夢をかなえる純ドルコスト平均法
FX積立の資金を将来何に使うのかを考えてみるのも楽しいものです。
夢を託す
純ドルコスト平均法2014の最終回です。
最終回といってもこの運用法は、FX積立の一例としてずっと続けていきます。最終回と書くと、もう何も書かないと誤解される方もいるのですが、メルマガ相場生活入門ではそういうことはありません。1年に1回くらいはフォローの連載もしていきますので、ご安心ください。
最後にお聞きします。
皆さんは、1億円できたら何に使いますか?
10年以上先のことになりますが、この運用法を始める方は、使う目的も決めておくといいかもしれません。私は決めてあります。
息子の海外留学・活動資金
息子は今2歳になったばかりです。親バカと言われるでしょうが、本当に可愛くて仕方がありません。いろんな人から今だけよ〜、あと一年もするとね〜(口調から推察できるようになぜか女性ばっかり、そしてなぜかダミ声系多し)と言われているので覚悟はしているのですが、いまのうちに可愛がれるだけ可愛がっておこうと思っています。
私の今一番の楽しみが息子の成長です。この運用法で作った資産は息子のために使いたいとおもっています。
もしも出来もよく、本人が希望すれば高校くらいから海外留学をさせたりしたいのです。海外留学しなくても海外でも活躍できる人間に育てたいと思っています。
でも、それにはお金がかかります。しかも、教育費は世界的にも毎年高騰しているので15年後にいくら必要になるかわかりません。それでも、生活費も合わせて1億円あれば大丈夫かなとは思っています。
もしも、私が他の運用法で大失敗してもこのFX積立だけはなんとしてでも続けていくつもりでいます。
いくらなんでも一億円はかからないだろと思いますよね。でも、、家族3人の生活費も入っています。息子が留学するのに合わせて私たちも海外生活を始めようかという計画も同時進行中なのです。・
まあ、夢ですのでご容赦ください。
この夢実現には、当然ながらいろいろな障害があります。でも、資金不足という悩みだけはないように、この純ドルコスト平均法運用口座で確保しておくつもりです。
1億円を達成できるかもしれない15〜20年ごろには息子も高校生・大学生です。1億円に届くか、それとももっと増えているのかはわかりませんが、その時に役立つ資金なんだと思うと、毎月の積立日が楽しくなります。
人によって夢は様々ですが、そういう夢の実現資金として目標設定をするのも、毎月のFX積立のモチベーション維持としては有効です。
楽しみながらやっていきましょうね。
今後の購入予定
私のルールでは、毎月最初の為替取引のある日に定期購入することにしています。なので、2014年2月の積立日は来週月曜日です。
この下げで買うたために12月積立分はポジションを作らず待機させたままにしてあります。現在豪ドルが80円台突入していることもあり、来月はいつもより大きく買って買い平均値を下げたいところですよね。
でも、こういう気持ちは「一種の焦り」からでているときもあります。焦った気持ちのときに飛びつくように大きなポジションを作るとうまくいかないことも多いものです。
なので、2月はいつも通りに買うか、もしかすると待機資金として3月以降の購入に回してしまうかもしれません。2月も入金のみの可能性もあります。どうも、今は買いたくないのです。豪ドル本国関係者が豪ドルをもっと下げようと必死なのが気になります。
もう少し豪ドル下げ発言のトーンが弱くなってからでもいいような気もしています。積立だけは続けていって3月以降にジワジワ買っていくというのも悪くはありません。
買い付け予定の来週までは日があるのでもう少し考えてみます。
あまりにも露骨な豪ドル下げ圧力があるうちは、豪ドルは下げ易いので、買いのペースをゆるめていくかもしれません。例え、豪ドルが70円台や60円台になろうと買い続けていく予定ですので、今はあまり無理はしません。
毎月毎月コツコツとじっくりとやりながら長期で資産形成をしていくのがこの純ドルコスト平均法です。FXというと「10万円を1億円になど」短期で大儲けする手段というイメージが強いのですが、こういう運用の仕方もあります。
目的に応じて使っていけるのも、FXの面白いところですね。
今回の純ドルコスト平均法連載はここで終了させていただきます。
純ドルコスト平均法2014年 目次
- 第1回目標1億円 純ドルコスト平均法2014
- 第2回純ドルコスト平均法 実績と誤算
- 第3回机上では儲かるドルコスト平均法
- 第4回その1 再投資のレバレッジリスク
- 第5回ドルコスト平均法購入のやり方
- 第6回スワップポイント縮小時代への対応
- 第7回資金管理ルール 改正点その1
- 第8回精神的レバレッジとプロスペクト理論
- 第9回毎月のポジショ作成ルール
- 第10回買い平均値について
- 第11回積立額に対する利回計算目安
- 第12回豪ドル円周期と利益確定ルール
- 第13回豪ドル円20年以上の値動きからみた利益確定ルール
- 第14回ルール必須 成功の3ポイント
- 第15回「人の行く裏に道あり花の山」裏山を歩くためのコツ
- 第16回豪ドル暴落相場の戦い方
- 第17回FX大勝への道
- 第18回FXでも大事なPDCAサイクル
- 第19回夢をかなえる純ドルコスト平均法
運用状況や旧ルール解説は以下でまとめてあります。