当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

資金管理ルール 説明

では、資金管理ルールの中身について説明させて頂きます。前回ご紹介した「ドルコスト平均法 資金管理ルール」はこうでした。

 

  • 当初証拠金100万円(緊急予備資金100万円)
  • 前日より安くなった日に成行買い
  • 1回の注文は約定代金10万円
  • 予定目安では10回(約定代金100万円)でレバレッジ約1倍分
  • 20回でレバレッジ2倍分
  • 30回でレバレッジ3倍分買う予定。

 

今回用意した資金は100万円です。仮に10万円で同じようにやる場合にはこの1回の注文金額などは10分の1にしていただければ大丈夫です。

1000円でもできます

この運用法を証拠金1万円でやるときは100分の1となります。。最初は練習なので1万円から始めてもいいかもしれません。理論的には1000円でもできます。勿論、利益もそれに応じて減りますが可能です。

 

ただ、1000円でも出来るのですが注意点がいくつかあります。

 

1万円以内でこの方法をやるときには、入出金手数料にもちょっと注意が必要です。SBIFXトレードさんでは以下のような規定になっています。

 

−−−− HPより抜粋

 

クイック入金における振込手数料は当社で負担いたします。

 

※クイック入金における入金額は5,000円以上からとなります。 出金時における振込手数料は当社で負担いたしますが、2,000円未満のご出金に関してはお客様のご負担となります。

 

※2,000円未満における全額出金をご依頼の場合はこの限りではありません。

 

※ご出金依頼額が振込手数料に満たない場合は、お振込みができませんのでご注意ください。

 

−−−−

 

1000円だと1通貨ずつの買いになってしまうので、純粋な意味でドルコスト平均法の効果は薄くなってしまいます。振込手数料も合わせて考えると、1万円以上でやるのが望ましいかと思います。

 

最初のうちは練習と割り切って、小額資金でポジションを作っていくのは安全な始め方ですのでオススメできます。

 

慣れてきて、手応えを感じたら資金を増やしていきましょう。この順番は、失敗を少なくして成功していくのに大事です。私の方も、今回の練習売買がうまくいくようであれば、次の仕掛チャンスには資金を大きく増やす予定でおります。

10万円分づつ買って平均値を下げていく

1回10万円づつ豪ドルを買っていきます。この記事を書いている2012年6月29日現在で4回まで購入済みです。上記ページの運用ルールの後に実際の売買ポジションも載せていますので、確認できると思います。

 

ドルコスト平均法 現在のポジション状況

 

 

「豪ドル10万円分買い」ですので、1回あたりの数量は1252豪ドルという感じの端数になっています。この買い数量は下げ相場に突入すると増えていき、買い平均値を自然に下げる効果を生み出します。

 

例えば、豪ドルが70円まで下げたとすると、その時の10万円分の数量はこうなります。

 

10万円÷70円=1429豪ドル

 

下げれば下げるほど、10万円で買える豪ドル数量が増えていくという流れになります。逆に、豪ドル相場が上昇に転じれば、購入できる数量は減ります。

 

これも、買い平均値を下げる効果があります。

 

「安いところでは多く買い、高いところでは少なく買う」

 

これは、多くの相場の教科書に書いてある「理想的な買い方」です。この通りに近い形がドルコスト平均法を使う事で可能になります。

想定外の事態への備え

今回は100万円を証拠金として入れてありますが、想定外の事態も起こりうるので予備資金として100万円を銀行預金にして待機させてあります。

 

前日より安くなった日を選んで成行注文でポジションを作っていきます。

 

安いかどうかの判断は、場帳の値と8〜10時くらいの値をみて判断します。朝記入する場帳の値は、前日10時くらいの豪ドル値が基準なので、これで「前日より安いかどうか」の判断ができる事になります。

 

このドルコスト平均法での買いで取るレバレッジリスクの目安はこうなります。

 

  • 10回買いで100万円=レバレッジ1倍分買い
  • 20回買いで200万円=レバレッジ2倍分買い
  • 30回買いで300万円=レバレッジ3倍分買い

 

だいたいこんなイメージです。こう書くと疑問もでてきますよね。

 

30回買っても下げ続けたらどうなるんだ?

 

こういう疑問はもっともだと思います。その時がこの運用法の1つの試練でもあります。緊急予備資金を動かす可能性があるのはこのときだね。でも、この資金を動かさないで済む工夫もしてあります。

 

それは、「仕掛けのルール」でご説明します。

FXでやるドルコスト平均法 目次

2012/07/12


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ