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「誰もが買わない時」にも段階がある。 豪ドル暴落相場の戦い方

純ドルコスト平均法で、下げ相場のときにどう行動するのかをまとめました。下げ相場の中でも特に激しい暴落相場でどう動いていくかという私のシナリオです。

下げ相場の過ごし方

前回の続きです。下げ相場で買いをいれるときにもうひとつ注意していることがあります。それはこれです。

 

「下げ相場初期は静観する」

 

例えば、円安相場が続いた後のコツンとした押し目などです。私は、この運用法ではこういう相場には手を出しません。コツンとした押し目は、そのまま下げ相場突入に繋がることもよくあるからです。上げ相場で買い数量を抑えていると、こういう下げでは「待ってました」という気持ちになると思います。でも、そこで大きく買いはしません。

 

この運用は、短期で成果をだすものではありません。5年10年という長期間で資産を何十倍にも増やしていくのが目的です。目先の小さな動きは無視します。こういう押し目では、上げ相場期待の買いも入り易いため、急上昇することもよくあります。私は運用口座の目的に合わせて対応します。

 

  • 短期・中期売買口座・・・・ 買いを入れる可能性あり。
  • 長期運用口座 ・・・・・・ 買いは入れずに静観する。

 

短期・中期売買口座というのは、このメルマガ公開口座でいくと亀千人投資術+場帖・グラフで運用している口座などです。

 

参考:亀千人投資術+場帖・グラフ

 

この運用口座は、場帖・グラフで流れがまだまだ強いと感じれば買いポジションを増やしていきます。それと同時に撤退も早く、まずいと感じれば損きりも行います。

 

長期運用口座は、メルマガ公開口座でいくと「純ドルコスト平均法」「資産倍増計画」などになります。これらは、5円くらいの上昇で利益確定をすることはないので、小さな動きは無視していきます。

 

細かい利益決済もしないし、損きりもしません。このため、大きなリスクに繋がる売買は慎みながら安全第一でやっていくことになります。

 

同じ口座で両方狙ったらいいんじゃないの?

 

こういう意見をいただくこともよくあります。これは、理屈上は出来そうな気がするんですけどね。でも、両方取ろうとするとうまくいかないのです。今まで何度も失敗しています。

 

これまで実験的に短期・長期を混ぜた運用はしたことがありますが、うまくいったことがありません。ルールがごちゃごちゃとしてしまうせいか、混乱のもとになり利益も伸びませんでした。

 

なので、今の私は口座ごとに運用目的を完全に分けています。

「誰もが買わない時」にも段階がある

純ドルコスト平均法では、全体が大きく崩れだしたときそろそろかねぇと思えるようなところで出動するのが理想です。調度、FXブログなどで「スワップ派 オワタ」とか「スワップ派 壊滅」「豪ドル買い続けるなんてアホじゃない」なんて記事が沢山でてくるような時期でもあります。

 

こういう記事の内容は読む必要はありません。腹を立てる必要もありません。しっかりと待ち続けていたらこういう傾向は心の中ではニヤリとすべきところです。前回書いた「誰もが買わない時」の到来だからです。高値圏で安全性重視でやっていれば、入金だけして買いポジションを作っていない資金が結構貯まっているはずです。

 

おそらく、いっきにいきたくなるでしょう。

 

でも、まだ焦ってはいけません。投下する資金は、用意してある資金の3分の1程度です。もっと下げるようなら、もっと買っていきます。

 

そこから更に下がると「スワップ投資の話題」そのものが無くなってきます。スキャルピングやデイトレ、あるいは株式投資に話題の中心が移っていきます。

 

誰もがスワップ投資に興味を持たなくなったような時期に、次の3分の1を投下します。

 

まだ、3分の1残っていますね。

 

もしも、この下げ相場が本当に暴落相場であれば、「最後に絶望的な下げ」が起こる可能性があります。この下げは、暴落で大きな含み損を抱えていて耐え切れなくなった方が大損覚悟で投げてしまう時期でもあります。その無念さを感じ取りながら、有り難く底値を拾っていきます。

 

この3分の1は、その時に投下します。

 

「誰もが買わない時」にも段階があります。

 

ブログやネットで騒いでいるような時期はまだまだ上げる希望を多くの方が持っているときでもあります。でも、下げ相場が続くとだんだんと希望さえも消えてきて、話題にもならなくなります。値動きとは不思議なもので、その頃からあまり下がらなくなります。そんな時に毎月コツコツを買い進んでいきます。

 

そして、いずれ豪ドル円の上昇期がくるでしょう。豪経済が崩壊して先進国からすべり落ちるようなことがない限り、豪ドルの上昇期はいずれきます。

 

こんな感じで「誰もが買わない時」に新規買いポジションを作れるようになれれば、買い平均値は効率よく大きく下げていくことができるようになります。

 

そのためにも、高値圏では無理をせずに資金的余裕と精神的余裕を常に持てるようにしてやっていきましょう。私の売買もいつもうまくいくわけではないのですが、少しでも参考になればと思っています。

純ドルコスト平均法2014年 目次

2014/01/21


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