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FXと剣 道を具体的にする売買道具

 

道を究めるのに重要な役割を果たすのが道具です。FXでも勝つためには売買道具が必須となります。

 

道具とは、「道を具体的にする」とも読めます。FXでも売買道具をどう磨き使っていくかで成果の明暗がわかれます。

 

今回は、宮本武蔵の道を通じてFX売買道具の大切さを考えてみます。

 

宮本武蔵の道

宮本武蔵が五輪書の中で述べている「道」が今回のテーマです。

 

五輪書 渡辺誠訳より(一部加筆修正)
およそ人としての渡世には、士農工商の4つの道がある。その一つ、「農」の道とは、農人が農具を準備して、四季の変化をいつも心がけて年月を送る道。

 

「商」の道は、例えば作り酒屋ならば、酒を作るための道具をもとめ、その良し悪しから利益を生み出して世を渡る。そのように商の道は、いずれも利益を稼げ出す渡世だ。

 

第三、「士」の道にもこれは言える。武士は用途に従って様々な兵具を製しそれぞれの特長を理解しておくのが当然であって、兵具の知識もなく、それぞれの利点を呑み込んでいないような武家は、いささか常の心がけにかけるものといえまいか。

 

・・・・・「工」の道と続く(省略)

 

江戸時代の職業は、大きく士農工商の4つに分けられていました。宮本武蔵は、どの職業にも同じような「道」があると書いています。

 

  • 農の道
  • 商の道
  • 士の道
  • 工の道

 

それぞれの道に「道具」があり、日々同じようなことをやって生活を成り立たせていきます。武士においても、兵具(剣や鎧など)の特長を理解して使いこなせるようになっていないようではいけないとつないでいます。

 

「道具があり、それを磨き使いこなしながら生きていく」

 

それが宮本武蔵の道です。それぞれの道は、生活をしていくうえで当たり前のことでありながら、剣の道を究めるうえでもそれが大事であるというのは、とても興味深いと感じます。

FXにおける売買道具

私のやっているFX売買にも売買道具があります。これは、場帖とグラフと呼ばれるものです。私の豪ドルグラフは、ここで定期的に公開しています。

 

参考:豪ドルグラフ画像

 

このグラフは傾向を見るのに使います。1m×70cmの大きなグラフ用紙に毎日描き足していきます。1日のメモリは2mmですので、70cmだと約1年半の値動きが記入できることになります。

 

私の豪ドルグラフは、7枚目の終わりに入っています。

 

1.5年×7枚=10.5年となります。この豪ドルグラフを書き始めて調度10年くらい経ったというところです

 

この10年間、私の裁量トレードは豪ドル専門でやってきました。

 

コンテストでは豪ドル以外の通貨も売買しますが、流れにあったチャートやツールを使ってシグナル任せでやっています。コンテスト参加は、売買ルールを守るための訓練の意味もあります。

 

「売買道具をもって日々同じようなことをやり続ける。」

 

豪ドルは10年ですが、商品先物時代も含めると私の「サヤすべり取り」歴は約20年となります。かつて破産状態に陥ったことのある私ですが、その後壊滅的な損をすることなくやってこれました。

 

過去の破産状態のころの話は、亀千人投資術の説明ページにも書いています。

 

参考:当時の話

 

運用が安定してきたのは、日々の場帖・グラフ記入のお陰です。

 

売買道具を用意して描き始めた頃から人の後を追いかけて売買するようなケースはどんどん少なくなっていきました。それまでは、周りの雰囲気に影響されて売買をすることも多かったのです。

 

「自分の売買道具で売買判断をする」

 

これが身につくにしたがって、毎年マイナス成績だった私の成績は収支トントンレベルとなり、だんだんと利益が出てくるようになり、現在に続いてきています。

 

私のやり方は、これからもメルマガ・ブログで書いていきます。人に細かく教えるようなことは出来ませんが、私のやっている状況はお伝えできます。

 

難しいことではないのですが、飽きずに日々続けていけるように一緒にやっていければと思っています。

目次 FX五輪書

FXで利益を出すといっても、特に変わったことをやっているわけではなく基本を大切にしながら日々同じことを繰り返しているだけです。私の運用の基礎部分の大枠は亀千人投資術にまとめてあります。

 

参考:亀千人投資術+場帖・グラフ 詳細

 

私がFXで利益を出すためにやっている行動と考え方を宮本武蔵野「五輪書(ごりんのしょ)」を元にまとめたのが今回の連載です。

 

2013/04/20


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