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サヤすべり取り レバレッジ1倍でも破滅する仕組

投資分野が違えど失敗経験などは、他の分野でも活かせることがあります。スワップ投資とサヤすべり取りもそのパターンでいけると感じています。

サヤすべり取り 豪ドル円とコーンの違い

サヤすべり取りは、なかなか大きく負けない運用法ではあります。ただ、数年に一度きっちり損きりをしないと大怪我をする時期が到来します。

 

大損のパターンは、ほぼ決まっています。

 

「数年に一度の暴騰相場が到来+損きりが遅れる」

 

やり方にもよりますが、この2つの条件がそろわないで大損ということはあまりありません。

 

これ、サヤすべり取り実践者は誰もが頭ではわかっています。でも、平和で簡単に取れる展開が長く続くと、暴騰相場への対応がどうしても遅れがちになります。

 

特に、ポジション長期保有の傾向が強いと損きりが更に遅れがちになったり、暴騰相場を売りポジションを持ったまま苦しみ続けることだってあります。

 

「最悪の場合、レバレッジ1倍で耐え抜けばいいんじゃない」

 

豪ドル円などで低レバレッジでスワップ投資をされている方はこう感じる方もいるかもしれません。実際にレバレッジ1倍にすることがなくても、絶対に強制ロスカットにならないラインを確認することで安心できという側面もあります。

 

この戦略は「コーン サヤすべり取り」では使うべきではありません。

 

それは、「レバレッジ1倍でも逃げられないパターン」が存在するからです。これを理解しておかないと、ほぼ確実に資産を失います。

 

「コーン サヤすべり取り」は「豪ドル円 サヤすべり取り」と同じようなやり方をします。でも、大きく違うところが一つあります。

 

  • 豪ドル円は、レバレッジ1倍であればどれだけ落ちても耐え抜ける。
  • コーンは、レバレッジ1倍でも強制ロスカットが起こりうる。

 

ここ、とても重要です。

レバレッジ1倍でも強制ロスカット

これは「買い」と「売り」の違いを比較すると、理解し易いです。単純に豪ドル円で考えてみましょう。

 

  • 豪ドル円90円で買い⇒最悪でも豪ドル円0円になることはない。
  • 豪ドル円90円で売り⇒豪ドル円200円超えもないとはいえない。

 

買いポジションの場合、下げには限界があります。でも、売りポジションでは何倍にも値が上がることもあるため、レバレジ1倍でも絶対強制ロスカットされないとは言えません。

 

私がやろうとすると「コーン 売り」でも同様のことが言えます。コーンは数年前に800ドル台まで暴騰しています。現在、360ドルくらいです。

 

現在の360ドル台で売りを仕掛けて、800ドル台まで上げ続ければ、レバレッジ1倍でも持ちこたえることは出来ません。

 

大暴騰相場には「逆ザヤ」などの兆候もあります。

 

「最悪の場合にどこで逃げるか」は、予め決めておきます。それを確実に実行していけば最終局面までは行かなくて済みます。

暴落期は例外

サヤすべり取りは、流れに乗っている時期は資産を2倍・3倍に増やすこともできます。でも、数ヶ月ですべてを失うことだってあります。

 

基本的には長期保有し過ぎるとリスクが高くなります。

 

私の「コーン サヤすべり取り」は、ポジションを数年保有するようなことは稀です。「売り続ける」といっても、通常半年くらいを限度としてやっていきます。

 

たまに数年保有することもありますが、それは大暴騰相場が終わった後などです。

 

農産物は上がり続けることはまずありません。値が高くなりすぎると売れなくなるからです。

 

これは「スーパでの買い物」に置き換えるとわかりやすいかもしれません。キャベツが1玉1000円くらいに暴騰したら消費者の多くはキャベツではなくモヤシや白菜などで代用しようとします。

 

それによってキャベツが売れなくなり、値が下がることになります。

 

コーンも同様で、値が上がりすぎれば消費者は代替できるものであれば他の商品で補おうと考えます。

 

大暴騰の後は大暴落があるか、ダラダラと下げていく時期が到来します。

 

そういう時がきたら数年売り続けることがあります。そして、その時がきたら最高の儲け時にもなります。私達「売り派」にとっては、数年に一度の暴落相場は思い切り利益を取れる好機だからです。この時期が、流れに乗って資産を大きく増やす時期にもなります。

 

いずれ、お見せしたいです。

 

今は、そういう時期ではありません。まずは、目の前の相場に取り組んでいきます。

CFD取引2017年 目次

 

2017年現在、使用している3つのCFD口座

 

2017/01/23


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