荒れ相場でFXオプションで起こる3つの現象

FXオプション 荒れ相場 2022年3月24日

 

為替相場も株式相場も荒れ相場は怖いものです。

 

FXオプションは、それに輪をかけて怖いときがあります。

 

これは、FXオプションをされる方は意識しておかねばならない事項です。

 

 

荒れ相場のリスク

 

FXオプションを始めるにあたって充分に留意して欲しいことがあります。

 

それは「荒れ相場のリスク」です。

 

コロナウイルスやウクライナ情勢のように、為替相場が大きく荒れる時期になると、FXオプションのプレミアムが大きく変動することがあります。

 

これは、「ボラティリティの急上昇」によってもたらされます。

 

売買上留意しておくすべきは、以下の3点です。

 

  • 約定しにくい現象がおきることがある。
  • プレミアム自体が急上昇する。
  • プレミアムのスプレッドが急拡大する。

 

留意点その1:約定しにくい現象

 

まずは、「約定しにくい現象」ですが、サクソバンク証券さんの社員さんに聞いたところでは、約定拒否のような現象がおきることが稀にあるそうです。

 

ちなみに、私はまだ経験したことがありません。

 

もしかすると、売買している通貨ペアが米ドル円豪ドル円などのメジャー通貨が中心なので、これを経験せずに済んでいるのかもしれません。

 

ここ数年で、いくつか大きな変動が起きているにも関わらず、経験せずに済んでいるということは、よほどのことがない限り大丈夫かなという気もします。

 

可能性もあるということだけはご理解ください。

 

その2:プレミアム自体が急上昇する

 

ボラティリティの急上昇はプレミアム自体を上昇させます。

 

「買い」の方にとっては朗報となる部分もありますが。「売り」の方にとってはプレミアム上昇は含み損増加に繋がります。

 

コロナウイルス相場の時は、プレミアムが通常の3倍以上となった時期もあります。

 

滅多にあることではないので、「コール売り」「プット売り」などのポジションを持っていると慌ててじまうかもしれません。

 

ご注意くださいませ。

 

その3:スプレッド急拡大

 

最後の、「スプレッド拡大」もボラティリティの急上昇期にはよく起きる現象です。

 

例えば、米ドル円のオプションスプレッドは、通常0.07〜0.15くらいです。

 

プット「ビッド0.40−アスク0.47」・・・でスプレッド0.07という感じです。

 

これが、ボラティリティの上昇とともに大きく拡大することがあります。

 

例えば、現在ロシアのウクライナ侵攻により、米ドル円のオプションスプレッドも0.15〜0.25くらいと通常時の2倍くらいになっています。

 

直近でひどかったのが「コロナウイルス初期」のころです。

 

 

この記事の中に書いてあるのですが、最大で0.5くらいまで拡大したことがあります。

 

記事の時点では、収まっているんですけどね。

 

当時の高ボラティリティ時期の画像もあったはずなのですが、見つけられなかったです。

 

すみません。

 

高ボラティリティ時期は短期間が多い

 

プレミアムのスプレッドが拡大する「高ボラティリティ期」は、長くても数ヶ月くらいの短期間のことが多い傾向があります。

 

世界中を2年間騒がせ続けたコロナウイルスによるボラティリティ上昇も、為替相場で猛威をふるっていたのは、最初の2ヶ月程度でした。

 

先程の記事が、ちょうど2ヶ月経過したころのものです。

 

コール売り・プット売りなどのポジションを持っていると、こういう時期は慌ててしまいがちなので、ご注意ください。

 

こういう時に、慌てない一番の方法は、「資金に余裕を持たせておく」ことです。

 

コール売り・プット売りなど利益を出しやすいポジションは、目先の利益を狙いすぎると、余裕のない状況に陥りやす傾向にあります。

 

1万通貨の米ドル円コール売りポジションを保有するのに必要な証拠金は約4.8万円(2022年3月現在)です。

 

でも、実際にポジションを保有する場合は、相場急変動やプレミアム急上昇などを考慮して10〜15万円くらいの資金を入れておいた方が良いです。

 

私の基準は、米ドル円のコール売り・プット売りでは、1万通貨で15万円目安としています。

 

短期間のボラティリティ上昇にビビって損きりをして、数か月後にとっても悔しい想いをすることにならないようにしましょう。


FXオプション講座2022 目次

 

 

ここで使っているFXオプション口座はサクソバンク証券です。

 

2022/03/24


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