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CFD取引農産物銘柄 季節変動を考慮

農産物系銘柄では、天候が重要な変動要因となります。私のコーン売買での天候の取扱い方などについてまとめました。

季節変動を考慮 売買の基本パターン

農産物系の商品先物では、売買判断要因の中に「季節」があります。つまり、今が「春」なのか「冬」なのか「秋」なのか「夏」なのかによって判断基準が違ってくるということです。CFD取引も農産物系は商品先物と同様の注意が必要となります。

 

CFD取引 農産物系

季節変動を考慮するというのは、株式や為替取引と大きく違う点です。

 

●月は円安になりやすいとか、大発会は上昇し易いなどというのはあるののですが、春だからどうだということで株や為替で有効に使える指標は私の知る限りありません。

 

農産物系銘柄では昔から「天候相場」という言葉があります。日々の天候が、農作物の将来の収穫を決めることになるので、日々の天気が変動要因となります。

 

特に、異常気象と呼ばれる年は大凶作か大豊作になりやすいため、相場も乱高下するわけです。

 

苗を植える春の天候・夏の雨の量・秋のハリケーン、という具合に季節ごとに注目点があります。

 

一般に作物を植える春は、特に天候の影響の大きい時期となります。ただ、だからといって米国や成果中の生産地の天気図を毎日チェックする必要はありません。

 

私たちがみるのは「場帖・グラフ」のみで十分です。相場に影響を与えるような天候状態は、影響が出始めてから場帖で掴み、売買判断をしていけば問題ありません。

コーン売買 1年単位

農産物系銘柄の面白いのは、収穫までの時期が一相場となることが多いところです。

 

農産物は、「土作り⇒収穫」に合わせるような上げ下げを繰り返します。収穫まで1年の作物と収穫まで2年の作物では、変動周期が違ってきます。

 

例えば、「コーヒー」は収穫まで2年かかるので2年周期という具合です。

 

今回CFD取引で行う「コーン」は、1年で「土作り⇒収穫」までをこなすためほぼ1年周期ということになります。1年のなかで「売り⇒買い決済」という売買を1回こなす感覚で売買をしていきます。

 

「通常は1年周期で売買する」

 

これが基本となります。この変動周期の違いは、運用上いろんな違いとなって表れます。

 

コーヒのような2年物は一度荒れだすとかなり長期間荒れ相場がが続きます。これに対して1年物のコーンは荒れている時期は短めです。

 

いつもそうなるという訳ではないのですが、荒れる時期が短いほど難易度は下がり大怪我する確率は減ります。そういう意味では、コーンなど1年物は初心者向けという見方もできます。

周期の崩れは場帖記入でみる。

無論、いつも1年周期という訳ではありません。大凶作の年など、周期が大きくずれるときが数年に一度あります。

 

周期の崩れは場帖記入でみていきます。例えば、2017年1月23日のコーン場帖値は以下のようになっています。

 

  • 17年3月期  369
  • 17年5月期  376
  • 17年7月期  383
  • 17年9月期  389
  • 17年12月期 396

 

これが、「通常の年」の状態です。17年3月期<17年5月期・・・<17年12月期という具合に順番に値が上がっています。17年12月期と17年3月期では価格差(サヤ)が、396−369=27あります。

 

これが大凶作による大暴騰期などには逆になります。例えば、以下のような感じです。

 

  • 17年3月期  800
  • 17年5月期  780
  • 17年7月期  750
  • 17年9月期  720
  • 17年12月期 690

 

先程同様に17年12月期と17年3月期の価格差(サヤ)を計算すると690−800=−110とマイナスになっていまず。

 

これが、先日説明した「逆ザヤ」です。逆ザヤは、数年に一度の異常期に起こりやすい現象です。

 

わかりやすいですよね。

 

順ザヤから逆ザヤに移るときの傾向もあります。これは、何パターンかあるのですが、場帖記入をしていくことで掴み易くなります。「通常期」なのか「異常期」なのかで売買のやり方は違ってきます。

CFD取引2017年 目次

 

2017年現在、使用している3つのCFD口座

 

2017/01/30


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