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勝利へのこだわりと限界のうけいれ | FX自動売買 私の基礎編

前回まで、お手軽自動売買で使う代表的な3つのシステムの紹介をさせて頂きました。

 

FX自動売買2012 システム紹介編 目次

 

今回からは、心得編です。私が自動売買をやっていて大事だと感じていることをまとめさせて頂きます。 自動売買をやっているときの考え方で大事にしている部分を勝負事の世界の諺を引用してまとめていきます。今回はその1「勝利へのこだわりと限界のうけいれ」です。

FX自動売買 勝利へのこだわりと限界

「プロは必勝を目指す」

 

将棋の世界、プロ棋士の言葉です。

 

当たり前だと叱られてしまいそうですが、「自動売買で必ず儲けるつもりで取り組むという決意が大事です。この決意の強さが窮地に陥ったときあるいはスランプ脱出の原動力ともなります。

 

無論、自動売買をやろうという時点でかなりの決意はあるはずだというのは理解しています。

 

だからこそ、ちょっとつまずいても簡単に諦めないで欲しいのです。

 

  • 自動売買を始めたけど、どうもうまくいかない
  • 私には合わないから止めよう

 

これも、1つの決断ではあります。ただ、ある程度利益を出している方をみていると最初から利益ガンガンでそのまま成功という方は少数派のように思われます。

 

ほとんどの方が、定期的にスランプや不調の時期を経験しながら続けています。

 

裁量トレードでもそうですが、自動売買でもずっと良い成績ということはまずありません。

 

そのスランプや不調の時期を乗り切れるかどうかのポイントの一つは「当初の信念の強さ」にあると感じています。

 

私も定期的に不調になるのですが止めようと思ったことはありません。

 

「自動売買は儲かるはずなのに私は利益を出せていない。それは、考え方かやり方のどちらかが間違っているに違いない」

 

そんな気持ちで続けてきました。無論運不運という要素もありますが、考え方とやり方が合っていれば、ある程度の期間続ければ利益が出せるようになると思っています。

 

ただ、あまり目先の勝負にはこだわりすぎないで下さい。

 

必勝という決意は大切なのですが、為替相場という勝負世界の中ではおのずと限界があります。

自動売買勝利へのこだわりと限界の受け入れ

必勝を期して短期で大きな利益を出しながら自動売買を続けようと誰もが考えます。でも、いつでも勝てるとは限りません。

 

先程の言葉「プロは必勝を目指す」と本に書いた方は、同時にこう述べています。

 

 「どんなに強い棋士も最後には2勝1敗を切る」

 

将棋の世界でもどんなに能力があり優秀なプロでも、勝率100%はおろか、最終勝率は2勝1敗をきり50%に近くなるといわれています。

 

分野は違いますが、野球などもそうですね。打率3割も打てる選手は一流とされますが、これは10回に3回ヒットを打っている状態です。勝率に直せば30%ということです。才能のある人達が全力を尽くしてもこれだけの成績を出すのは並大抵のことではありません。

 

これは、相場運用にもそのまま当てはまります。相場の世界を戦場に例えるのであれば、沢山の投資家が全力を尽くして「買い方」と「売り方」に分かれて勝負をしているようなものです。

 

優秀な人達が全力を尽くして勝負をしているのですから、その中で100戦100勝というのはとて困難なことです。

 

裁量トレードに限らず、自動売買でもその事情は同じです。最初からずっと勝ち続けるというのが理想なのですが、不調や不運な時期は必ずあります。

 

「勝つつもりで取り組むけど、ダメな時期は割り切りも必要」

 

私自身、2年くらい続けてきてそう思うようにしています。同じやり方をやっていても、やはり調子が悪くなることは定期的にあります。油断したり力を抜いていなくてもそういう時期にはどうしても成績が落ちるものです。

 

そういう時は「まあ、もうちょっと様子を見よう」と思うようにしています。

 

1回1回の勝敗にこだわりすぎず、一定期間トータルで利益を出していくことにこだわっていきましょう。

 

でもこれは、勝つまで諦めるなってことではありません。1つの防波堤としては、最初から「止め時」は設定しておいても良いと思います。

 

そこまで全力で取り組んでダメであれば止めてしまうというラインを予め作っておくような形です。

 

この「止め時ルール」は、裁量トレードで私もタマに使います。

自動売買 止め時の考え方

「止め時」のラインまでは全力を尽くし、それでも及ばないときは見切るということです。

 

さっきは「止めるな」といったので混乱するかもしれません。先程のは、簡単に止めて欲しくないという意味です。

 

ここでは、ある程度頑張ってもダメだった場合の見切りということになります。

 

自動売買があわないというケースもあると思うのです。

 

自動売買を始めるときに「止めるライン」を決めておき、そこに達したら止めるというのは大切な決断だろうと思います。

 

皮肉な話かもしれませんが、そういう止め時をきっちり出来る方であれば、自動売買でダメでも裁量トレードなどで奮起できる可能性があります。

 

正直に書くと、私自身は自動売買を始めるときに止め時の基準は決めていませんでした。

 

自動売買は必ず儲かると信じていたのです。信じていたというよりも、25年の投資人生の中での1つの確信でもありました。

 

相場で儲けるには大きく2つの方法がある

 

次回はこれについて書かせて頂きます。

FX自動売買 私の基礎編目次 | FX自動売買比較

FX自動売買で大切にしている考え方をまとめているのが私の基礎編です。

 

 

これからFX自動売買を始めようと思っている方は以下の体験談も参考になるかもしれません。

FX自動売買の実践 私の苦労談

FX自動売買2012 システム紹介編 目次

2012/11/17


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