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ドルコスト平均法 3つのメリット

現状、ドルコスト平均法を使うメリットとして感じているのは以下の3点です。

 

  • 分割売買よりも買い平均値が下がり易い
  • 定期買い・ルール買いで慣れるとストレスは今までと変わらない
  • 1通貨でもスワップポイントが受け取れる

 

この3つは豪ドル買いポジションを基本にした場合の優位性です。ただ、売りポジションにも応用が効きそうなので、その場合はスワップポイント支払いとなります。また英ポンドなど他通貨ペアでも可能だろうと思っています。

分割売買よりも買い平均値が下がり易いメリット

今までの分割売買に比べてドルコスト平均法は買い平均値を下げ易い傾向があります。前回の往来相場での比較でもそれは感じていただいていると思います。

 

大きな往来相場試算

 

これを上げ相場と下げ相場でも試算してみました。

 

上げ相場試算
下げ相場試算

 

これを見ていただくと上げ相場でも下げ相場でも買い平均値が下がるということが確認できます。

 

これについてはドルコスト平均法に詳しい方ほど違和感を感じるかもしれません。

 

「ドルコスト平均法は上げ相場での買いあがりは弱いはずだ」

 

これが一般的な認識だからです。これには、「上げ相場になると購入出来る数量が少なくなる」という部分が絡んでいると思われます。上げ相場試算の比較では合計数量が分割売買の5000通貨に対してドルコスト平均法は4471通貨になっています。

 

この後に大きく上げるようなときは、購入数量の多い分割売買のほうが利益額が大きくなる可能性が高くなってきます。これが、ドルコスト平均法が上げ相場に弱いと言われる所以です。人によって試算方法が違うというのもあるかもしれません。

 

下げ相場においては、買い平均値を下げながら購入数量も大きくしていけます。どちらも一長一短はあるものの「分割売買に比べて買い平均値を下げていける」というメリットは変わりません。

 

買い平均値を下げられるのがメリットと言われてもピンとこないかもしれません。FXの利益を増やしていくためには「買い平均値を下げる」というのはとても重要なテーマです。少し説明させて下さい。

買い平均値を下げる意味

買い平均値を下げるメリットは大きく2つあります。

 

  • リスクを低く出来る
  • その後の上昇期の利益を大きくしやすい

 

このドルコスト平均法の使い方は、この連載の後半で述べる予定ですが、「下げ相場の最終局面と思われるところ」をねらっていきます。豪ドルがある程度下げて下値リスクが少ないと判断できるところを中心にドルコスト平均法で買っていく戦略です。

 

そのときのメリットが上記2つです。

 

下げ相場の最後というのは、暴落気味に急落することがよくあります。急落のあとは急上昇することも多く、あとから見れば「あそこで買っておけばよかった」と後悔したりするものです。そういう局面にも少量ずつ買っていく予定でいます。これにより、買い平均値は更に下がります。

 

ドルコスト平均法の効果を利用することでリスクが低くなっていきます。

 

リスクを低くすると同時に、その後の上げ相場になったときには買い平均値が下がっている分だけ利益額も大きくできます。下げ相場でのドルコスト平均法の試算を思い出して下さい。以下の2つの特徴がありました。

 

  • 買い平均値が上がる
  • 買いポジションの合計数量が増える

 

この2つの特徴は上げ相場になると相乗効果で利益を大きくしてくれます。

FXでやるドルコスト平均法 目次

2012/06/29


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