日経225をNYダウ暴落用に使う2つのメリット
NYダウ配当金生活でヘッジとして使っているのは日経225売りポジションです。その意味についてまとめました。
くりっく株365 日経225のヘッジ売り
私のNYダウ買いポジションは、日経225売りポジションと対になっています。サヤ取りの形にしてあるのですが、純粋なサヤ取りとはちょっと違う役割を持っています。それは、「NYダウ暴落時のヘッジとしての役割」です。
具体的にはこんな感じです。
みて頂くとわかるのですが、現在の状況はヘッジとして入れた売りポジションで含み損が発生しているという悲しい状況です(涙)。
まあ、いずれは解消するかなと思っています。
本当はこの辺の説明は、利益が出ている状況で行う方が良いのですが残念ながら今回は間に合いませんでした。今後利益を出す形にはもっていく予定ではあります。
ということで、説得力はありませんが、このやり方のメリット部分を簡単にまとめさせて頂きます。
日経225をNYダウ暴落用に使う2つのメリット
このやり方には、2つのメリットがあります。
- NYダウの下落を日経225売り利益が補完してくれる。
- 両建て状態でも配当相当額はプラスになる。
もともと、日経225はNYダウに連動し易い傾向があります。残念ながらここ数ヶ月は、売っている日経225の方が上昇が大きく裏目にでているのですが、落ち着いてくればいつもの姿に戻るだろうとみています。
日経225だけが突出して上昇するという事態はまず想定できないからです。
まあ、相場というのは何が起こるかわからないものでもあります。その点も踏まえて、今のところは大きなポジションは作らずにゆっくりと攻めています。
日経225がこのまま上昇してもそれほど問題にせずにいられるのにはもう一つの理由があります。
「配当相当額収支は、両建てでもプラスである」
つまり、日経225よりもNYダウの方が、1枚の配当相当額受取額が大きくなっています。
- NYダウ 約4.5万円
- 日経225 29,630円
NYダウの正式上場は2016年からなので、約4,5万円はくりっく株365公式ページでの試算値です。
2016年もほぼ同様の配当相当額であれば、「日経225売りーNYダウ買い」を1枚づつ両建てしたとすれば、配当相当額で差引約1.5万円のプラス収支となります。
こういう環境なので、私の両建てポジションは、配当相当額を受取ながら状況変化を待つことにしています。日々の管理は「場帖」にて行っています。
日々の管理は場帖
8月ごろより毎日の場帖記入を続けています。形式は〇〇△◇と同じです。
参考:〇〇△◇
- NYダウ 19799
- 日経225 19323
- サヤ(価格差) 437
2016年12月15日の場帖値です。毎日こんな感じで数値を帳簿に記入しています。両建てにおいて重要なのは、個別の値ではなくサヤ(価格差)です。売りポジションの日経225が2000上昇してもNYダウが2000上昇すれば両建てポジション全体として収支ゼロ円となるからです。
8月からの推移でいくと、サヤは一時2000前後まで拡大したあと収縮を繰り返しながら現在の400台まで縮小してきています。
なので、「拡大」を想定している私の両建てポジションは含み損を抱えています。
毎日場帖記入を続けることで、このサヤ変動の特徴がだんだんと見えてきます。地道な作業ですが着実に実力がつくやり方なので、あせらずゆっくりとやっていきます。
この運用法での適正なレバレッジはまだ確定はしていません。当面、両建てポジションを定期的に追加しながら含み損益の推移と心理的負担の兼ね合いで落ち着いてできる水準をみつけていく予定です。
CFD取引2017年 目次
- 第1回CFD取引 税金面の優位性と2016年振り返り
- 第2回CFD取引口座選びで重視した4ポイント
- 第3回くりっく株365 たった4銘柄でも人気定着
- 第4回CFD取引と現物株比較
- 第5回くりっく株365はなぜ高レバレッジで取引が可能なのか?
- 第6回くりっく株365配当投資 6つのメリット 前編
- 第7回配当頻度と無期限保有可能 株365配当投資6つのメリット後編
- 第8回くりっく株365 リスクヘッジ手段としての使い方 3つの優位性
- 第9回FXとCFD 相関係数を利用した異銘柄売り
- 第10回くりっく株365 3つの両建て向け制度
- 第11回くりっく株365「転売・買戻しの申告」 3つの優位性
- 第12回CFD取引 調整額からみた分類 両建て派必須知識
- 第13回CFD取引資金 数百円からできるTwitter(ツイッター)
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- 第15回CFD取引 スプレッドと売り派のメリット
- 第16回配当相当額を狙ったくりっく株365 NYダウ運用
- 第17回日経225をNYダウ暴落用に使う2つのメリット
- 第18回FX投資家がCFD取引でも成功しやすいのはなぜか?
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2017年現在、使用している3つのCFD口座