第5歩:売買開始は数ヶ月してからで良い。

売買道具を整備して実践を始めるとすぐにポジションを持ちたくなるものです。でも、ここは我慢です。

 

今回この連載を読まれるのが初めての方は、第一話から読まれることをお勧めいたします。

 

売買開始は焦らなくてよい。

売買を開始するのは、日々の作業を始めて数ヶ月くらいしてからがおすすめです。

FX 練習 売買しない

すぐに運用技術が身に付くわけではないからです。

 

覚えの良い方で、半年はかかります。

 

それでも、日々の実践を始めると、多くの方が「儲かりそうな」気持ちになってしまいます。この手の売買は、まだ始めたばかりなのですから、ほとんどはうまくはいきません。

 

これによって、ださずともよい損失を出してしまうことにもなります。この流れについては、前回も書かせて頂きました。

 

私の事例でいきますと・・・

 

私は、覚えが遅いほうだったので、20年くらい経った今も「まだまだ未熟だな」と感じながらやっています。

 

そんな私でも場帳・グラフ記入を始めてから1年くらいで大きな変化を感じるようになりました。

 

  • 大きな損失を出さなくなった。
  • 売買を待てるようになった。

 

大きな利益は出していないものの、大きな損失を出さなくなったことで、収支はトントンとなりました。

 

そして、売買を待てるようになりました。それまでは、「ここで売買しよう」と決めていても、なかなか守れませんでした。

 

自分で決めた売買タイミングまで待てなかったんです。

 

「待つ」ことができずに焦ってしまうんです。

 

焦っていると、いつもは使わないテクニカル指標をみて「買いシグナル出ている」とわかると、すぐに手を出してしまうこともありました。

 

「資金に余裕があるとき」なんて、特に我慢ができません。

 

「資金を休ませるのは損だ!」とばかりに、何かを買いたくなってしまうのです。

 

こういう心理状態は、「売買のタイミングを待っている」のではなく「とにかく売買したいので理由を探している」ようなものです。

 

理由があれば銘柄は何でもよいのです。

 

当然、後で後悔するような売買をすることになります。

 

現代でいうところの「ポジポジ病」のような状況でした。

 

それが待てるようになった。

 

大きな損失も出さなくなったことで、収支もトントンという感じになりました。

 

当時は、バブル崩壊後の長期下落時代です。

 

あの時期に大きな損失を出さずに済むようになったのは、大きな収穫だったと思っています。

師の教えより

相場においては、ある水準以下は全員が損をし、それ以上が利益になるものだ。                〜林 輝太郎

 

この言葉は、5年や10年と長期間投資を続けた方であればご納得いただける部分があるだろうと思います。

 

短期運用であれば、運が良ければ大きく勝つことは出来ます。

 

でも、運用期間が長くなればなるほ投資家の成績は大きな差が出てきます。その差をつくる大きな要因が「運用技術の差」だと私は感じています。

 

正しい運用法を決めて、売買道具を準備する。

 

そして、日々の作業を始める。

 

これは、「運用技術の入り口」にたったという段階です。

 

ここから、利益を出していけるようになるための投資人生の始まりです。

 

最初はつまらないと感じることもあります。

 

でも、だんだんと楽しくなっていきます。

 

なぜって?

 

それは、自分の資産が増え始めるからです。

 

具体的には、「損失を出さなくなる」「利益が出始める」「利益が増え始める」等の変化がでてきます。

 

「損失を出さなくなる」というのは資産を増やす変化ではないと反論したくなるかもしれません。

 

でも、そうではないんです。

 

当時の私はこんな感じでした。

 

  • 20万円貯めたので運用資金に追加
  • 10万円損した
  • 20万円貯めたので運用資金に追加
  • 20万円損した

 

なんてことを続けていました。

 

毎月給与の一部を貯金して投資資金を作っていました。証券マンだった頃は短期売買は禁止なのですが、株売買自体はできました

 

結局、含み損だらけになって身動きが取れなくなっては、次の資金が貯まるのを待つというパターンでした。

 

これの繰り返しでは、資産が増えるはずないですよね。

 

場帳・グラフ記入を始めてからは、売買頻度などが大きく変わりました。

 

売買タイミングを待てるようになったことで、ある程度しっかりと下がったところを買えるようになっていったのです。

 

その効果で、購入資金も「ちょっと貯まったら使う」というサイクルから抜け出し、じっくり貯めながら出動時期を待つ流れが作れるようになっていきましたこの段階から更に一歩進むと「利益を出すのが普通になる」感覚もでてきます。

 

私同様に実践している方は、いずれその変化を楽しめるようになると思います。

FX勝利貫徹編 目次

 

「心得編」はこちらです。

 

2019/02/18


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