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毎月のポジショ作成ルール ドルコスト平均法実践ルール

毎月このルールでやっています。少し慎重なところも多いのですが、安全性重視でまいります。

毎月のポジショ作成ルール

純ドルコスト平均法、今回は「毎月の購入ルール」です。

 

毎月のポジショ作成ルール

買い平均値より高いか低いかを元に購入数量を決定。

 

  • 安値更新・安値近辺時:基本4倍、弱気2〜3倍
  • 買い平均値以下:基本3倍 弱気1〜3倍
  • 買い平均値以上:基本2倍 弱気0〜1倍
  • 高値更新時:基本1倍 弱気0倍
  • 利益確定後の再投下資金は最大レバレッジ2倍以内とする
  • 3年目以降レバレッジが2倍を大きく超えているときは上記規定に縛られずに下げるのは可

まず、最高レバレッジを4倍に下げました。今以上の低スワップ時代を想定した場合、旧ルールでは、最高レバレッジ5倍までだったのですが、今回の改正でレバレッジ4倍まで下げています。

 

これは、豪ドルスワップポイントが今後も大幅に上げることはないだろうという状況を考慮したものです。

 

参考:スワップポイント縮小時代への対応

 

買い平均値を基準にポジションを作っていきます。買い平均値近辺では、レバレッジ2倍以内でポジション作成します。
豪ドルが大きく下げていくに従いレバレッジを上げていきます。逆に豪ドルが上げていくに従い、レバレッジを下げていくやり方は旧ルールと変わりありません。

 

ドルコスト平均法の効果により、レバレッジが同じでも豪ドル買い数量は自然に増えていきます。レバレッジを上げていくことで、更にその効果を高めていくことになります。下げ相場で買い平均値を大きく下げておき、上げ相場で利益をだしやすい状況にしていきます。

 

ポジション作成には「基本」と「弱気」の2種類あります。これは私の場帖・グラフから得る心理的要因を加味したものです。

 

参考:●●▲■NEO+場帖・グラフ

 

「基本」部分は、型どおりのルールで、いつもはこの通りにやります。ただ、裁量トレードで使っている売買道具である場帖・グラフの感触が良くなく弱気なときは、無理をせずに「弱気」で決めた範囲でポジションを作ります。

 

調度、今月の2013年12月がそうです。今月は「基本」ルールどおりであれば、10万円入金してレバレッジ2倍でポジションを作るところです。でも、場帖・グラフ上の豪ドルは弱くどうにも嫌な感じだったので「弱気」ルールにより、ポジション作成はせずにレバレッジ0倍で待機資金としてあります。

 

参考:純ドルコスト平均法ここまでの買いポジション作成履歴

 

レバレッジ0倍で待機中とした待機資金は、来月以降資金資金と一緒にポジションを作っていくことになります。こんな感じで、毎月10万円を入金してレバレッジ0〜4倍の範囲で豪ドル買いポジションを作成していきます。

レバレッジリスクに対応

EURNOK

利益確定後の再投下資金にもルールを作りました。

 

「利益確定後の再投下資金は最大レバレッジ2倍以内とする」

 

旧ルールでは、利益確定後の資金は新規入金分と同様に、最高レバレッジ5倍で新規ポジション作成が可能でした。

 

この連載前半の問題点でも書きましたが、利益確定後の資金を新規資金同様に最高レバレッジ5倍で再投資するといつまでもレバレッジが下がらないという状況がおきやすくなります。

 

参考:再投資のレバレッジリスク

 

これでは、定期的に起きる大きめの下げ相場で苦しむ可能性がでてきます。これを防ぐために、利益確定後の資金はレバレッジ2倍以内で運用することとしました。このレバレッジにはもう一つ以下の縛りを加えました。

 

「3年目以降レバレッジが2倍を大きく超えているときは上記規定に縛られずに下げるのは可」

 

ここまでのルールでも充分にレバレッジは低く抑えていけるはずです。ただ、下げ相場が長く続くときなどは、高レバレッジでの買いポジションが増えるため全体のレバレッジが想定以上に高くなることがあると思います。

 

その場合は、ここまでのルールには関係なくレバレッジを下げていけるようにしたのがこのルールです。慎重すぎると感じる方もいるかもしれません。でも、おそらくこれくらい安全性に配慮して調度良いだろうと思います。

 

リー万級ほどの暴落はそう何度もくるものではありません。でも、10年もあれば30〜40円くらいの大きな暴落は1回や2回あるのは普通ですので、そこで吹き飛ばない備えをしておかねばなりません。

 

この運用法は、損きりをしていかない運用法ですので、安全管理には充分に慎重にいくべきです。既に大きく下げたところでも、そこから更に大きな下げを想定した手を打っておけるようにします。


純ドルコスト平均法2014年 目次

2013/12/26


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