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攻撃力2倍をねらうツインドラゴン戦略

ツインドラゴン戦略

今回は、ビッグヘッド戦略の応用系で「ツインドラゴン戦略」です。

 

 

ツインドラゴン戦略とは?

 

前回紹介したビッグヘッド戦略は、バランスを変化させることで、その時点の状況に合わせた様々な形にできます。

 

例えば、こんなのはいかがでしょう。

 

ツインドラゴン戦略

 

スワップポイントサヤ取り管理簿 2022年4月22日 2

 

画像時点の状況

 

  • 2022年4月25日
  • 米ドル円 128.69円

 

この画像の薄赤色のプット売り10万通貨と薄青色のコール買い20万通貨を仕掛けます。

 

そうすると、以下のようなポジションができます。

 

プット売り(薄赤色)

 

  • 権利行使価格 128.50円
  • 権利行使日 2022年10月5日
  • 数量10万通貨
  • プレミアム 3.704
  • プレミアム受取金額:3.704×10万通貨=370,400円

 

コール買い(薄青色)

 

  • 権利行使価格 132.00円
  • 権利行使日 2022年10月5日
  • 数量20万通貨
  • プレミアム 1.798
  • プレミアム支払金額:1.798×20万通貨=359,600円

 

仕掛け時収支:370,400円ー359,600円支払=10,800円受取

 

 

プット売り+コール買いの組み合わせは、ビッグヘッド戦略と同じです。

 

ビッグヘッド戦略では、プット売り10万通貨:コール買い14万通貨の割合でした。

 

こうすることで、「下げのリスクは10万通貨・上げのリターンは14万通貨」と大きな上げ相場がくれば、FXよりも大きな利益を狙える形になっています。

 

ツインドラゴン戦略の組み合わせは、数量のバランスをプット売り10万通貨:コール買い20万通貨にしています。

 

「下げのリスクは10万通貨・上げのリターンは20万通貨」

 

前回のビッグヘッド戦略とリスクは同じで、上げのリターンは20万通貨と更に大きく狙える形になっています。

 

この形・・・・私は「ツインドラゴン戦略」と呼んでいます。

 

  • プット売り 1
  • コール買い 2

 

リスクを抑えて2倍の攻撃力で攻めている姿が・・

 

「胴体1つで頭2つで攻撃している怪獣」

 

・・・つまり、ゴジラにでてくるキングギドラのような姿に似ていると思ったからです。

 

参考記事:キングギドラとは

 

キングギドラは頭3つですが、この戦略は頭2つなので、ツインドラゴンとした訳です。

 

キングギドラのように頭3つで攻撃力3倍にすることも、やろうと思えばできます。それは、次回紹介させていただきます。

 

ツインドラゴンは、大きく上昇しそうな時に、特に有効なポジションです。

 

ただし、コール買いの権利行使価格は132円と現在値より少し離れています。

 

この仕掛けが威力を発揮するのは、現在値よりも5円以上高くなるような値動きをしたときです。

 

仮に、140円まで上昇すればどうなるか計算してみましょう。

 

米ドル円が140円まで上昇するとどうなるか

 

FXポジションでの損益

 

  • 140円−128.69円=11.31円
  • 利益想定額:10万通貨×11.31円=113.1万円

 

ツインドラゴン戦略ポジションでの損益

 

  • 20万通貨×8円=160万円

 

権利行使日に140円まで上昇したときの利益増低額です。

 

FXで単純に買うよりも利益が1.5倍くらいになり、下げ相場でのリスクは、少し軽減できます。

 

半年先の為替相場次第ですけどね。

 

4月25日時点の為替相場環境をみる限り、10月までにもう一上げある可能性は充分にありそうな気がします。

 

 

もっと、コール買い増やすと利益も大きくなりそうだな。


 

ええ、そうなりますね。

 

ただ、コール買いを増やすには資金が必要です。仕掛け時の手出しをゼロ円でやるには、これくらいが良いかなと思います。

 

でも、もうちょっと一工夫する事は出来ますので、次回はその仕掛けをご紹介します。


FXオプション講座2022 目次

 

 

ここで使っているFXオプション口座はサクソバンク証券です。

 

2022/04/25


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