全体のまとめ
「豪」ドルコスト平均法は、今回が仮の最終回となります。今後も売買を続けながら完成度が高くなってきたら、再び連載としてまとめる予定にしています。
最終回は、売買の流れを簡単にまとめておきます。
使っているFX業者は、SBIFXトレードです。
*この運用法は1通貨売買が可能なFX業者を使わないと出来ませんのでご注意下さいませ。
「豪」ドルコスト平均法 売買の流れ
売買開始から決済までは以下の流れになります。
私は為替グラフを使って大まかな流れを掴むようにしています。それぞれの売買道具で「大底確認」と感じるポイントまで待ちます。
前日よりも下げた日に少しづつ約定代金ベースで買っていきます。第二回の実験売買では「約定代金10万円分」づつ買っています。なので、買いポジションの通貨枚数としては1124豪ドルという端数の多い数字になります。
今回の売買はSBIFXトレードに100万円預けて1回10万円分の買いポジション作成を行っています。
レバレッジの目安としては、10回買いポジションを作成してレバレッジ1倍くらいになります。買いポジションを作る限度は、最大30回=レバレッジ3倍くらいに抑えています。
相場が上げに転じて、買い平均値よりも一定以上上げたら買いポジション作成を停止します。今回は「買い平均値よりも2円以上上昇」を基準にしています。
一度上げてもその後に下げてくれば、買い再開もあります。再開のタイミングは為替グラフをみて判断します。
上昇を続けるようならば、利益確定のタイミングを探すことになります。最初は無理をせずに、ほどほどで良いと思います。流れに乗れるようになってきたら利益確定幅を少し伸ばしていくようにします。
無事に利益確定した後は次の仕掛け場まで資金を休ませます。
つぎの買い場となったら2以降を繰り返します。
こんな流れで売買を続けます。単純ですよね。大枠はこれでいいんです。でも、細かい部分が大事です。この運用法を実行される場合は、この連載を読み直して細かい部分を確認して、自分のルールを作ってからにして下さい。
将来の可能性
将来的には、この運用法を「上昇相場の売りポジション」でやるといケースも出てくるかもしれません。その場合は、この逆の注文の出し方になります。
まとめてしまえば、簡単な流れですが安全性を重視してやっていくので堅実に利益を積み上げながら改良を加えていくつもりです。このドルコスト平均法を応用した売買が可能になったのはSBIFXトレードさんのお陰です。
SBIFXトレードさんが1通貨売買を可能にしてくれたお陰で可能になった運用法がこれからも出てくるだろうと思われます。SBIFXトレードさんの取り組みはFX運用に新しい可能性を開いてくれているといっても過言ではありません。
FXで利益をだせる方法がまた増えたという気がします。
今回の運用資金は100万円でやっています。ただ、連載中も書きましたが10万円や1万円くらいでやることもできます。私の運用規模を資金量に合わせて変えれば問題は有りません。
10万円 ⇒ 私の10分の1の注文量・・・という感じです。
これも、1通貨売買がかのうになったお陰ですね。
この運用法が、皆様の堅実なFX投資にお役にたてることを願っております。
FXでやるドルコスト平均法 目次
FXでやるドルコスト平均法の目次です。
- 第1回FXでやるドルコスト平均法
- 第2回分割売買とドルコスト平均法の違い
- 第3回同じ技術レベルで利益を増加させる効果
- 第4回3つの利点 ドルコスト平均法を使うメリット
- 第5回1通貨でもスワップポイントが発生 ドルコスト平均法で使うには最適
- 第6回FX 売買ルールなくして成功なし
- 第7回資金管理ルール 説明
- 第8回仕掛けルール 安全性重視
- 第9回FXでどうしても天井圏で買って苦しんでしまう皆様へ
- 第10回凡人でもFXで利益が出せるようになった理由
- 第11回FX手書き為替グラフ 2つのメリット
- 第12回仕掛けルール 続き
- 第13回買いポジションに利益が乗ってきてからのルール
- 第14回最初のうちはほどほど利益 決済ルール
- 第15回やってはいけない禁止事項について
- 最終回「豪」ドルコスト平均法 全体の流れのまとめ