当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

MT4 EAに休みは必要なのか?

前回の続きです。私の理想とするエントリーパターン最後は「休みのあるEA」です。「休み」のあるEAを重視する理由についてまとめました。

裁量トレードでも自動売買でも「休み」重視するのはなぜか?

私は、裁量トレードでも「休み」を重視しています。その考えは自動売買でも同様で、EAでも「休み」は大切だと感じています。

 

商用EAの中には、常にポジションを持ち続けてタイプもあります。所謂「休みのないEA」です。こういうEAは、ミラートレーダーでの自動売買で過去に何度も使っています。

 

このタイプのEAは、調子を崩すと短期売買でも長期売買でも損失を連発する傾向にあります。売買数量1万や2万通貨でも月間損失額が10万円を超えることだって珍しくありません。

 

裁量トレードでも自動売買でもこういう売買を見ているといつも思うのです。

 

「たまには、休めばいいのに」

 

ビジネスでもそうですが、休日なのに休まず無理をしていると突然倒れたりしてしまいます。倒れることろまでいかなくても、仕事の効率は落ちてしまい、しっかり休んでいる方が成績が良いことだってザラです。

 

まあ、「休めない雰囲気の会社」というのもあるのでビジネス上は「休みを入れましょう」なんて無責任なことはここでは書けません。

 

ただ、FXは休みを入れた方が勝てます。

 

疲れやストレスを感じない自動売買でも、休みにはそれなりの効用があるようです。

「休み」は不調期の落ち込みを小さくしてくれる

MT4 休み

自動売買でも、ロジックが合わずに損失を連発する不調期は定期的に訪れます。裁量トレードであれば、こういう時期は「休み」を入れる時期です。

 

自動売買では「休み」を徹底することは出来ません。ロジック上売買シグナルが発生すれば調子を考慮することなくポジションを作るからです。それでも、売買の間に「休み」が入ることで不調期の売買回数はおのずと少な目になります。

 

不調期の売買回数が減れば損きりの回数も減り、損益曲線の落ち込みも緩やかになりやすく、そこから感じるストレスも減ります。こういうEAであれば、放ったらかしにしておいてもそれほど心配する必要は無くなります。

 

売買が数日に一回程度のEAでも3連敗や5連敗することはあります。

 

それでも、損きりと損きりの日が数日空いているせいかそれほど気にはなりません。

 

こういうEAは、口座にログインする回数も1か月に2〜3回程度と少な目です。毎日ログインしても売買があるわけではないので、自然にログイン回数は減っていくからです。

 

そのせいか、連敗中でも数週間空けて口座を開くと資金の減りが止まり増え始めているということもよくあります。こんな感じで、「休み」のあるEAは連敗時期もストレスは少な目のため長期的視野で資金を増やしていくのに向きます。

 

この辺は、感じ方が人それぞれ違うところでもあります。ここで書いているのは、あくまで私の所見ですのでご注意ください。


VPS代回収という焦り

MT4を24時間動かしておくには、VPS環境が必要です。私は既に書いたようにメモリ4G契約で年間4.5万円くらいの料金を払っています。

 

参考:MT4に不可欠VPS 無料と有料とメモリの話

 

「休み」を入れるEAが嫌いという方の理由には、「休ませているとVPS代金が勿体ない」という理由もあるようです。実際、メモリ1Gで安いVPS業者を使っても年間1万円以上はかかります。

 

参考:MT4 VPS比較

 

このVPS代金を利益で回収しようとする気持ちが強すぎると、EA選びにも影響がでかねません。短期で大きく稼いでくれそうなEAに走り易いという結果となる可能性があります。

 

ただ、ここはあまり気にし過ぎない方が良い気がします。私の場合、4GであればEAは6〜10くらい動かせるようなのですが、現在4〜5本で常に空きがあります。

 

ここは「勿体ない」と思うよりも、「従業員を雇った経営者」のような気持でいる方がうまくいきます。

 

  • 焦って従業員を沢山雇っても会社経営はうまくいかない。
    ⇒使うEAは厳選すべき。数を動かしても利益を生むとは限らない。
  • 従業員に休みを与えず働かせても利益は上がらない。
    ⇒休みを入れさせた方が運用が安定する。
  • 従業員は褒めて育てよう
    ⇒EAの長所を活かす運用を心掛ける

 

こんな具合です。まあ、最後については「EAを褒めてもしょうがないだろ」と反論されそうですが、例えなのでお許しくださいませ(笑)。

MT4使い方2016 目次

「MT4使い方2016」の目次です。

 

 

 

2016/08/31


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ