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自動売買でもポジポジ病にご注意 | FX自動売買 私の基礎編 その4

常にポジションを抱えていたい。それは人間の弱さである。〜リバモア

 

前回に引き続き、米国相場師リバモアの言葉です。ポジションを持ち続けたいという投資家心理を戒めた言葉です。これは「ポジポジ病」とも呼ばれていますが、病院にいく必要はないのですが、この病にかかるとかなり厄介です。

 

日本だけでなくポジポジ病は、世界共通の傾向のようです。

ポジポジ病 特に注意して欲しいパターン

でも、ポジポジ病って裁量トレードしている人だけの問題かなと私は思っていました。でも、そうじゃなさそうです。

 

2011年末くらいから自動売買がかなり拡がってきているのですが、よく選ばれている人気ストラテジーをみると「売買頻度の高い常にポジションを持っているストラテジー」が目立ちます。

 

 「ポジションが無いと儲けそこなう気がして不安」

 

この心理は、自動売買でも少なからずあるのかもしれません。

 

ポジポジ病は、損が膨らんだんときなどには特に戒めて欲しい部分です。

 

ポジポジ病が一番怖いのは「ちょっと損をした時」です。

 

「ちょっと損をした時」って、すぐに取り戻したくなりませんか?

 

私は今でもなります(笑)。この焦った気持ちが悪い結果を招き易いのは説明するまでもないと思います。

 

これはあくまでも私のケースですが・・・

 

裁量トレードであれば、この焦りは「次のポジション売買探し」に繋がっていきます。

 

自動売買では、「ちょっと損をした時」は「すぐにでも利益を出しそうなストラテジーを稼動させよう」という気持ちになったりします。

 

その結果、いつもだったら使わないようなストラテジーを稼動させたりするのです。こういうその場しのぎのストラテジー選びが良い結果を招くわけはありません。

 

でも、たまに成功したときが厄介です。

 

すぐに、失敗してくれれば、「やっぱダメだったか」と反省して軌道修正もすぐに出来て損切りも少なくて済みます。

 

たまに「その場しのぎのストラテジー稼動が成功」したりすると、これでもいいんだという気持ちになり易く、自分に甘くなりがちです。

 

その結果、軌道修正が遅れて大損への道に入り込んでしまうからです。

 

いずれにせよ、自動売買でもポジポジ病は要注意だと感じています。

ポジションゼロに慣れる

ポジポジ病は、自動売買では裁量トレードほど深刻ではない気もしています。それは、自分で売買判断をしていないのからかもしれません。

 

でも、自動売買でもポジションゼロで「儲け損なっているのでは」と不安は少なからずあります。私も最初の頃は不安でした。

 

その不安はいずれ慣れます。この辺は早目に慣れてしまいましょう。

 

参考までに、この原稿を書いている11月26日現在、私のお手軽自動売買口座のポジション状況はこうなっています。

  • アルゴトレード:稼動ストラテジー 1つ
  • エコトレFX:稼動ストラテジー 0
  • ミラートレーダー 7FX:稼動ストラテジー 1つ
  • ミラートレーダー シストレ24:稼動ストラテジー 1つ
  • ミラートレーダー オートFX:稼動ストラテジー 1つ

1週間ほど前まで「オートFX」口座は稼動ストラテジーゼロでした。

 

5口座の稼動ストラテジーが全てゼロになることはあまりありません。それでも、3口座くらいがゼロになることは、たまにあります。

 

自己ルールを作り、それを守りながら静かにやっていけば、ポジポジ病的な気持ちはだんだんと無くなっていくだろうと思っています。

FX自動売買 私の基礎編目次 | FX自動売買比較

FX自動売買で大切にしている考え方をまとめているのが私の基礎編です。

 

 

これからFX自動売買を始めようと思っている方は以下の体験談も参考になるかもしれません。

FX自動売買の実践 私の苦労談

FX自動売買2012 システム紹介編 目次

2012/11/27


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