当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

第2歩:運用法を絞り込む

FXで勝ち続けるために2番目にすることは、「運用法を絞り込むこと」です。複数の運用法を並行してやるのは一見合理的でも失敗の原因にもなりかねません。注意すべきところです。

 

今回この連載を読まれるのが初めての方は、第一話から読まれることをお勧めいたします。

 

運用法を絞り込む4つの理由

正しい運用法探しをしていくと、「これぞ正しい運用法」と思えるものが複数見つかることもあります。実際、林先生の本で紹介されている運用法も数種類あります。

 

そういう場合の正しい選択肢は、一つに絞り込むことです。

 

理由はいくつかあります。

 

  • 損きり判断がしやすい。
  • 軌道に乗れば安定感もでてくる。
  • 一つに集中した方が成果がでるのが早い。
  • 売買に迷わなくなる。

 

運用法を絞り込むことには、多くのメリットがあります。

 

損きり判断がしやすい。

 

損きりがきっちり出来るようになるには「運用法が定まっている」ほうが良いです。

FX運用法 勝利大損 抜けるには

多分、運用法が定まらないうちは「損きり」ができるようにはなかなかなれません。

 

少なくとも、私は無理でした。

 

「どこで損きりするか」の基準だけきめても損きりは出来るようにならないのです。

 

なぜなら、為替変動は希望通りには動いてくれないからです。その後の売買で「良かった」ときと「悪かった」ときが必ず発生します。

 

「損きり設定していたせいで損をした」ということが3回くらい続くと、「基準がおかしいのかもしれない」という気持ちになり、損きり基準を変更してしまいたくなります。

 

当然ながら、変更後も似たような現象が起こり、再度「損きり基準変更」をするような流れになりやすいものです。

 

こういうのはどこまでいっても完璧はありません。

 

3回も損きり基準変更をすると「当面、損きりなしでいこう!」なんてことにもなります。

 

そうなると、大きな変動時に痛い目をみることになってしまう。

 

そして「やっぱり損きりは重要だ」ということで、振り出しに戻ります。

 

このループ、私も何度か繰り返しました。

 

そんな私が、ヘタながらも損きりできるようになってきたのは主力運用法をサヤすべり取りに定めてからです。

 

昔の私は、含み損が耐えられない規模になるか破裂して大損を計上するまで損きりが出来ないタイプでした。

 

今でも完璧からはほど遠いヘタクソな損きりですが、大事(破滅)に至るまでには処置ができるようになってきています。

 

運用法を定めることで、相場変動が想定通りにいかないときの損きりなどの判断がし易くなります。

 

運用法が定まらないと「損きりすべきかどうか」の判断はなかなかつかないものです。

 

「損きり判断」ができても実行できるまでには時間がかかります。

 

本来損きりすべきところろいうのがわかるようになっても、スンナリ損きりが出来ないことも相当あるからです。

 

「自分の心との戦い」

 

この克服も「損きり」ができるようになるための壁の一つです。この辺は、徐々に出来るようになればよいと私は考えています。

 

軌道に乗れば安定感もでてくる。

 

日々やるべきことが決まって、売買もルール通りにできるようになってくると、運用成績も軌道に乗ってくるものです。

 

軌道に乗るパターンは、いくつかあるようです。いきなり利益が大きく伸びるケースもあります。

 

私の場合は、「損しなくなる」⇒「収支トントン」⇒「徐々に利益伸び始める」こんなステップできています。

 

利益がでるといっても段階があるのかもしれません。私は、まだ年間利益数億円などの大きな利益は経験したことがありません。

 

焦らず技術を磨き続けることで、いつかは実現できるときがあるかもしれないと思っています。

 

一つに集中した方が成果がでるのが早い

 

しばらく前に、ランチェスター戦略という考え方が流行したことがありました。「戦力は一つに集中することが最大の成果を生む」という考え方です。

 

この考え方は、相場運用の世界にも通じます。

 

自分の戦力を一つに集中していくことで、運用法の習得も早くなります。その成長は、いずれ運用結果向上という形ででてきます。

 

二つ以上のことを同時進行するのと一つのことに集中するのとでは、おのずと結果が違ってきます。

 

ちなみに、それまでの運用法をひきずっているのもよくないようです。

 

林先生の本の中でも、「昔の運用での保有株式を損きりできなかった人は成績が思わしくなかった」などの事例が紹介されています。

 

気を引き締めて新しい運用法に取り組むといいながら、昔の保有株や保有ポジションを処分していないということは、複数の運用法を並行してやっているのと同じ状態なのかもしれません。

 

売買に迷わなくなる。

 

「売買判断で迷わない」

 

これ、勝ち続けるために大切なことです。

 

私の場合も、朝の数分の場帳・グラフ記入で「その日の売買」を決めてしまいます。あとは、その決定に従って売買注文を出すだけです。

 

ここで迷うことはありません。

 

ご経験ある方も多いかもしれませんが、「迷い続けるトレード」はうまくいきません。

 

  • 損きりの決断ができない。
  • 利益を伸ばすこともできない。

 

損きりで迷うことも大きな弊害なのですが、ここでの一番の弊害は「利益を大きく伸ばせないこと」です。

 

迷いの多いトレードは、利益を大きく伸ばせません。少し利益がのると「ここから逆に動いたら利益が飛んでしまう。一旦利益確定した方が良いかも」なんて考えがちだからです。

 

こういうこともあり、「迷いの多いトレードは」小利大損トレードになりやすいものです。

 

「迷いのないトレード」といっても、そこに至るまでは少し時間がかかります。

 

私も、今の運用法を始めてから、最初のうちは「迷い」がありました。

 

日々の作業を続けていくことで、自然に売買判断の迷いは減っていきます。ちょっと利益が乗ったくらいで焦るようなことはなくなります。「損きり」同様、この部分も実践しながら身に着けていくものかもしれません。

FX勝利貫徹編 目次

 

「心得編」はこちらです。

 

2019/01/30


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ