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心得編その4:本当に儲かるFX運用法はどれ?

FX運用法 本当に儲かる

 

私は、FXでも株式でも誰もがずっと利益を出し続けていくことを目標としています。

 

運用法には大きく分けて、「複雑な運用法」と「単純な運用法」の2種類あります。

 

この部分においては、実際に利益を出し続けている投資家達にも明確な傾向があるように感じています。今回はその辺についてまとめさせて頂きます。

 

今回初めてこの連載を読まれる方は、第一回から読み始めることをおすすめいたします。

 

 

では、はじめましょう。

 


儲かる運用法の特徴

「複雑な運用法の方が儲かる」

 

こう考えている人は驚くほど多いものです。

 

「●●の数式を使って」とか「標準偏差を加えて・・・」などという説明文を読んだり、パソコン画面に見たこともないチャートが表示されたりするなどして、「これなら儲かりそうだ」とワクワクしてしまった経験は誰もがお持ちだろうと思います。

 

かつては、私もその一人でした。

 

30年以上前、当時は株価のローソク足表示するのにもエクセルなどで設定が必要な時代です。

 

株価データを入力・・・

 

 

おいおい、データは取り込むんだろ。


 

いえいえ、私が投資を始めた1980年代当時は株価ダウンロードサービスなんて便利なものはなかったんです。図書館で日経新聞持ってきてパソコンに打ち込んでいました。

 

これ、本当なんです(笑)。

 

私が学生の頃は、株価データを取り込んでパソコン画面に自動的に表示するには専門の機器が必要でした。

 

数年してから株価データも販売されるようになりましたが、最初は数万円とか数十万円とかの高値だったと記憶しています。

 

それが、いまや無料で手軽に入手できます。

 

便利な時代になったものです。

 

昔話はこの辺にして話に戻ります。

 

株価を打ち込んでのローソク足表示していたころから、現代にいたるまで自動売買作りを含め様々な分析をやってきました。

 

  • 「相場本はかたっぱしから読み漁る。」
  • 「チャート分析は、実際に計算して手で書いてみる」
  • 「日本橋・千葉の図書館で相場関連本を500冊ほど読む」

 

分析研究だけでなく、いくつか作業もしました。

 

「手書きグラフ株式300枚+商品先物FXなど100枚前後書く」

 

1000枚目標でやっていたのですが、途中で手が震え始めて(腱鞘炎?)中止しました。

 

「自動売買作成プログラム250本」

 

これも1000本目標でやっていたのですが、途中で視力低下に気づき中止しています。

 

 

おい、なんか気合いが足らないんじゅないか!


 

はい、案外体が弱いんです(悲)。

 

まあ、挫折しながらもいろいろやってきました・

 

最近では、移動平均線を12本使うGMMAなどでかなり興奮した経験もあります。

 

複雑な売買判断を必要とする運用もかなりやりました。

 

周りにも相場分析に没頭した人は結構います。

 

そんな経験などから言える真実があります。

 

「相場で儲ける上で、売買判断が複雑な方が儲かるという傾向はない」

 

現実に儲け続けている人ほど、単純でシンプルな運用法でやっている傾向もあります。

 

この辺は、好き好きなのかもしれませんが、皆さんは「複雑な運用法」と「単純な運用法」、どちらが良いでしょうか?

単純な運用法と複雑な運用法の比較

それぞれの運用法を簡単に比較してみましょう。

 

単純な運用法

 

  • 売買ルール守りやすい。
  • 売買判断もしやすい。
  • 毎日やることも単純である。
  • 長く続けていける。
  • 得手不得手はあるものの幅広い相場展開に対応しやすい。

 

複雑な運用法

 

  • 売買ルールがわかりにくいときがある。
  • 売買判断に矛盾がでることもある。
  • 毎日やる事、チェックする事が多くなる傾向がある。
  • 何年・何十年も続けていけるかどうかはわからない。
  • 一定条件を満たす相場展開に強い傾向がある。

 

経験上、相場運用は複雑になればなるほど、続けていくのが難しくなるものです。

 

特に、売買判断を数種類のチャート分析や情報分析などいくつかの判断材料をまとめていくような場合、それを毎日続けていくのは至難の業となります。

 

FXニュースの取扱いだけをみても、情報のランク付けだけでも理想的な分類はできません。

 

最初は「大した情報ではない」と思っていたものが、後になって「実は重要な情報だった」なんてことはよくあることです。

 

AIなどが進化してくると、この辺の整理法で秀逸なものがでてくるかもしれませんが、現段階では的確にランクつけして売買判断に活かしていくのは難しいところです。

 

複雑な運用法でも、長く続けていけるのであれば問題はないと思います。

 

現実には、仕事をお持ちなのに、毎日FX売買に相当な時間を割かなければならないような方もかなりいます。

 

売買成績が良い時期は、気合いも入るため頑張っています。でも、調子が崩れてくると日々の作業もサボりがちになりやすいものです。

 

でも、そういう時期でも日々の作業は続けるべきです。そうしないと、それまで磨き続けた運用技術の積み重ねがムダになりかねません。

 

この部分の大切さは、複雑な運用だろうと単純な運用法だろうと同じです。

 

複雑な運用法を選ばれる場合は、始める前に「どんな忙しい時期でも日々の作業は出来る」ことをしっかりと確認しておく必要があります。

勝ち続けている人の選ぶ運用法の特徴

先程ちょっと書きましたが、長く勝ち続けている人ほど、単純な運用法を続けている傾向があります。

 

勝っている人のインタビュー記事などを読んだことがある方はお決まりのように出てくる文章があることに気づかれている方も多いだろうと思います。

 

「難しいことはしていない。単純なことを続けているだけ」

 

ほとんどの方が、こう答えています。

 

この内容を読んで「何か隠しているんじゃないか」とか「本当はそんなことはないだろう」思われている方もいるかもしれません。

 

あるいは「日本人特有の謙遜」だという感想もあるかもしれません。

 

私は、そうは思いません。

 

これは、「何か隠している訳でもなく」「日本人特有の謙遜でもはない」と思っています。

 

私もかつてインタビューを受けたことがありますが、似たようなことを答えています。

 

本当に単純なことをやっているので、そう答えるしかないのです。

 

単純な運用法であるからこそ、長く続けていけます。運用が好調な時期と不調な時期はどんな運用法にもあります。

 

それでも、何年もマイナス成績が続くというようなことはありません。

単純なルールを維持する努力

最初は単純なルールだったのに、やっているうちにどんどん複雑になっていくことがあります。

 

単純な運用法は、もとが簡単なだけに慣れるにしたがって自分でアレンジをしたくなるものです。

 

その時の相場展開に合わせるために、「買いルールを追加していく」ようなケースがこれにあたります。

 

ある程度はしかたがない部分はあります。

 

私もそうでしたが、投資分野が違うような場合、ルールを完全に同じにするのは難しいからです。

 

私は、商品先物でやっていた運用法をFXに応用しています。その際に、売買ルールはFXに合わせて変更しています。

 

しかし、次から次へと追加ルールを作っているような時は考えなおす必要もあります。

 

その投資分野にこれまでの運用法が合わない可能性もあるからです。

 

「単純ルールを維持する努力」

 

これは、私自身が長く勝ち続けるために大切なことだと思っています。

 

ルールを追加するときなどは、その辺にも留意しながらやっています。

FX初心者向け FX長期投資派の基礎 目次

2020/12/29


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