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MT4EA 個別売買ルールの中身

MT4では。EAごとに簡単な売買ルールを作っています。その基本的な項目と考え方についてまとめました。

MT4EA運用 2本の柱

私のMT4運用は2本の柱から成り立っています。

 

  • EA選び・EA作り
  • 運用ルール

 

前回まではEA選びの部分について説明させていただきました。EAを稼働させてからの資金管理や稼働停止などの決まりごとが運用ルールです。この辺は、裁量トレードでやっていることと同じ流れです。裁量トレードでは、売買ルールは運用法選びと同等の重みがあります。

 

ただ、MT4での自動売買ではそこまでのものではありません。大体以下の項目を簡単にまとめておくようにしています。

 

  • 資金管理
  • 売買数量・売買数量を増やすタイミングの目安
  • 停止する目安

売買ルール 項目補足

資金管理

 

そのEAを動かすために口座に入れておく資金です。基本的にEAでの運用開始をしたら運用口座からの入出金はほとんどしません。

 

100万円と決めたら売買ルール変更まではその限度内でやります。

 

「入出金は基本的にしない」というのは私にとっては重要な部分です。

 

私の師匠林輝太郎の本にも「資金を限定せよ」という教えがあります。実際、入出金の多い口座というのはお金があまり増えない傾向にあります。

 

  • 損失がかさんでも追加入金はしない。
  • 調子が良くても無暗に資金を増やさない。

 

実は、これを徹底するだけでも投資運用で大損をする可能性はかなり減ります。裁量トレードでの資金限定の効用は今更語るまでもないのですが、この重要性は自動売買においても変わりません。

 

売買数量・増やすタイミングの目安

 

売買数量も固定しています。増やすタイミングも予め決めています。これにより、思い付きで売買数量を増やす愚をおかさないように注意しております。

 

売買数量を増やすタイミングを誤ったことが失敗につながるというケースは、案外多いものです。

 

参考記事:MT4失敗例その4:ポジションを増やすタイミングを誤る

 

運用ルール化しておくことでかなり落ち着いた運用ができます。

 

停止する目安

 

好調不調の波が激しいEAを動かす時は、「絶不調に入る可能性の高いパターン」が発生したところで停止するなどのルールを作ることもあります。

 

ただ、正直なところ停止ルールは作らないものも多いです。

 

EAを停止するときの基本的部分は、「裁量トレードの損きり」に近い形でやっています。暫く稼働させた後に、「このEAは駄目そうだ」と感じたところで停止させるというものです。

 

「適当すぎる」と感じる方もいるかもしれません。でも、実はこれが一番大損を防ぐ迅速な対応ができます。

 

  • EAの説明書に書いてあるロジックと実際の売買が違っている時
  • 実際に動かしてみたら想定以上にストレスがたまる。

 

こういう時だけでなく、稼働状況を見ていて「これはマズイな」と感じることはたまにあります。ある程度損失が出ていることも多く悔しい想いをする時もありますが、そこには拘らずに稼働停止させるようにしています。

 

これらの大まかな売買ルールを個別EAで決めて、実際の運用をスタートします。

 

稼働してから注意している共通点については次回まとめていきます。

MT4使い方2016 目次

「MT4使い方2016」の目次です。

 

 

 

2016/09/07


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