サヤすべり取り 売りの収益源
実際の売買で狙っていく収益源についての説明です。
コーンサヤすべり取り 2つの収益源
私の、コーンサヤすべり取りの売買のやり方について簡単に説明させて頂きます。基本的に「売り」を中心として「価格調整額+値下がり利益」を取る形で行います。
株式投資では「買い」を中心として「配当金+株価上昇利益」を得るというのが主流なので、それとは逆の流れで売買をしていくことになります。
FXでスワップ投資をする場合、スワップポイントを受け取れるポジションが「売り」のときもあれば「買い」のときもあります。その意味では、FXをやっている方はこの辺の収益構造の仕組みはなんとなく思い浮かぶはずです。
それでも、「売り」で「値下がり期待」というのに抵抗がある方も多いかもしれません。
その気持ちはわかります。25年前、サヤすべり取りを始めた頃の私もそうでした。
無理に取り組む必要はありません。私のメルマガは「こういう儲け方がある」というのを運用状況をお見せしながら説明を加えていくスタイルでやっています。
合わないと感じる運用法に取り組む必要はありません。
「それでも、コーンのサヤすべり取りに興味がある」ということであれば、まずは私の売買を観察しているだけで充分です。
この運用法は、特殊な状況を利用したものではありません。それ故、利益を出すチャンスは定期的に到来します。そういう視点でいくと、自信がでたときに仕掛けていけば良いということになります。
価格調整額 好環境の利用
価格調整額がなかなか良い状態にあるのは、先日の連載記事にても書かせて頂きました。
レバレッジ1倍でも2016年実積7.5%の利回りが期待できます。レバレッジをどれくらいかけるかにもよりますが、おいしい環境は続いています。
理論的には、「売りポジションを維持するだけ」でこの価格調整額を受取続けることができます。
でも、この利回りはさておき「売りで利益が取れる環境」が特殊な状況でないことも既に説明済みです。2017年に限らず、「コーン サヤすべり取り」は基本的に「売り」から攻めていく方がやり易いです。
こう書くと「スワップ放置投資も良さそう」と思う方もいるかもしれません。
でも、その考えでやると「ほぼ確実に破滅する」ことになります。1年や2年はうまくいくかもしれませんが、5年後にはレバレッジ3倍程度でも資金が吹っ飛ぶ局面がほぼ確実に到来するからです。
この辺は、次回少し詳しく説明必要させて頂きます。
CFD取引2017年 目次
- 第1回CFD取引 税金面の優位性と2016年振り返り
- 第2回CFD取引口座選びで重視した4ポイント
- 第3回くりっく株365 たった4銘柄でも人気定着
- 第4回CFD取引と現物株比較
- 第5回くりっく株365はなぜ高レバレッジで取引が可能なのか?
- 第6回くりっく株365配当投資 6つのメリット 前編
- 第7回配当頻度と無期限保有可能 株365配当投資6つのメリット後編
- 第8回くりっく株365 リスクヘッジ手段としての使い方 3つの優位性
- 第9回FXとCFD 相関係数を利用した異銘柄売り
- 第10回くりっく株365 3つの両建て向け制度
- 第11回くりっく株365「転売・買戻しの申告」 3つの優位性
- 第12回CFD取引 調整額からみた分類 両建て派必須知識
- 第13回CFD取引資金 数百円からできるTwitter(ツイッター)
- 第14回GMOクリック証券CFD取引 2つのデメリット
- 第15回CFD取引 スプレッドと売り派のメリット
- 第16回配当相当額を狙ったくりっく株365 NYダウ運用
- 第17回日経225をNYダウ暴落用に使う2つのメリット
- 第18回FX投資家がCFD取引でも成功しやすいのはなぜか?
- 第19回CFDコーン 売り有利の理由
- 第20回コーンサヤすべり取り 売買道具
- 第21回サヤすべり取り 2つの収益源
- 第22回サヤすべり取りが流行らない理由
- 第23回サヤすべり取り レバレッジ1倍でも破滅する仕組
- 第24回大富豪の投資法「サヤすべり取り」 2つの意味
- 第25回CFD取引農産物銘柄 他とは違う重要な変動要因とは
- 第26回順ザヤと逆ザヤ サヤすべり取り売買の基本
- 第27回コーンサヤすべり取り リスク管理とレバレッジ
- 最終回「勝ち易い時に勝てばよい」 CFD取引2017
2017年現在、使用している3つのCFD口座