば130円に相当します。

 

このケースでは、1日30円のスワップポイント差利益で埋めるのであれば、130円÷30円=4.33日となり、スプレッドコスト回収日数は約5日必要です。

 

米ドル円などのようにスプレッドの狭い通貨ペアは、それほど気にする必要はないのかもしれません。

 

気にするべきは、南アフリカランド円やメキシコペソ円などの新興国高金利通貨です。

 

表向きは、「スワップポイント差が大きく開いていることが多い」ため、スワップポイントサヤ取りでも人気があります。

 

ただ、スプレッドも広目です。このため、スプレッドコスト回収日数は1〜2か月かかることも普通にあります。

 

新規ポジションを入れる通貨ペアを選ぶときは、この辺を意識して選んでいます。

 

FX口座選び

 

スワップポイントサヤ取りでは、「買いポジション」と「売りポジション」で別々のFX業者を使います。

 

買いポジション用FX業者

 

買いポジションでスワップポイントを大きく受け取れるFX業者を使う。

 

売りポジション用FX業者

 

売りポジションでスワップポイント支払いの少ないFX業者を使う。

 

共通事項として、スプレッドにも注意が必要です。スワップポイントが同じ水準であれば、スプレッドが狭い口座を使う方が有利になるからです。

 

単純ですよね。

 

日々更新スワップポイントサヤ取り最適組合せで見つける

 

この辺は、私が毎日更新する「スワップポイントサヤ取り 最適組合せ」を見ていただくと良い組み合わせをみつけていただけると思います。

 

 

どの口座の組み合わせでどれくらいのスワップポイント差が開いているのか、すぐに確認できます。

 

20円以上スワップポイント差が開いている通貨ペアに関しては、個別ページも更新しています。

 

各口座のスプレッドなどは、この個別ページでご確認いただけます。

 

税金面にも留意

 

無税の範囲内でスワップポイントサヤ取りをやっていこうという方もいるかもしれません。この場合、「口座ごとのスワップポイント発生タイプ」も考慮が必要です。

 

参考記事:FX口座別 スワップポイント発生タイプ分類 2019年最新情報

 

例えば、こういうケースです。

 

  • 買い:くりっく365 70円受け取り
  • 売り:GMOクリック証券 50円支払い

 

この両建てポジションで、決済が来年となるような場合です。

 

くりっく365は、先程のページでみると「決済時口座反映タイプ」ですので、ポジションを決済するまではスワップポイント部分の損益は発生しません。

 

この組み合わせでは、具体的にこうなります。。

 

くりっく365口座

 

  • 今年 利益ゼロ円 税金ゼロ円
  • 来年 決済により損益発生

 

これに対して、GMOクリック証券は「発生時口座反映タイプ」です。

 

ポジションを決済しなくても、スワップポイント発生分はその年の損益として扱われます。

 

GMOクリック証券

 

  • 今年 マイナススワップポイント分だけ損失発生
  • 来年 決済により損益発生

 

無税の範囲を維持するポイントは2つあります。

 

今年;損失繰越をする

 

この場合、今年の損失分を確定申告で「損失繰越」の手続きをしておく必要があります。そうでないと、翌年の利益が大き目になるので無税の範囲を超えてしまうことがあります。

 

翌年:損失繰越を引く前の利益が無税の範囲に収まるようにする

 

職業によっても違うのですが、サラリーマンの雑所得20万円以内の場合、課税年度の利益が20万円を超えれば「確定申告不要枠」ではなくなります。

 

専業主婦なども、今年損失繰越+翌年度確定申告をしないと課税対象となる可能性もあります。

 

いろんなパターンがあるので、一概には言えないところです。

 

一番無難なのは、無税の範囲で納めたいのであれば、「損失繰越で差し引く前の利益が無税の範囲内」に収まるようにすると良いです。

 

細かい部分ですが、税金対策が絡んでくる場合は、この辺は重要なポイントになります。

 

尚、他にもFX取引があり確定申告をやられている方は、特にきにする必要はありません。

 

税金の部分は複雑になるので、税金カテゴリーでの該当部分をご参照ください。

 

 

こんな感じで、通貨ペアを決めて、使うFX口座を決めたら次は資金配分を決めます。

 

次回へ続きます。


2019年版 スワップポイントサヤ取り目次

2019/10/07


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