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FX手書き為替グラフ 2つのメリット

今回は、為替グラフを描くことでわかるようになる2つの効用についてです。

大まかな流れがわかるようになる

為替グラフを描き続けることで、まずは大まかな流がわかるようになります。

 

  • 「上げ相場に入った感じがする」
  • 「下げ相場に入った感じがする」
  • 「一段目の下げ開始」
  • 「二段目の下げ開始」
  • 「そろそろ底打ったかも」

 

などというのがおぼろげながらわかるようになります。狙うのは「大底」なのでちょっとした下げ程度で「大底」とは思わないという意味もすぐ理解できるはずです。例えば、20円下げるときでも一挙に20円下げて大底となることはありません。波を打つように上げ下げを繰り返して大底となります。

 

  • 10円下げ
  • 3円上げ
  • 8円下げ
  • 3円戻し
  • 8円下げ

 

こんな感じです。

 

一挙に20円下げるようなときもあります。それは、その後に更に大きな地獄のような下げの可能性が高いときです。大暴落といってもよい局面です。それでも、どこかで大底となります。上げ続ける通貨もありませんが下げ続ける通貨も通常はありません。先進国通貨ペアの場合は、円高が永遠に続くということはなくいつかは円安になります。

 

注意して欲しいのは「下げ続ける通貨が現実にある」ということです。

 

政治・経済が破綻したりなかなか発展でない国の通貨はずっと下げ続けるのが基本となっています。一昔前でいくと米ドルに対するメキシコペソがそうでした。

 

今はかなり落着いたのですがトルコリラや南アフリカランドもその下げ傾向の強い通貨です。

 

こういう通貨は基本的に下げるのが普通なので買ってはいけません。

 

戦略的には、上がったところで売りポジションを作る方が儲かる傾向にあります。

 

南アフリカランドは数年前に比べるとかなり下げづらくなった感じがします。でも、スワップポイントサヤ取りで両建でポジションを持ったりすると「まだまだ下げ傾向の強い通貨ペア」という感じがします。

 

スワップポイント サヤ取り

 

昔から「南アフリカランドでスワップ投資はしない」という方針でいますが、今もその気持ちは変わりません。

 

横道にそれてしまいましたので、元に戻りますね。

おおまかな流れで買い判断

「大底打ったかな」

 

為替グラフでそう感じたときにこの「豪」ドルコスト平均法は買い始めます。この運用法は、下げ始めの1段目の下げで買い始めてはいけません。最低でも2段目の下げが終わったと思えるようなところまでは待ちます。

 

2段下げくらいまで待てば、豪ドルの値は天井より大体15円くらいは安くなっています。それくらい下げきったところでゆっくりと少しづつ買っていくので結果的に安値を拾っていく感じになります。

 

この「豪」ドルコスト平均法を使う事で、買い平均値は更に下がります。あとは上昇の時期を待つだけです。

 

この買い方のもう1つの効用は「天井を買わなくなる」です。

天井を買わなくなる。

FXの売買で、いつもなぜか「天井で買ってしまう」とか、いつもなぜか「大底で売ってしまう」ということで悩んでいる方もいると思います。

 

実は、私も昔はそうでした。

 

こういうのはクセになるのかもしれません。不利なレートでの売買が習慣のようになってしまっている方は案外多いような気がします。そういう方は、為替グラフを自分で描いてみるといいかもしれません。

 

多分、天井圏や大底圏というのが大まかながらわかるようになります。

 

その感触が大まかすぎて、最初はそれが信用できずにいつもの「天井買い」としてしまうかもしれません。でも、グラフ描きを続けていくことで、その感触が信用がおけるものということがわかってきます。

 

そのうちに、為替グラフで傾向を見るようにしていくことで、「天井圏で買う」ことは少なくなっていくはずです。

 

少なくとも、私はそうでした。

 

だって、天井的な動きをして上がっている時に「大底だ」なんて思うことはありません。激しく上昇しているのは、グラフ描いていればかなりわかります。そこは買うのを我慢します。

 

大底だと感じるのは、ある程度下げてきてグラフ上で山と谷が形成されたときです。

 

しかも、下げ続けているときは「大底」とは感じないなのが普通です。

 

「山が終わり谷が出来る」

 

こうなってくると新波動が始まっている可能性がだんだんと高くなってきているものです。

 

こう書くと誰もが「そんなの知っているよ」と反応しますが、実際に売買して利益を出せる方はまずいません。単純なのですが、効果はかなりあります。

 

為替グラフの説明はこの辺までにします。

 

次回は、その他の買いルールについて説明させて頂きます。

FXでやるドルコスト平均法 目次

2012/07/13


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