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自動売買好調なときは中庸の心 | FX自動売買 私の基礎編 その13

 

負けてはいけないと思い始めると負ける〜 羽生善治

 

優勢なのに負けるのはなぜか

著書ではこう説明されています。

相手を崖っぷちまで追い込んで棒立ち状態になった。ここで「負けてはいけない」と安全に見える筋に気持ちがいってしまうと、集中力を欠き、シンプルに勝ちにいく順をためらってしまう。

 

結局、逆転負けということが起きる

今までの人生で似たような経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか?

  • 有利に展開して勝てるはずだった試合で負けてしまう。
  • 合格確実だったはずの試験や受験で落ちてしまう。
  • 8割方成功していたはずの契約を落としてしまう。

ビジネスでは、こういうのを「詰めが甘い」と読んだりもします。

 

これらの原因は、羽生さんが書いているときの「負けてはいけない」というプレッシャーで「守りに入ったり」「弱気になったり」したということが少なくありません。

 

自動売買でもこれと似たような事があります。

自動売買で勝ち続けていると不安になる

「勝てば勝つほど弱気になる」

 

こんな事が現実に起きます。3年ほど自動売買をやっていて、今までを振り返ってみると、調子の良い時の心理が二つに分かれていることに気づきます。

  • 更に強気:「もっと儲けたい」という気持ちが強くなりポジションを増やしたりする。
  • 逆に弱気:「ここで負けてしまうのは嫌だ」という気持ちが強くなりポジションを減らしたり停止したりする。

 

「更に強気」については、前回までの「その12」で書かせて頂きました。

 

今回は、後者です。

 

例えば、勝ち続けているストラテジーを停止ルールにも該当しないのに停止したくなるような時です。

 

こういう時は止めるべきではありません。冷静な思考ができるときであればこんなことは誰でもわかっています。

 

「好調な流れは止めてはいけない。」

 

誰でもそうですが、仕事やスポーツでも勢いに乗っているときは驚くほどの力が発揮できるものです。ストラテジーは人間ではありませんが、やはり絶好調となったときは驚くほどの利益をたたき出してくれます。

 

連勝が続いているときが、その流れに乗っているときです。

 

流れに乗って連勝しているときなどは、どこまでいくかわからない時でもあります。ここで弱気になってストラテジーを止めてしまうのは「大勝の芽」を自分で潰してしまうようなものです。

 

私は、実際に弱気になって何度も「大勝の芽」を潰してきました。

 

「あそこでもう少し我慢できれば・・・・」

 

こういう後悔は、本当に嫌なものです。

 

じゃあ、ポジション増やすってのも有りだな。

 

なんて考えてしまうかもしれません。

 

でも、私の中ではそれはありません。

 

前回の話に戻りますが強気になる必要はないのです。

 

ここは、「中庸の心」を保つのが一番だと思っています。

好調なときは中庸の心

中庸とは論語の言葉で「偏らない」「とらわれない」「真ん中」といった意味があります。

 

いかなる時でも、心を中立にしっかりと保っていくような時に使われたりします。

 

好調なときの心持ちはこの心境が良いとおもいます。難しく書きましたが、簡単に書けば「ルール変更なしに続ける」ということです。

 

今のやり方で勝てているのですから、むやみに止めたりせずに利益を出し続けていけばいいだけなのです。

 

でも、これが案外できません。

 

人間の心は弱く常にどちらかに傾きがちなところがあるのです。

 

これを葛藤といい、煩悩にとらわれた・・・・・という、難しい話は止めておきましょうね。

 

実は、調度良く稼動させ続けるのにるのに弱気になっているストラテジーがあります。

 

その事例をもとに次回は、もう少し詳しく説明させて頂きます。

 

FX自動売買 私の基礎編目次 | FX自動売買比較

FX自動売買で大切にしている考え方をまとめているのが私の基礎編です。

 

 

これからFX自動売買を始めようと思っている方は以下の体験談も参考になるかもしれません。

FX自動売買の実践 私の苦労談

FX自動売買2012 システム紹介編 目次

2013/01/10


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