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ドルコスト平均法とは

ウィキペディアではこう書かれています。

 

−−−− 以下抜粋

 

ドル・コスト平均法とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つで定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せずに、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。

 

高値掴みのリスクを避けるための時間分散の一種であるが、数量を等分するのではなく、金額を等分する点が単なる分散と異なる。

 

価格が高い時は購入数量が少なく、安い時には多いため、単純な数量分割に比べ平均値の点で有利になるとされる。価格が下がった場合のみならず、上がったときにも買う点で難平買いとは異なる。

 

−−−− 以上抜粋終わり

 

ドルコスト平均法は、投資信託の説明書には必ずといって良いほど書かれています。

 

投資信託の優位性の根拠ともなっているのがドルコスト平均法だからでもあります。

 

このドルコスト平均法を使ったやり方を使っているものの1つが「投資信託を毎月1万ずつ買う投資信託定期定額購入サービス」などです。給与天引きで持ち株会などをやっている方もいるかもしれませんが、そのやり方もドルコスト平均法が基本になっています。

分割売買とドルコスト平均法の違い

通常の分割売買とドルコスト平均法の違いをご説明します。私がサヤすべり取りや亀千人投資術でよく使っているのが分割売買です。

 

この分割売買は単純に通貨数で回数分ポジションを作っていきます。例えば、5分割で合計5000豪ドル買うとしましょう。

 

  • 1000豪ドル買い
  • 1000豪ドル買い
  • 1000豪ドル買い
  • 1000豪ドル買い
  • 1000豪ドル買い

 

こういう感じでポジションを作っていくのが分割売買です。ついでですが、分割売買には不等分割というのもあります。

 

  • 1000豪ドル買い
  • 2000豪ドル買い
  • 3000豪ドル買い

 

相場が下落するにしたがって買う数量を増やしていくやり方です。分割の仕方にも上記のような「1−2−3」や「1−2−3−4」や最も難しいといわれる「2−3−5」とある程度決まった形があります。

 

この分割技術は「うねり取り」や「リズム取り」をする方にとってはとても重要なものです。

 

この不等分割は、商品や株式では技術の高いセミプロ以上がやるやり方としても知られています。「技術の高いセミプロ以上」という書き方からも推測されるとおり、一般の方でこれがまともに出来る方はまずいません。

 

私も不等分割はまだできません。

 

1000通貨や1万通貨と数量を決めてやるのが分割売買です。これに対して「ドルコスト平均法」は約定代金でポジションを作っていきます。

ドルコスト平均法 約定代金でポジションを作る

例えば「約定代金8万円分ずつ5回に分けて買う」という形です。為替レートが動くので毎回買える通貨数量は違ってきます。

 

豪ドルが80円⇒76円に下がるまでに1円刻みで約定代金8万円ずつ5回に分けて買ったとすると以下のようになります。

 

  • 豪ドル80円で8万円分買い:1000豪ドル
  • 豪ドル79円で8万円分買い:1012豪ドル
  • 豪ドル78円で8万円分買い:1025豪ドル
  • 豪ドル77円で8万円分買い:1038豪ドル
  • 豪ドル76円で8万円分買い:1052豪ドル

 

*計算式:豪ドル79円で8万円分買いの場合
8万円÷79円 =1012.6582豪ドル⇒1012豪ドル買い

 

1000通貨ずつ分割売買をした場合と比べると買う通貨量が違ってきているのが確認できると思います。

 

分割売買が「数量ベース」だったのに対してドルコスト平均法は「約定代金ベース」となります。

 

いままでは、「1000豪ドル買うかどうか」という考え方だったのが、ドルコスト平均法では「約定代金8万円買うか」という考え方になります。今までのFX業界の常識では、こういう約定代金ベースの注文は出せませんでした。SBIFXトレードは1通貨売買を可能にしたことでこの売買が出来るようになったのです。

FXでやるドルコスト平均法 目次

2012/06/28


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