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純ドルコスト平均法 実績と誤算

今回は、純ドルコスト平均法を始めた2012年からここまでの運用状況をまとめました。誤算もあり、良い勉強になるとともに今後の運用の大きな教訓となる年だった気がします。

ここまでのドルコスト平均法運用振り返り

まずは、純ドルコスト平均法運用でのポジション作成状況のグラフをご覧下さい。

 

純ドルコスト平均法 これまでのポジショングラフ

純ドルコスト平均法 決済

 

グラフ上の赤丸がポジション作成した場所とポジション数を示しています。豪ドルが下がるに従い、ポジション数が増えているのも確認できます。ドルコスト平均法ならではの特徴もわかりやすいと思います。

 

  • 高値圏では購入ポジション数が減少
  • 安値権では購入ポジション数が増加

 

下げ相場突入とともに購入レバレッジを引き上げて売買数量を増やしてきました。ここ一年を大雑把にまとめると以下のような感じで買っています。

 

  • 豪ドル100円台の購入数量は毎月700〜1000豪ドルくらい
  • 豪ドル80円台での購入数量は毎月3000〜5000豪ドルくらい

 

この流れで、買い平均値を低くしています。ただ、通常のドルコスト平均法では、こんなに極端な差はでません。こういう差が出たのは、売買ルールに更に一工夫してあるためです。

 

  • 高値圏ではレバレッジを低く又は買わない。
  • 安値権ではレバレッジを高く更に待機中資金も投入して買う。

 

今のところ、売買ルールでのこの一工夫がうまく機能しています。ちなみに、純ドルコスト平均法では「待機中資金」と「予備資金」があり役割が違います。売買ルールの語句で混乱するかもしれないので補足しておきます。

 

待機中資金

いずれポジションを作成予定の資金。主に「入金したけどポジション見送りとしている資金」と「利益確定後の資金」の2種類あります。

 

予備資金

運用開始初期に暴落などで証拠金不足となる恐れがあるときに一時的に投入する資金。ポジション作成には使わず、上昇期に入り資金的余裕がでてきたら引き上げます。普段は銀行の定期預金などにしてあります。運用開始から2年経過したあとは基本的に使用しない予定です。

 

この2つの資金は言葉のひびきは近いのですが、全く性質が違いますのでご注意ください。たまに、私も混同して文章を作っているときがあるので、お気づきになったらご指摘くださると助かります(汗)。

嬉しい誤算 利益確定

4月に大きめの利益確定がありました。決済したときの履歴画面がコチラです。。

 

純ドルコスト平均法 利益決済画面

純ドルコスト平均法 決済

 

この利益確定は、嬉しい誤算でした。売買ルールでは、買い平均値より15円上昇を利益確定の目安としてあり厳しい基準にしてあるからです。ところが、2012年に運用開始して半年くらいで20円以上上昇するという幸運に恵まれたのです。

 

2013年12月現在、この原稿を書いている時点の豪ドルは、まるで勢いがなく短期で急上昇する気配は感じられません。

 

でも、今思い起こせば2012年の運用開始した頃もすぐに上昇する感じはありませんでした。いつものことではありますが、意外なところで急上昇を開始するのは相場の常です。

 

今の時期は「下値を丁寧に拾う時期」と割り切って買い続けていくつもりです。来年の中ごろには状況もかなり変化してくるかもしれません。

 

正直に書くと、この運用法は、初期のうちはあまり急上昇してくれるのは望ましくありません。ある程度値が下げて安値圏で大きなポジションを作っておくほうがその後の上昇期に大きな利益を出せるからです。

 

あまり大きな暴落は心臓に良くないので、ほどほどに下げてくれる相場が続いてくれるのが密かな希望です。多分、そんな都合よくは動いてはくれないと思いますけどね。

 

12月現在の状況としては、豪の中銀関係者の発言からの豪ドルの大幅下げも有りうる状況ですので、資金に余裕をもたせているところです。

純ドルコスト平均法2014年 目次

2013/12/07


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