仕掛けルール その他のルール
今回は、仕掛けルールの続きです。
その他のルール説明
「豪」ドルコスト平均法仕掛けのルールの続きです。前回まで「買い始めのポイント」について説明してきました。慎重にときを待ち、買い始めのポイントを決めたらあとはルール通りに買っていくことになります。仕掛けのルールの残り部分は、買っていくときのルールとなります。
仕掛けのルールをもう一度復習してみましょう。
- グラフで大底過ぎたと感じたくらいから買い開始
- 下げた日に同じ金額買っていく(総代金10万円)
- 心理的に無理はしない
- 注文方法は成行注文が基本
- 買い平均値から2円くらい上げたら新規ポジション中止
前回までもっとも重要となる「為替グラフ」について少し詳しくやらせていただきました。この部分に一番神経を使います。あとは、決めたとおりにやっていくだけです。
下げた日に同じ金額買っていく(総代金10万円)
買いを入れるのは「下げた日」です。前日よりも下げて安くなっている日に買い注文を出します。注文金額は約定代金10万円分です。例えば、豪ドル値が79円であればこうなります。
10万円÷79円=1266豪ドル
ということで・・・1266豪ドルの買い注文・・を出します。
現在の資金管理ルールでは、100万円の証拠金で1回10万円分づつ豪ドル買いポジションを作っていきます。少しづつ作ることで心理的負担を和らげていくという狙いがあります。
もっと回数を増やしたほうがいいんじゃないの?
こういう意見もあるかもしれせん。5万円で20回とかすれば心理的負担がもっと軽くなりますよね。
実は、そう思って1回目の売買実験は5万円でやったのです。
確かに心理的負担は軽かったのです。でも、細かすぎて毎日注文を出すのが苦痛になりました。こんなに手間をかける必要はないと思ったので、第2回目の売買からは10万円に修正したのです。
今後も、やりながら細部を修正していくかもしれません。
今のルールでいくと・・・
「10回でレバレッジ1倍分買いポジションを作る」
こういうペースになります。
30回くらいの買いが出来ればレバレッジ3倍くらいになります。この辺までは、買い進めるかなと思ってはいます。
安全すぎる!
こういう意見もあるかもしれません。でも、この運用法はこれでいいと思っています。大きなリスクを取らずに堅実に利益をだすことを理想にしているからです。
心理的に無理はしない
この運用法は、心理的負担をできるだけ少なくするように工夫しています。それでも、ポジションが大きくなってくると心理的負担を感じるようになってくるかもしれません。
例えば、実際にガンガン下げていくような局面などには心理的負担が重くなって買うのが怖くなるかもしれません。買うのが怖くなった時は、無理せずに一旦買うのを停止します。
恐怖心が大きくなるような時は、この運用法での買いポジションは増やしません。
心理的負担を感じないでやれるというのが基本です。
注文方法は成行注文が基本
注文時でも「買う」と決めたら、そのまま成行注文ですぐに買いポジションを作ってしまいます。指値注文でやると、成立するまでに時間がかかり、場合によっては成立しないで終わってしまいます。
特にこの運用法は、ポジションを細かく分割していきます。1回1回の買値にこだわる必要性はないと思っています。
次は買いポジションが上げ始めてからどうするかについて書きます。
FXでやるドルコスト平均法 目次
FXでやるドルコスト平均法の目次です。
- 第1回FXでやるドルコスト平均法
- 第2回分割売買とドルコスト平均法の違い
- 第3回同じ技術レベルで利益を増加させる効果
- 第4回3つの利点 ドルコスト平均法を使うメリット
- 第5回1通貨でもスワップポイントが発生 ドルコスト平均法で使うには最適
- 第6回FX 売買ルールなくして成功なし
- 第7回資金管理ルール 説明
- 第8回仕掛けルール 安全性重視
- 第9回FXでどうしても天井圏で買って苦しんでしまう皆様へ
- 第10回凡人でもFXで利益が出せるようになった理由
- 第11回FX手書き為替グラフ 2つのメリット
- 第12回仕掛けルール 続き
- 第13回買いポジションに利益が乗ってきてからのルール
- 第14回最初のうちはほどほど利益 決済ルール
- 第15回やってはいけない禁止事項について
- 最終回「豪」ドルコスト平均法 全体の流れのまとめ