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売買数量増加 留意している4ポイント

前回の話をより具体的に説明させて頂きました。今の私の理想形です。売買数量増加のタイミングとして具体的に留意している部分は以下の4点です。

 

  • ちょっと調子が良いくらいで増やさない。
  • 絶好調のときにポジションを増やさない。
  • 一番の理想は不調期を脱したと思われるタイミング
  • 気持ちがなえている時は見送る。

 

前回書いたことをより具体的にしたものです。

 

参考:その7:売買数量を増やすタイミング

 

ここは、私のMT4運用では一番気を使っている部分です。以下、補足させていただきます。

ちょっと調子が良いくらいで増やさない。

EAを稼働し始めてすぐに好調な成績を出したときは気持ちを抑えるようにしています。新しいEAを動かし始めた時は、ちょっとドキドキするものです。ただでさえ、興奮気味です。

 

こういう時に、好調が継続してそのまま利益が勢いよくつみあがると気持ちは更に盛り上がり錯覚しがちになります。

 

恋愛であれば、一時の感情で燃え上がるのはそれはそれでよいものです。そのまま結婚して幸せな夫婦も大勢います。

 

でも、自動売買ではご法度です。

 

ご存知の通り、現実にはほどほどのところで好調モードは終了します。私は、このパターンで売買数量を増やして成功した経験はほとんどありません。

 

絶好調のときにポジションを増やさない。

 

でも、好調の勢いがさらに増して絶好調ともいえる状況になることもあります。こうなると、値動きも軽くなるせいか気持ちも軽くなりがちです。

 

毎日のように利益がガンガン積み上がる状況ですので、当然気持ちも大きくなるものです。ここで、売買数量を大幅に増やしたくなる気持ちもさらに盛り上がります。

 

私も人間なので気持ちは盛り上がるのですが、ここはグッとこらえるようにしています。

 

既に書きましたが、こういう「大儲けできそう」と期待していて逆の結果がでるとショックも大きく、心理バランスが大きく崩れて大損への道に入るきっかけになることもあるからです。

 

人は心理バランスが崩れだすと、奇抜な発想で行動してしまう傾向もあります。

 

例えば「自動売買の損失を裁量トレードで取り戻そう!」などです。

 

冷静に考えれば、この行動が間違っていることは誰にでもわかります。純粋に自動売買で勝とうとしているのですから、裁量トレードで勝とうが負けようが本筋からは外れてしまっています。
でも、現実にはやりがちな行動で、ほぼ100%裏目にでて傷口を広げる結果となります。

 

こういう事態を恐れるため、私はここのタイミングでの売買数量増加は行いません。

 

一番の理想は不調期を脱したと思われるタイミング

 

売買数量を増やすタイミングとして理想としているのが「不調期を脱したと思われるところ」です。

 

気分的には、まだまだ弱気の時期ですがこういう時であるからこそ堅実にできます。

 

「不調期を脱したと思われるタイミング」というのは、成績的には収支トントンくらいのときです。まだまだ、先行きに強気になれるときではありません。

 

一般的には「ここで増やすのってどうなんだ」と思ってしまう場面もよくあります。それだけに、無理な行動はしません。

 

ただ、心理的にやりにくい時というのは跡から見えると絶好のタイミングということが多いのも事実です。実際、このタイミングで売買数量を増やすと後から見れば「なかなかのこう判断だった」と思えることが多いです。

 

どちらかというと、「勇気を出して売買数量を増やす」という感じになります。経験上、こういうときに売買数量を増やしたときほどその後の成績推移がスムーズです。

 

気持ちがなえ過ぎている時は見送る。

 

この辺で売買数量を増やせばよいと感じてはいても、どうしても踏み出せないときもあります。

 

そういう時は見送ります。

 

心理的に気持ちが萎え過ぎている時は、やめた方がよいです。後からみれば「あそこがチャンスだった」と感じることになるかもしれませんが、その悔しさは次回に生かせます。

 

「自分の見通しはあっていた。」

 

おそらく、こういう経験を何度かすることになります。そのたびに悔しい思いをするかもしれません。そのうち、勝負ができるようになってきます。

 

これは、裁量トレードで運用技術を磨く過程と似ています。

 

裁量トレードでも、「ここはポジションを作る時期」と感じても手を出せないことがあります。運用技術の向上とともに、徐々にポジションが作れるようになります。自動売買でも、最初は出来なくてもいずれは出来るようになります。なので、出来るようになるまで待てばよいと思っています。私は、そうやってやっています。

MT4使い方2016 目次

「MT4使い方2016」の目次です。

 

 

 

2016/10/10


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