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第19歩 千里の道を歩むがごとく

この連載も今回が最終回になります。ここまで、私のサヤすべり取りの考え方を通じて、正しい運用法で成果を出すために必要なことを書き続けてきました。

 

あとは歩き続けていくだけです。しっかりやっていきましょうね。

 

凡人がFXで成功するためのステップ

場帳・グラフトレードは、毎日数分の積み上げによって運用技術を磨き続けながら利益を出していく運用法です。

 

世の中には、「誰でも利益が出せるようになれる」運用法は他にもあるでしょう。

 

でも、いずれも、日々の積み上げが必要なところは共通している部分のように感じます。

 

相場の世界に入ってから30年以上、「すぐに利益が出るようになる」と宣伝する運用法は山のようにみてきました。

 

しかしながら、その中で一つとして「すぐに利益が出るようになった」という話は聞いたことがありません。

 

どんな「正しい運用法」でも共通していることは・・・

 

「利益が安定するようになるまでは時間がかかる。」

 

・・・ということなんです。

 

運が味方しない限り、いきなり利益がじゃんじゃん出ることはありません。

 

だから、焦らないでください。

 

じっくりと、日々の実践を続けていきましょう。

 

日々の歩みは「千里の道を行くがごとし」です。

 

誰でも成功できる

 

私のやっていることは、日々ちょっとづつの作業なのでどんなに忙しくても問題はありません。

 

そして、才能もいりません。

 

だからこそ、誰にでも続けられます。

 

数字やパソコンに強いかどうかなんて適正もありません。

 

毎日、コツコツと場帳・グラフ記入を続けていくことで身に着けていきます。

 

残念ながら、手間はかからないものの、まったく手間のかからない自動売買にはできません。。

 

続けていって疑問点がでてきたら、教科書本を読み直して解決しながらやっていきましょう。

 

大きな流れが見えてきたと感じたら、ポジションを乗せていきます。

 

これまで書いたような手順で、毎日一歩づつ進んでいってください。

 

日々の目標

 

日々の作業に目標を作るとすれば、「自分に勝つこと」でしょうね。

 

ちょっとカッコ良い言い回しですが、中身はそれほどではありません。

 

  • 「毎日、基本ルールを守って作業をして売買判断をする」
  • 「禁止事項をきっちり守る」

 

この2つがきっちり出来るということが「自分に勝つ」ということです。

 

いずれも簡単なことです。でも、続けていくのは根気が必要です。

 

例えば「日中為替相場を気にしない」というのは、FXトレーダーにとってはやろうと思っても、なかなかできないことの一つなんです。

 

1時間に1回は為替相場チェックしないと我慢できないなんて方も多いです。

 

場帳・グラフ記入とともに大切なポイントです。

 

ここは、自分との戦いです。

 

私も、サイト・ブログ記事作成しているとき以外は相場を見ないようにしています。そのために、スマホも側にはおきません。

 

契約しているスマホは保有しているものの、いつもは妻に持たせています。妻はママ友との情報交換に使っています。

 

私は、必要なときだけ妻にスマホを借りるようにしています。

 

慣れれば、為替相場を見なくても利益が出せるということが実感できるようにもなってきます。

 

夜もぐっすり眠れるようになるので、体調もよくなります。

 

ストレスも減り、全体的に快適ににもなるんです。

 

こんな簡単な事でも、半年も続けるといろいろな変化がでてきます。

 

半年続いたら、次の目標は「3年続けること」です。3年間=約10000日、継続の目標としては調度良いです。

 

これで、「鍛練」の「鍛」の段階に到達します。

 

一生使える技術の習得

 

「千日の稽古を「鍛」として、万日の稽古を「練」とする。」

 

これは、鍛錬という熟語の語源です。3年続けて到達できる境地が「鍛」であり、1万日続けて到達できる境地が「練」です。

 

1万日なんて単純日数だけでも30年近いです。

 

相場運用で30年となれば相当な年齢にもなります。

 

「そんなに続けられないよ!」

 

なんて、嘆く必要はありませんよ。ある時点を超えれば、そんなに意識しなくても続けられるようになります。

 

ある時点は、例えば「変化を感じ始めた時」や「利益が安定し始めるところ」です。

 

人によってそのポイントは違うものの、日々実践の効果が出始めると、日々の作業が楽しくなります。

 

私などは、振り返ってみれば25年以上経っていました。

 

1日数分の作業で利益でているんだからずっと続けていけばいいからなんです。

 

始めてみれば、それなりの変化は感じることが多いです。

 

でも、初期の段階のそれは「新しいものを始めたという一種の興奮」のようなものです。

 

勉強で「新しい英語の問題集」買ったときの感覚に似ています。

 

その問題集買っただけで「これで俺の英語の点数は上がる」という気持ちになったことありませんか?

 

数ページやると、一気に知識が増えたような錯覚に陥ったことはありませんが、

 

私は何度もあります(笑)。

 

でも、その後問題集をしっかりとやりこまねば成績は上がりません。

 

場帳・グラフトレードも同じです。

 

本当の変化は、大体半年後くらいにでてきます。

 

変化がでないようであれば、私の運用法は合わないということかもしれません。

 

人によって運用法が合うかどうかは違うようです。

 

なので合わない運用法を実践続ける必要はないと思います。

 

でも、「合わない」と思って一度止めても、後から「もう一度挑戦したいかも」と思う時があったら、もう一度再開してみてください。

 

私はこの運用法をずっと続けていきます。

 

数年後も、数十年後も、多分死ぬまでこの運用法を続けていきます。

 

メルマガも、意識がある限り書き続けるつもりでいます。

 

将来、老眼がひどくなったら書けないかなと思っていたのですが、最近は「音声をそのままテキスト」にできる技術も発達してきています。

 

これなら、頭がボケない限り続けられます。

 

なので、再度始めたくなったら、いつでも戻ってきてください。

 

そして、一緒に利益を出していきましょう。

FX勝利貫徹編 目次

 

「心得編」はこちらです。

 

2019/04/17


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