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上げ相場 ドルコスト法は本当に不利なのか?

 

ドルコスト法は、一般的に株式投資や金相場などで行う場合には。上げ相場では不利になると言われています。どれくらい違うのかを計算してみます。。

 

上げ相場 ドルコスト法試算比較 80⇒100円

豪ドルが、仮に80円から100円まで上げていく過程でドルコスト法と通常の分割買いの試算比較をしてみます。

 

  • 1000通貨づつ5円ごとに5分割で買った場合
  • 約定代金8万円ずつ5円ごとに買った場合

 

まずは、単純に5分割で買った場合です。

 

1000通貨づつ5円ごとに5分割で買った場合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豪ドル値 80円 85円 90円 95円 100円
買い数量 1000 1000 1000 1000 1000
合計数量 1000 2000 3000 4000 5000
買平均値 80 82.5 85 87.5 90

 

上げ相場に合わせて買い上がっていった場合は、5000通貨で買い平均値90円となります。では、この買いを1000通貨ではなく約定代金8万円づつドルコスト平均法で買った場合も試算してみます。

 

約定代金8万円ずつの通貨数量を5円ごとに買った場合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豪ドル値 80円 85円 90円 95円 100円
8万円分 1000 941 888 842 800
合計数量 1000 1941 2829 3671 4471
買平均値 80 82.42 84.80 87.14 89.44

 

この場合は、合計4471豪ドルを買い平均値89.44円で購入できることになります。

 

1000通貨ずつ購入した場合に比べると0.56円買い平均値が低くなることになります。売買には、1通貨単位で売買できるSBIFXトレードを使います。

 

買い平均値が低くなるので有利になるという見方もあります。100円をつけた後に為替相場が下落を開始すれば、買い平均値が低いことは有利に働きます。

 

その反面、この後も上昇を続けた場合は、ちょっと悔しい気分になるかもしれません。

 

購入できた通貨量は4471豪ドルと1000通貨づつ購入した場合に比べて529豪ドル少ないからです。本格的な上昇期に入っていて更に通貨値が上伸すると購入できた通貨量が少ない分だけ利益も少なくなります。

 

株式運用でドルコスト平均法を行った場合は、この不利部分が目立つケースもよくあります。株価は、数倍になることもあるからです。

 

この点、為替相場は値動き幅が狭くなっているので事情が違ってきます。豪ドルなどは、20〜30円幅くらいの往来を繰り返す傾向もあるため、ドルコスト平均法を有効活用することで上げ相場と下げ相場の両方で買い平均値を有利にもっていけるかもしれません。

 

ただ、ここでの試算は机上のものに過ぎませんので、あとは実際の運用をしながら有効活用法を探っていくつもりです。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2012/06/14


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