ロスチャイルド家訓「僥倖を夢見るな」の真骨頂 | ＦＸ自動売買　私の基礎編　その１６

ロスチャイルド家は多くの方がご存知の世界の大富豪として名高い一族です。その歴史は古く３００年以上前に遡ります。

 

これまでロスチャイルド家は、銀行業を中心にこの言葉通りに「手堅」コツコツと家業を拡大してきました。　

 

ただ、ロスチャイルド家の歴史をみると、この言葉通りに「手堅」く利益を積み上げる姿とは裏腹に「大胆」な姿も浮かび上がります。

 

例えば、ヨーロッパ大陸が主戦場となったナポレオン戦争では各国に戦争資金を融資して利益を出しつつ、ナポレオン敗戦による暴落時に英国債を買い占めて巨利を得るなど、●●相場師列伝まがいの大博打も何度かしています。

• 平時は粛々と堅実経営
• 乱世には勝負にでる

この強弱を見事にやりのけて成長してきたのがロスチャイルド家の真の姿です。

 

「僥倖を夢見るな」を言葉どおりにとれば「堅実経営に徹してリスクを取るな」という意味であって、ロスチャイルドのこれまでの実際の歩みとは矛盾するものを感じます。

 

この言葉はもう少し深く取るべきかもしれません。

 

「僥倖は夢見るだけでは取れない。僥倖を取れるだけの実力を普段から養っておくべし」

 

ビジネス系の言葉の中にも以下のような言葉があります。

 

「夢は見るものではない。叶えるものだ」

 

ビジネスも、日々のコツコツの積み重ねが大きな栄光や夢の実現へと繋がります。ロスチャイルド家訓の真骨頂もそこにある気がします。

 

ロスチャイルド家が、僥倖を確実に手に入れて成長してきたことを合わせて考えれば、この見方は存外的外れではないかもしれません。

 

僥倖＝大きく利益を出すチャンスは、いつでもあるわけではありません。

 

そして、そのチャンスは突然やってきます。

 

でも、チャンスが突然訪れたときにきっちりと掴むには準備も必要です。私の自動売買も今年は、チャンス到来時には大きな利益をだせる運用を目指しています。

 

「普段はコツコツ、チャンス到来時には大きく稼ぐ」

 

こんなイメージでやっていきます。

今ミラートレーダー系自動売買で主流となっているのが「ストラテジーを短期で入れ替える短期戦略」です。

 

ただ、この戦略は「大きく負ける事は少ない」かわりに「大きく勝つ事も少ない」とい特徴があります。

 

利益にせよ、損失にせよ、ほどほどのところで入れ替えてしまう傾向があるためです。

 

だいたいのストラテジーには短期で大きく利益を出す「絶好調モード」のような時期があります。その「絶好調モード」は「自動売買の僥倖」ともいうべきものですが、その時期は不定期で法則性がないためその時期を狙っていくのはちょっと無理があります。

 

特に短期戦略では、この絶好調モードはなかなかつかめません。

 

絶好調ストラテジーを選んで使っても、使い始めたときは絶好調の終盤というときが多く、良い時期は稼動させてから長くは続かないことがほとんどだからです。

 

こういった側面を踏まえて、短期戦略中心の運用体制を今年から変えていきます。

今年はストラテジー戦略を大きく２つに分けていくことにしています。

• 短期戦略：１ヶ月くらいで入れ替えを検討するストラテジー
• 長期戦略：最低３ヶ月以上は稼動させるストラテジー

これまでは、ミラートレーダー系を中心に基本的に「１ヶ月単位くらいで入れ替えを検討するストラテジー」が中心でした。

 

数ヶ月以上稼動させるのはアルゴトレード３６５で提供されている日足系ストラテジーくらいのものでした。

 

ミラートレーダー系でも「利大損小系ストラテジー」などは長期間稼動させたほうが利益を積み上げてくれます。

 

先週より「Trend Escape」などを長期稼動前提で動かし始めています。

 

「Trend Escape」ブログ記事

 

これらの稼働状況をみながら長期戦略用ストラテジーと短期戦略用ストラテジーの使い方を固めていければと考えています。

 

これで果たしてどれだけの僥倖が掴めるかは、今後公開口座でお見せしてまいります。