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FX本では教えてくれない利益を伸ばす方法

前回、場帖・グラフの効果として「高値掴みを減らす」と「利益を伸ばす」の2点があると書き、「高値掴みを減らす」効果について触れました。

 

今回は、「利益を伸ばす」効果についてです。

利益を伸ばす

FX運用の本を読むと「損きりの重要性」については書いてあるのですが、「利益を伸ばす重要性」については書いてある本をあまり見たことがありません。

 

FXで大きく儲けるために「利益を伸ばす」ことが重要であるのは説明不要だと思います。そして、ある程度FXの経験を積んだ方であれば、これが簡単に出来ることではない事もご理解いただいていると思います。

 

人間は、本来「投資で損をしやすい体質」になっていると言われています。

 

参考:プロスペクト理論と利小損大の心理

 

このページで書いたことに「あっ、私もそういう傾向がある」と思った方も多いのではないかと思います。私自身も、もともとこの傾向が強い人間です。

 

多分、投資家のほとんどがこのタイプです。

 

最初のうちは、誰もが「ちょっと上がると利益確定」してしまいがちです。そして、含み損では大きく我慢してしまう傾向があるため、大損を誘発しやすくなります。

 

利益を大きく伸ばすには、「自分の基準まで利益確定を我慢する力」をつけていく必要があります。

 

特に、スワップ投資の場合には利益確定が早すぎると次の買い場所が掴めずに苦労することがよくあります。

わかるようになってくる

上げの流れにあると思われる時は「買いポジションを持ち続ける」ことが出来るようになるのも「場帖・グラフ」の効果の一つです。

 

これは、「高値掴みを減らす」のと同じ理屈です。

 

場帖・グラフを記入していくとだんだんと「まだ上がりそうだ」とか「まだ下げ止まらない」ということがある程度わかるようになってきます。

 

グラフ上も上げ相場特有の形がいくつかあるのにも気づくはずです。

 

場帖・グラフを描き続けることで、こういう形を自然に覚えていきます。スポーツで「体で覚えろ」と言われているのと似たような感じです。

 

無論、いきなりすべてがわかるようにはなりません。これもまた、スポーツで教えられたことが出来るようになるまで時間がかかるのと同じです。

 

「自分の基準まで利益確定を我慢する力」は徐々についてきて、それと共に利益も伸びてきます。

 

私も、昔は買い値から5〜10円も上昇すると我慢できなくなるほうでした。最近は、10円くらい上昇しても場帖・グラフ上で「まだ上げ止まらない」と感じれば、我慢していけるようになってきています。

 

参考:公開口座の利益推移

 

私は器用なほうではないので、スピードは遅いですがじっくり確実に利益を増やしていければと思っています。

 

これを見ると、最初から買いポジションを持ったまま放ったらかしにするほうが楽に儲かるかもという気にもなりますね。

 

実際、ある程度の円高局面を待ってポジションを作っていけば放ったらかしの方が有利になるケースも多いのも事実です。資産倍増計画で公開している口座がそのパターンになります。

 

参考:資産倍増計画

 

このページの中段以下の「これまでの決済ポジション」に資金が2倍になるまでの保有期間もまとめてあります。

 

1年〜3年くらいで2倍になるケースも多いのです。

 

この資産倍増計画は、亀千人投資術に一番近い形で運用しています。場帖・グラフは使いませんが、利益を増やしてきています。最初はこの形を基本としながら、場帖・グラフを描いて自信がついてからポジションを動かすというのも良いと思います。

 

自分なりのペースで少しづつやっていきましょう。

目次 FX五輪書

FXで利益を出すといっても、特に変わったことをやっているわけではなく基本を大切にしながら日々同じことを繰り返しているだけです。私の運用の基礎部分の大枠は亀千人投資術にまとめてあります。

 

参考:亀千人投資術+場帖・グラフ 詳細

 

私がFXで利益を出すためにやっている行動と考え方を宮本武蔵野「五輪書(ごりんのしょ)」を元にまとめたのが今回の連載です。

 

2013/05/14


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