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リバモアに学ぶ努力の仕方 | FX自動売買 私の基礎編 その3

成功によって手に出来る成果は、自ら記録をつけ、自ら考え、自ら結論を出すという点において、どれだけいつわりなく誠実に努力したかに比例する。〜リバモア

 

リバモアは、米国の伝説的相場師の一人です。私達が使う場帳のような独自の売買資料を用いて売買をしていました。彼の使っていた記録帳簿は著書「リバモア流投機術」の中でも紹介されています。

 

でも、記入の仕方は大分違います。場帳の記入の仕方は運用法によって違ってきます。リバモアは、投資対象の値動きを段階別に6つに分けてやるのです

 

この記入法は理にかなっているし、売買ルールもとても勉強になりました。

 

一度は読んで欲しい本の1つです。

 

では、本題に入ります。

リバモアの言葉 4つのポイント

この一文は、相場運用で成功するための努力の基本形をまとめてくれています。

 

例え、ブログやFX業者HPで推奨しているストラテジーをそのまま使っているとしても、自分なりの検証ルールを作って管理しておくべきです。そうしておくことで「成功」と「失敗」の理由がわかるようになります。

 

その場合、リバモアの指摘する4点は重要です。

  • 記録をつける
  • 自分で考える
  • 不確定で検証が必要なところは仮説を作る。
  • 誤魔化さない。うやむやにしない。

一番最後が当たり前のようで、一番出来ない項目です。長く続けていると、管理が疎かになりがちになります。私自身も、雑になる傾向があるので注意しています。
ここ3年くらいの間に、自動売買運用の方法をいくつか検証してきました。ボツにしたものもいくつもあります。現在は、前に書いた「3つの基本形」を中心にストラテジー毎に売買ルールを作る形中心になってきています。

 

ここまでの過程は、リバモアの書いたこととほぼ同じことを繰り返し続けてきました。私のストラテジー攻略手順は以下のようになっています。

  • 仮説を作る。
  • 売買記録を正確に把握する。
  • 理論と現実がどう違うかを考える。
  • 自分なりの結論を出して次の仮説を作る。

この繰り返しです。裁量トレードでは「場帳・グラフ・玉帳」という記録媒体が決まっています。自動売買では、そういった形は馴染まない気がしたので使っていません。

良い部分の把握も大切

今でも、自動売買システムて提供されている「取引履歴」や「自分の売買記録」を遡ってみながら、自分のストラテジーの選び方のどこが良くてどこが悪かったのかを考え続けています。

 

ここのポイントとしては「良かった部分」もきっちりと考えるようにすることです。

 

検証というと、どうしても「悪かった部分」である短所に目がいきがちなのですが、おそらくそれだけでは利益は大きく伸びません。

 

利益を伸ばす力は「長所」から生まれます。

 

会社でもそうですよね。短所やミスを減らすことにこだわりすぎる会社は経費は減るかもしれないけど売り上げを増やして業績を大きく伸ばすのは難しいです。

 

売り上げを伸ばすのは、その企業の長所だかです。

 

短所ばかりに気持ちがいくと全体が縮まってしまって本当の力が出せなくなります。

 

自動売買で利益を出していけるルールを作っていくのも同じような発想が大切だと思っています。

 

分野は違うのですが、「褒めて育てる」みたいな考え方です。

 

自動売買では戦略を練るのは投資家自身ですので、悪い部分ばかりみて自分を責めるだけでなく、良い部分を把握して自分を褒めることも大切という言い方になるかもしれません。

 

自動売買のストラテジー管理は、人を育てる考え方と似通ったところがある気がします。

 

「褒めて育てる」とか「部下の長所を伸ばす」とか「部下を数値化して管理する」など、サラリーマン時代にやっていたことと今自動売買でやっていることが似ていると感じることがたまにあります。

FX自動売買 私の基礎編目次 | FX自動売買比較

FX自動売買で大切にしている考え方をまとめているのが私の基礎編です。

 

 

これからFX自動売買を始めようと思っている方は以下の体験談も参考になるかもしれません。

FX自動売買の実践 私の苦労談

FX自動売買2012 システム紹介編 目次

2012/11/27


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