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FXでも大事なPDCAサイクル

ビジネスだけでなく、FXでもPDCAは有効です。

計画は大胆に

ご自身で運用ルールをつくるときには「計画は大胆に、欲望は謙虚に」を心がけると良いかと思います。ビジネスでよく使われているPDCAサイクルをイメージしてやるとうまくいきます。

 

  • PLAN:計画
  • DO:実施・行動
  • CHECK:点検・検証
  • ACTION:処置・改善

 

頭文字をとってPDCAサイクルです。為替相場は時とともに変化していきます。その状況に合わせてルールを微調整していく必要があります。定期的に運用状況を振り返りながらルール変更などを検討していきます。

 

慣れてしまえば、これはそれほど難しいものではありません。ある程度やっていくと以下のことを感じるはずです。

 

  • 想定外の事態は、そうはおきない
  • ルール破りの主要因は欲望

 

命の次の大事なお金を運用しているということもあるのでしょうが、安全性を考慮して作ったルールというものは、どなたもある程度しっかりしたものが出来ます。ルール作りの中で最悪の事態も想定していいるせいか、それを超えるような状況はあまり起きません。

 

それよりも注意すべきは、「運用者自身の欲望」です。

 

積立系の運用は、資金が増えるのが通常よりも遅く感じます。

 

投資家だれしも「もっと儲けたい。短期で儲けたい」という気持ちをもっています。この遅さに我慢できなくなってルール破りを始めてしまいます。それが失敗の原因となることがとても多いです。改めて、「欲望は謙虚に」と書いておきます。

欲望は謙虚に

ルールを作り、安全性重視でルールを作ったらあとはそれを守りながら、定期的に検証していくことで、純ドルコスト平均法は堅実に続けていけるだろうと思っています。無論、先ほどの「欲望は謙虚に」も守っていくことが前提です。

 

目標1億円のどこが謙虚なんだ?

 

こう思う方もいるかもしれません。でも、これについてはどれほど欲張っているわけではないのです。1億円はちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それなりの年数をかけているので実現可能だろうと思っています。

 

参考:1億円への道

 

この連載で何度も出している表です。私の運用は無理はしません。そのため、1億円の目標の作り方もちょっと違います。

 

「1億円を何年で達成できるか試す」

 

こういう趣旨です。通常1億円を目指す場合はこうですよね。

 

「10年で1億円つくる」

 

これだと運用成績が悪くなると焦ってしまい、大失敗の元にもなってしまいます。そもそも、純ドルコスト平均法は短期で成果を出す運用法ではないので、こういう焦りを持っても対応ができません。でも、将来の目標イメージがないとダラけてしまい、途中で止めてしまうことにもなります。

 

焦らず怠けずに1億円作るための目標設定の仕方として設定したのが先ほどの「1億円を何年で達成できるか試す」なのです。

PDCAで欲望ルールも修正

 

★ 
毎月のFX積立をルールどおりに続けき、PDCAサイクルを意識していくことでいろんな気づきもあります。「短期で大儲け」という欲望が強すぎて作ったルールに気づくこともあります。安全重視で作ったはずのルールでも、後で気づくことはあります。

 

例えば、この純ドルコスト平均法の最初のルールは「レバレッジ5倍」で買い進んでいくものでした。これでも、予備資金をうまく活用すれば安全という判断だったのですが、毎月やっていくうちに不測の事態が起こりそうな気もしてきました。

 

そこで、今回修正しています。

 

今思えば、これも私の「短期で大儲けしたい」という欲望が強すぎて作ったルールだったのかもしれません。こういうルールも気づけば修正していけば問題はありません。

 

この運用法は、毎月コツコツとゆっくり積み立てていくのでやっていくので軌道修正する余裕は充分にあります。

 

本日豪ドル値は、88.9円と80円台に突入しています。このままいくと2月の豪ドル購入は、ちょっとお得な値でできるかもしれません。もしも、80円台前半くらいに落ちることがあれば掲示板やブログなどは大騒ぎになるでしょう。でも、この運用法をやっている方は冷静にみていられるはずです。

 

「下げ相場は、慌てるものではなく利用するものです」

 

そして、なかには「買い場到来」と内心ニヤリとしている方もいるかもしれません。

 

でも、慌ててはいけません。こういうときでも、いつも通りのルールを守っていくことが大切です。ここから更に大きく下げる可能性だってあります。この連載の2回前で「誰もが買わない時にも段階がある」という内容の記事を書きました。 

 

参考:豪ドル暴落相場の戦い方

 

このイメージを大切にしてください。下げ相場は買い平均値を下げていくチャンスでもあります。でも、それは諸刃の剣でもあり、扱いを間違えれば自分がケガをします。今回の下げ相場もゆったりと構えて、しっかりと利用していきましょう。

純ドルコスト平均法2014年 目次

2014/01/28


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