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その6:絶不調時にEAを止めない

絶不調時にはEAを止めないようにしています。その理由についてまとめています。

絶不調期にすること

私は、EAの調子が大崩れになったときは余程のことがない限り止めません。

 

この原則が通用する前提

 

  • EAが「翌日に持ち越さない」ものであること。
  • 損きり幅に上限があり連敗しても許容範囲であること。

FX 絶不調

大崩れになると大きな損きりを連発するEAはそもそも使っていません。でも、どんなEAでも5連敗や10連敗する可能性はあります。なので「もしも10連敗してもこれくらいの損失で済む」と許容できるものを使っています。

 

そして「翌日に持ち越さないEA」というのも重要です。これはEAが乱調気味のときに為替相場も大荒れになって、スプレッドが通常よりも拡大しているときに運悪く刈り取られてしまうことを防ぐためです。

 

MT4は、どこも朝方のスプレッドがかなり拡がる傾向があります。これに、為替相場の大荒れが加わると更に拡がって、最悪の場合余裕のあるはずのポジションが刈り取られてしまうこともあります。

 

「EA自体の調子が悪くなると運まで悪くなる」

 

こんな経験をしたことは誰にでもあると思います。私もあります。気持ちの持ちようの部分もあるのですが、不思議なほどよくあります。

 

そして、恐ろしいことにこの現象は自動売買でも起こります。人間も自動売買も似たようなところがあるんですよね。

 

いずれにしても、ただでさえEAで損失を連発しているのに、ロスカット刈りにまであっているという状況が重なるとほとんどの人は自動売買が嫌になるだろうと思います。私もその一人です。なので、そういう最悪の状況は防ぐようにしています。

絶不調期が勝負時

そして、慎重にEAを選んでも絶不調の時は必ず、そして定期的に訪れます。この周期からは逃れようがありません。

 

私にとってはそこが「勝負時」です。それだけ損きりが続いても耐え抜く試練の時と決めているからです。ただ限度は決めています。その限度とは、口座に入金してあるEA「運用資金が底をつくまで」です。

 

追加入金はしません。私は「このEAなら信用に値する」というものしか使いません。

 

そう決めた以上、とことん信じ抜くことにしています。

 

これは「EAを信じた自分の判断を信じる」という意味もあります。実は、この「信じ抜く」というのは利益を大きくするうえでも大切です。信じ抜けないEAを使っていると、決済まで待てずに小さな利益で手動決済などをしたくなるからです。

 

「私はEAを信じている」と口で言うのは誰にでもできるのですが、それを実際に実行して「信じ抜く」のは案外難しいものです。

 

その言葉が真実かどうかを試されるのが「絶不調期」であると思っています。

 

「夜明け前が一番くらい」

 

相場の世界では、よく使われる格言です。絶不調期というのは真っ暗闇の時期そのものなのですが、そこを耐えきると光明が見えてくるものでもあります。

MT4使い方2016 目次

「MT4使い方2016」の目次です。

 

 

 

2016/09/28


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