2022年 スワップポイントサヤ取りの好機到来か?

スワップポイントサヤ取り 10年間 教訓

 

スワップポイントサヤ取りは、2010年より公開運用を始めて2022年で13年目にはいります。

 

その13年の運用から得た教訓などをもとに、最後のまとめとさせていただきます。

 

 

12年間の経験を振り返る

 

スワップポイントサヤ取りのアイデア自体はFXを始めた頃からありました。

 

これまでもいろいろなサヤ取りをやっていたので、FXでもチャンスがあればやってみたいという気持ちはあったのです。

 

それから数年後、FX業界の激しい競争のお蔭で、スプレッド縮小とスワップポイント差の出る状況となったので実験的に始めたという流れです。

 

それが現在も続いています。。

 

公開口座として運用成績をまとめ始めたのが2010年頃からです。

 

 

ここまでの運用成績はこのページの「ここまでの累計成績と年度別成績」でまとめています。

 

2022年6月8日までの累計利益は6.138.431円です。

 

今でも毎日少しづつですが、利益を積み上げてきています。

 

毎日数百円〜数千円のスワップポイント差利益も、貯め続けていけば結構な金額になるものです。

 

この12年の間に年間利益100万円を超えた年も3回あります。

 

その一方で年間10万円にならない年もありました。

 

これまでの年度別成績はこんな感じです。

 

ここまでの累計成績と年度別成績

 

スワップポイントサヤ取り 管理簿 2021年12月31日 2

 

単年度損益

累計損益

2010年

516、440円

516,440円

2011年

26,050円

542,490円

2012年

181,660円

724,150円

2013年

170,708円

894,858円

2014年

491,036円

1.385,894円

2015年

1,042,533円

2,428,427円

2016年

1.328,987円

3,757,414円

2017年

200,818円

3,958,232円

2018年

1,155,688円

5.113.920円

2019年

249,334円

5.363,254円

2020年

258,697円

5.621,951円

2021年

509,450円

6,131,401円

2022年

7.020円

6,138,431円

 

随分、デコボコな損益ですよね。

 

この間、運用資金規模は変わりません。後半の時期に大きく増やしたりはしていません。

 

それでも後半に、累計利益のほとんどを出しているんです。

 

これには理由があります。

 

運とかではないんです。

 

前半の数年間の利益が少ないのは、いろいろと実験を繰り返して利益を削っていたからなんです。

 

つまらない実験をしなければ、前半の5年間の利益はあと数百万円増やせたかもしれません。

 

この現実を教訓的に書けば失敗を重ね数百万円の利益を削ってしまったということでもあります。

 

この実験は、誰もがやってしまいがちなことですので、ここで書かせていただきます。

 

反省:実験をやり過ぎた

 

「スワップポイントサヤ取りで、もっと利益を増やそう!」

 

2014年くらいまで、そのことに夢中でした。

 

おそらく、この運用法を始めると、ほとんどの方がいろんな試行錯誤をするはずです。

 

私も2010年に簡単に50万円くらいの利益が出たので、それを100万円以上に増やそうと頑張っていました。

 

両建てポジションを維持するだけで利益になるわけなので、それで数百万円利益出せれば最高ですもんね。

 

でも、頑張って工夫した4年間くらいは利益が減っていて、諦めで何もしなくなった後半の5年間は念願の年間100万円の利益が出るようになっています。

 

皮肉なものですよね。

 

「頑張らない方が成功する」

 

これもポイントかもしれませんね。

 

「逆指値」を入れるやり方など、ネット上で出てくるような方法はほぼすべて実験したと思います。

 

全ての実験は「利益率を伸ばすために余裕資金を減らした運用を可能にする」ために行っています。

 

どれもうまくはいかなかったのです。

 

逆指値を入れる方法とともにギリギリの証拠金で両建てポジションを作ったりもしました。

 

「損失を出す方に逆指値・利益が出る方に指値」

 

こうすれば、ほぼ同時間に両方のポジションが決済されそうなので、リスクを高めずにできる感じがします。

 

机上の計算では年間20%以上の利益が狙えるようなシミュレーションだって可能です。

 

でもですね。

 

これやると、夜も眠れなくなるんです。

 

両建てポジションが維持できているか気になってしょうがない。

 

片方のポジションだけ決済されている最悪の状況が起きていたらどうしようなんて想像が頭から抜けないんです。

 

実際のところ、「片方のポジションが残る」なんて現象は本当に起きます。

 

どうやっても、「片方のポジションが残るリスク」はゼロにはできません。

 

こうなってくると「手間なく利益を出す」なんて無理です。

 

私のような小心者は、気になってしょうがない。

 

散々試行錯誤したのに、手間もかかるし、ストレスも貯まる。

 

だからといって、利益が劇的に増えるものでもありません。

 

割に合わないんです。

 

ほかにも「余裕資金を減らす方法」はいくつか実験しました。

 

これに関する実験のほぼすべてが損失をだして利益を減らしただけで終わったのです。

 

その損失のせいで、前半5年間の利益は少なくなってしまったのですが、全く無駄というわけでもありませんでした。

 

読者の皆さんが、同じような失敗をするのを防ぐ効果もあるはずです。

 

それと、これらの失敗によって、私なりのやり方がほぼ確立して、後半の5年間で利益を増やすことができたからです。

 

前半の失敗の教訓として、「手堅くやっていくための基本方針」が固められました。

 

利益を手間なく伸ばしていくために大切なのは、「長期保有」「余裕資金の確保」です。

 

長期保有で利益を伸ばす

 

この運用ではスプレッドコスト回収日数を意識することが大切になります。

 

多分、最初のうちは短期売買気味になるだろうと思います。

 

ご想像のとおり、短期売買を続けるとなかなか利益が溜まりません。

 

一度ポジションを作ったら、スワップポイントが大きく変動しない限りは長期保有を基本とするとよいです。

 

スプレッドコスト回収日数が終了して利益が出るようになったら、そのまま両建てポジションを維持し続けます。

 

スワップポイント差があり、余裕資金が確保できる限り保有し続ける方が良いことが多いです。

 

スワップポイントが少々縮小しても、他に良い組み合わせが無ければ、そのまま保有し続けていきます。

 

何カ月でも保有し続けていけば、毎日数百円〜数千円の利益は、数万円〜数十万円と膨らんでいきます。

 

たまに口座管理画面をチェックしながら、その利益増加を楽しんでいます。

 

余裕資金の確保

 

余裕資金を確保していくことで短期の急変動でも強制ロスカットされない状況が作れます。

 

この部分、連載中にも何度も書かせていただきました。

 

強制ロスカットの恐怖を味わないために絶対におろそかにしてはいけないポイントです。

 

最近始めた方は「こんなに余裕資金を持たせる必要はない」と感じている方も多いはずです。

 

ここ数カ月は、大きな変動が少ないのでその気持ちは当然です。

 

過去2年くらいの値動きをみても、「フラッシュクラッシュ」以外は激しい変動は少ないので、「もっと少なくてよい」と考えるたくもなります。

 

でもですね。

 

急変動は突然くるんです。

 

特に、2019年1月のフラッシュクラッシュは、想定外のものでした。

 

豪ドル円や米ドル円の先進国通貨が大きく動いたからです。

 

これまで、このような値動きは南アフリカランド円などの新興国通貨でしか起きないと思っている部分もあったのが覆されたのです。

 

大きな下げといっても、数日〜数週間かけて大きく下がるのであれば、いかようにでも対応できます。

 

でも、2019年の「フラッシュクラッシュ」みたいに、短時間で乱高下するようなのは入金さえ間に合わないスピードで動きます。

 

これで強制ロスカットを逃れるには、余裕資金を厚くしておくしか対応策はないです。

 

余裕資金を厚くしておくだけで、日々のストレスも相当減らせるます。

 

「手間なくのんびり利益を増やす」を本当に実現するために、余裕資金は重要な役割を持ちます。

 

2022年 金利上昇時代は好機か?

 

2022年に入り、世界情勢は大きく動き出しています。

 

コロナ騒動も終息してきて、経済の本格稼働が大きなテーマとなっています。

 

それとともに、急激なインフレが始まり、それを抑えるための金利上昇も始まりました。

 

日本はまだ低金利政策を続けています。

 

これによって、円絡みの通貨ペアのスワップポイントも急上昇中という状況です。

 

こういう時期は、スワップポイント差も開き易いんです。

 

全体のスワップポイント水準が上昇すると、FX口座間のスワップポイント差も開き易いからです。

 

スワップポイントA口座20円:B口座ー10円というのは、FX口座間で10円のスワップポイント差であり、割合でみればFX口座間では2倍と大きなものです。

 

でも、単純にスワップポイント差としてみれば10円と僅かなものにすぎません。

 

これが、A口座100円:B口座ー65円となると、割合でみれば1.5倍程度に過ぎないのですが、スワップポイント差は35円差と大きなものになります。

 

過去の経験からも、スワップポイント水準が高くなればなるほどスワップポイント差は大きく拡大する傾向があります。

 

実際にどのようになるかは、これからの楽しみです。

 

少なくとも、ここ数年の低スワップポイント差傾向よりは、大きな利益が出せるかなと期待しています。

 

しっかりと、稼いでいきましょう!


2023年版 スワップポイントサヤ取り目次

2023/09/01


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