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「売り」で負けることもある 現実の事例

FXオプション コール売り 損失 2022年1月31日

前回、「売りは勝ち易い」と書きました。

 

でも、絶対に勝てるというものではありません。

 

負けたときには損失が膨らみ易い傾向もあるので、トータルでは損失ということだってあります。

 

そして、その損失が必ずしも悪いというものでもないのです。

 

FXオプションで損失を出すことにより、全体の利益を確保する。

 

そんな使い方も出来るのです。

 

実例があるので、それで説明させていただきます。

 

 

コール売りで攻めた実例

 

 

このページの「運用状況:第43週目」のところをご覧ください。

 

項目別損益で「FXオプション」の損益がー72,030円になっているのが確認できると思います。

 

ここまでのFXオプション成績、マイナスなんです。

 

でも、実はこれで問題ないんです。

 

ここでは、カバードコール戦略を活用した運用をしています。

 

カバードコール戦略は・・・

 

  • FX買い
  • コール売り

 

この組み合わせでポジションを持つことで、下げ相場で損失を抑制しながら手堅く利益を出していきます。

 

往来気味の相場でもっとも効果を発揮するため、往来相場の多い米ドル円でやっています。

 

具体的には、ループイフダンの塩漬けとなった米ドル円買いポジションを担保にしてコール売りを仕掛けていく形でやっています。

 

2021年4月くらいからやっているので、そろそろ1年経過しようとしているところです。

 

現実に、「コール売り」だけをやっています。

 

この運用での「コール売り」の成績がー72,030円ということなのです。

 

ここで、まずご理解要ら抱きたいことが・・・

 

「売りが勝ち易い」といっても「絶対に勝てるというものではない」

 

・・・ということが現実に起きているということです。

 

でも、この運用はこれで問題はありません。

 

「FXの利益を出すためにFXオプションの損失が生きている」からです。

 

どういう意味かご説明させて頂きます。

 

FXと組み合わせることで損失が生きる

 

カバードコール戦略は、上げ相場と下げ相場で利益を補うような運用ができます。

 

利益パターンは3つあります。

 

上げ相場

 

  • FX利益
  • コール売り 損失となりやすい
  • 合計損益は利益

 

下げ相場

 

  • FX損失
  • コール売り 利益
  • 合計損益ケース1:小さな下落であれば利益
  • 合計損益ケース2:大きな下落であれば損失

 

往来相場

 

  • FX 収支トントン
  • コール売り 利益
  • 合計損益 利益になり易い

 

ほとんどのパターンで合計利益を確保しやすくなっています。

 

大きな下落のときは、FXの含み損または損失を補えず合計損益は損失になります。、

 

それでもコール売りで受取ったプレミアム代金分は利益になるので、FXの損失を減らす効果があります。

 

合計利益はプラスとなりやすい

 

先程のループイフダンの損益でも、合計損益は136,643円の利益です。

 

米ドル円が上昇気味に推移してきたため、コール売りはー72,030円の損失なのですが、ループイフダン口座でそれを上回る206,660円の利益が出ているからです。

 

これだけ見れば、コール売りの損失がもったいないと感じるかもしれません。

 

でも、現実には下げ相場で利益を出してくれるコール売りポジションがあることで、下げ相場でも涼しい顔をしていられるのです。

 

FXと組み合わせることで、こんな使い方もできます。


FXオプション講座2022 目次

 

 

ここで使っているFXオプション口座はサクソバンク証券です。

 

2022/01/31


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