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ストラテジーの選び方 戦う前に勝つにはどうするか | FX自動売買 私の基礎編 その5

まずあらゆるチャンスをよく計算し、次に、偶然というものを、ほとんど数学的に正確に考慮に入れる。 〜ナポレオン

 

ナポレオンは、作戦をたてるときに情報を収集し、緻密な計算をし、繊細にプランを立てたと言われています。その作戦は、幸運を期待するのではなく、データから論理的に予測をたてて、偶然性も考慮に入れて考えました。

 

ここでの偶然性とは、起こりうるあらゆる危険、あらゆる災禍などのことです。最悪の事態を想定することで、ナポレオン自身が動揺することもあったと言われています。

 

孫子もそうですが、ナポレオンも戦う前の準備をとても大切にしていました。

 

戦う前に勝つ

 

この考え方は、古今東西世界中の戦略家の基本的な考え方です。

 

自動売買でも、ストラテジーを稼動させるまでの準備が大切になります。ナポレオンの考え方は、ストラテジーの売買ルールを作る時の考え方にも似ています。

自動売買ストラテジー 戦う前の戦略

  • 取引履歴や損益グラフなどで大局をつかむ。
  • 仮ルールを作る。
  • 最悪の事態への対処方法を考える。
  • 対応できないなら仮ルールを変える。

ストラテジー選びの段階で様々な状況を考慮しながら「勝てそうだ」という気持ちになるところまでやります。私がナポレオンと違うのは、あまり緻密にやる能力がないところです。

 

でも、ミラートレーダーを使っている方の中には、かなり緻密な計算をする方が結構いるようです。私は、数学に強い方がそうやって計算して選び出した情報を利用させていただくようにしています。

 

オートFXで提供している「プレミアムラウンジ」などです。

 

プレミアムラウンジの使い方

 

ミラートレーダーは、1200以上もストラテジーがあるのでこういう確かな情報源は定期的にチェックするようにすべきだろうと思っています。

 

これらの情報源や独自検索で選んだストラテジーは、大雑把にルールを作り、あとは実践の場で磨いていくようにしています。

取引履歴や損益グラフなどで大局をつかむ。

大雑把にルールを作るといっても、そのためにやっている決まりごとがあります。

 

ストラテジーを各種情報源と独自のフィルターで選ぶ時に、取引履歴損益グラフをじっくりとみます。損益グラフは、普段描いている豪ドルグラフを見るのと同じように全体の流れを掴むようにしています。

 

大局をつかむと書くと大袈裟ですが、ちょっとした特徴をみつけるようにしています。例えば、「3ヶ月くらいの周期で好不調の波がある」という具合です。

 

こういう大まかな特徴がわかるだけでも、そのストラテジーを稼動させるタイミングが違ってきます。

 

そのストラテジーの不調期が2ヶ月続いているとしたら、皆さんはどう考えるでしょうか?

 

私であれば、こう考えます。

 

「そろそろ、不調期が終わりそうだ。3ヶ月くらいの周期で終わるかどうかをみておこう。2ヶ月以内くらいに予定通りに好調期に入るようならば、その辺でお試し稼動検討しようか」

 

そして、稼動のための仮ルールを作ります。

 

その時に重視しているのが「偶然性の考慮」です。

 

そのストラテジーで最悪の場合、どれだけの損失が出る可能性があるのかを過去の取引履歴から予測するのに使います。

 

いわゆる、最大ドローダウンというやつです。

 

この言葉は、自動売買やっている方であれば皆さんご存知でしょうし、実際にチェックポイントにされているはずです。

 

私の最大ドローダウンの見方はちょっと変わっています。

 

次回、詳しく説明させていただきます。

FX自動売買 私の基礎編目次 | FX自動売買比較

FX自動売買で大切にしている考え方をまとめているのが私の基礎編です。

 

 

これからFX自動売買を始めようと思っている方は以下の体験談も参考になるかもしれません。

FX自動売買の実践 私の苦労談

FX自動売買2012 システム紹介編 目次

2012/12/01


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