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FX自動売買が裁量トレードよりも勝機をつかみやすい理由 | FX自動売買 私の基礎編 その9

 

勝機は誰にでも訪れる  〜羽生善治

 

勝機は誰にでも訪れる

私は羽生さんの著書でこの言葉を目にしたとき大きな違和感を持ちました。

 

将棋界で天才と呼ばれた羽生棋士なら、「勝機は自分で作るもの」という言葉のほうが相応しい気がしたのです。

 

私は、将棋は駒の並べ方と動かし方くらいしか知らない素人です。でも、羽生棋士の名は知っていました。その対局イメージは「勝負を支配する覇王」のような感じだったのですが、まったくの見当違いだったようです。

 

羽生棋士の著書「決断力」にこんなくだりがあります。

 

勝負が決するまで、だいたい百数十手。この中に流れがある。

 

流れは人為的に支配できるものではない。対局中にはいろいろなことを考えるが、思ったとおりにはならない。思いがけない展開になってしまう。流れをつくるよりも、サーフィンのように流れにのっていく。波はつくれないが乗れるかどうかだ。

 

羽生棋士ほどの実力者でも対局を思い通りには出来ず、流れに乗ることを中心に考えていることにFXや相場世界に共通するものを感じました。

 

昔から名のある成功者の多くが「流れを掴め・流れに乗れ」という言葉を残しています。

 

中には「俺が相場を動かす」と豪語した方もいますが、そういう言葉を吐いた方はその後お決まりのように大失敗をして破綻しています。

自動売買だからこそ掴める勝機

「勝機は誰にでも訪れる」

 

自動売買でもこの言葉は通用します。

 

最初からずっと負け続けることは自動売買ではあまりありません。流れはいつか変わるものであり、自動売買を続ける限り悪い流れはどこかで良い流れに変わります。良い流れに変わったときに勝機が訪れます。

 

例えば、この間私の自動売買口座でこういうことが起きています。

 

勝機訪れる FxThunder勝率33%で勝てるカラクリ

 

上記でも書いていますが、裁量トレードの場合はこうはいきません。

 

4連敗も続けば、大体損切り注文を出すのが嫌になってきます。

 

ましてや8連敗です。しかも、この画像では表示できないのですが取引記録ではこの前に3連敗していますので合計11連敗しています。

 

私が動かしたのは5連敗した後です。それでも連勝前に6連敗分の損切りをしていることになります。

 

裁量トレードだったら、この間注文を出し続けるのも苦痛であり、途中で注文出すのを止めてしまう方も多いはずです。

 

正直に書きますが、私の裁量トレードの力量でこの状況が起きたら勝機を待つことさえできません。

 

我慢できないです。

 

仮に続けていて、その後に勝機が訪れても「多分、最終的には損切りだろう」という気持ちになり270pips以上利益が貯まるまでは待てずに決済することになります。

 

これは、あくまで私がFxThunderと同じ考えで裁量トレードでやった場合と仮定したときの話です。でも、大体の方が私と似たような行動になるように思います。

 

8連敗の後に訪れる勝機をがっちり掴めるのは「かなり運用技術の高い裁量トレーダー」か「自動売買に注文を任せている」のどちらかでしょう。

 

このケースのような売買を平然と行ってくれるところが、自動売買の魅力の1つだと感じています。

 

でも、いつもこうなる訳じゃあありません。

 

どこまで付き合うかを決めておくのも大事です。

 

いわば「最悪のシナリオ」です。

 

次回へ続きます。

FX自動売買 私の基礎編目次 | FX自動売買比較

FX自動売買で大切にしている考え方をまとめているのが私の基礎編です。

 

 

これからFX自動売買を始めようと思っている方は以下の体験談も参考になるかもしれません。

FX自動売買の実践 私の苦労談

FX自動売買2012 システム紹介編 目次

2012/12/15


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