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決済を値幅指定 MT4EA作成編第19回

FXの決済のしかたには、いくつかの種類があります。私が主に使うのは以下の3つです。

 

  • テクニカル指標を目安に決済
  • 予め値幅を決めて決済
  • 場帖の状況で決済

 

前回までのRSIの決済は一番上の「テクニカル指標を目安に決済」でした。移動平均線を使う場合でも、2つの移動平均線がクロスするタイミングで決済するなどのパターンはよく使われています。

 

今回やるのは2番目の「予め値幅を決めて決済」です。ポジションを作ってから100pips動いたら決済するといったパターンもEAでは簡単に作れます。

今後のEAつくり

MT4

ちなみに3番目の「場帖の状況で決済」は自動売買でやる予定はありません。今の私のEA作成技術では、場帖の値の受け止めを自動売買に取り込むやり方はどうしていいかわからないし、想像もできないのです。

 

まあ、無理にやる必要もないと思っています。

 

場帖・グラフをみて売買判断するというのは、パターン化できない部分があります。多分、プログラムも複雑にならざるを得ません。自動売買は、そこまで複雑なことしなくても利益は出せると思っています。

 

まずは、単純なEAを基礎にして堅実に利益を積み上げていけるEAを作ることを優先していきます。

 

裁量トレードは裁量トレードのやり方で利益を出せばいいし、自動売買は自動売買のやり方で利益を出せばいい。

 

当面は、この方針でやっていこきます。

 

まだまだ作りたいEAが100以上あります。それを一つづつ作っていくのが、今の私の楽しみです。今回のRSIのように既存のテクニカル指標を組み合わせるだけでも、面白いEAが沢山つくれます。まずは、これらのEA作りを通じてテクニカル指標への理解を深めていきます。

 

少しづつ複雑なことに挑戦していくことで、更に完成度を高めていけるのではないかと思っています。6月は「ボリンジャーバンド」をテーマに取り組む予定です。

 

何年かかるかわかりませんが、EA作りの目標数は1000です。何事もそうですが、大体1000回くらいやると基礎が身につくんですよね。

 

ちょっとズレたので、話を元に戻しますね。


同じ人のEAを加工するメリット

今回使うEAは、「FXメタトレーダー実践プログラミング」328ページで紹介されている「Breakout1SL1.mq4」を使用します。

 

本をお持ちの方はこのEAをダウンロードしておいてください。ダウンロードした後は、必ず複製して加工しても元のEAには影響がないようにしておいてください。

 

参考記事:EA加工前の準備 EAコピーの仕方

 

前回のEAは使いません。

 

変更箇所が多くなって理解しにくくなるからです。決済で値幅指定をするEAを作るときは、最初から値幅決済の無料EAを使えば手間も省けミスも減ります。

 

この部分は、私も勉強会で教えていただきました。EAをつくるときは以下の手順でやると手間が大幅に軽減します。

 

  • どんなEAを作るか考える。
  • そのEAの仕組みに近い無料EAを探す。
  • 無料EAを自分用に加工する。

 

ネット上では、無料EAが無限に入手できます。簡単に大量入手できる方法の一つはこの連載でもご紹介しました。

 

参考:MT4EAだれでもできる無料入手法

 

私のようなMT4初学者が思いつくようなEAに似たようなものは、探せば大体みつかります。とはいえ、まだまだEAを読み込む力がないうちは、あまり手広く探すのはやめたほうがよいです。最初は、EA作りの基本パターンを決めておきます。そして、使うEAもできるだけ同じ人が作ったものにするのがおすすめです。

 

例えば、私は「EAの仕組みに近い無料EA」は基本的に豊嶋先生の本の中で使われているEAから探します。同じ人がつくったEAは基本構造が同じなので、何回か加工しているとEAの中身も自然に頭に入ってきます。

 

「Breakout1SL1.mq4」について

 

「Breakout1SL1.mq4」は、前回加工で使用した「Breakout_Exp.mq4」の進化版です。そのままブレイクアウトEAとしても使えるのですが、これを前回同様にRSIEAに変更してみます。

MT4EA作成編目次

EAを手軽につくるやり方をまとめました。

 

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2014/06/05


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