自動売買で儲けるための根源 | ＦＸ自動売買　私の基礎編　その１２

「自信は利益をもたらし過信は破滅をもたらす」～私の体験より

自信と過信

ＦＸは自分がやっている運用法やルールに自信が持てるようになると儲かるようになってきます。ただ、自信があまりに強くなると過信へと変わり、破滅への道に踏み出すことにもなります。

自動売買は、裁量トレードほど大損する可能性は高くはありません。

大き含み損を抱えないのは自動売買のメリットの１つです。ただ、大損や大きな含み損という定義は人それぞれなので、反論したくなる方もいるかもしれません。

これは、あくまで裁量トレードとの比較です。

裁量トレードでの大損パターンの１つが、損切りできずに含み損を拡大させてしまうケースです。このパターンでの大損は、預けた証拠金が１０分の１くらいに減ってしまうケースも珍しくはありません。

自動売買ではそこまでの大損はあまりありません。損切りを自動的にやってくれるので傷口が深くなる前に決済してくれるのは安心できると感じています。

それでも、「自信と過信」については自動売買も似たような傾向があります。

でも、「過信した状態」ってわかりにくいですよね。私がよく陥る流れを少し書かせて頂きます。

我慢と工夫がうみだす「小さな自信」

最近は、自動売買ストラテジーは定期的に入れ替えすることが大事だとよく言われています。でも、ある程度使わないとまとまった利益が出せないのも事実です。

でも、コロコロとストラテジーを入れ替えるのになれていると「ある程度使う」ことが出来なかったりするかもしれません。

そして、「ある程度使う」というのは、自信がないと続けられません。ちょっと調子が悪くても想定内の状況であれば使い続ける必要があるのですが、これができるのは「いずれ利益がだせる」という自信がないとできないものです。

私がそうでした。

「停止させた後に、そのストラテジーの調子が良くなった」

こんな悔しい事もよくあります。新しく稼動させたストラテジーの調子が悪いと更に悲しくもなります。

私も最初の頃は、「ある程度使う」ことができずに何度も悔しい思いをしていました。今でもたまにするのですが、回数はかなり減っています。

減った理由は、「ルールを作り我慢することを覚えた」からです。

この連載で紹介したましたが、私の自動売買自己ルールの中には「停止ルール」があります。途中でどれだけ損をしようとも出来るだけ停止ルールに該当するまでは続けるように「我慢」を心がけています。

このお陰で、利益がある程度だせるところまでストラテジーを入れ替えせずに使えるようになってきました。

自分のルールを作ったら、その停止ルールで決めたところまでは我慢して続けます。これがうまくいかないときもありますが、「工夫」しながら続けることで段々と利益になってきます。

これが「小さな自信」となります。

最初の「小さな自信」は、「我慢」が作り出してくれます。

「小さな自信」から「大きな自信」への成長

その「小さな自信」は利益が増えるに従いどんどん大きくなっていきます。

利益がでるようになることで、自信が深まる。

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自信が深まることで、自己ルールを更に大事にする。

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自己ルールを大事にすれば、更に利益は増加する。

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利益がでるようになることで、自信が深まる。

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自信が深まることで、自己ルールを更に大事にする。

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この繰り返しで自信は深まっていきます。

最初は「我慢」から生まれた「小さな自信」が利益を積み上げて工夫を加えていくことで「大きな自信」へと成長していきます。

こんな好循環を作り出していくことが、自動売買で長く利益を出していく大きなポイントです。

でも、この好循環が続くと心の中に変化が表れてきます。

「傲慢の芽」とでも呼びましょうか。

この傲慢の芽が厄介です。

扱いを誤ると今までの苦労を無にしてしまうのです。

ＦＸ自動売買　私の基礎編目次 | ＦＸ自動売買比較

ＦＸ自動売買で大切にしている考え方をまとめているのが私の基礎編です。

これからＦＸ自動売買を始めようと思っている方は以下の体験談も参考になるかもしれません。

ＦＸ自動売買の実践　私の苦労談

ＦＸ自動売買２０１２　システム紹介編　目次