GMMA+RSIを売りの目安に使った理由
前回まで「利益増加のための両建」についてメリットとデメリットをまとめてきました。今回は「売りの目安」です。
煩雑な売買は失敗の元
このやり方は、一日に何回も回転させるような売買には向きません。多くても、週1〜2回程度で売り時をじっくりと待ってやるほうがうまくいきます。
売り時をまってスキャルピングをかけるという戦略もあるかもしれませんが、私はうまくやれる自信がありません。
頻繁にやらないために「売りの目安」を予め決めておくようにします。
今回は売買で私が使っている「売りの目安」をご紹介します。
あくまで「今回の売買」ですのでご注意くださいませ。
「今回の売買」を強調するのには意味があります。このページの後半でその理由をお話します。
売りの目安を作っておく
今回の売買での、私の売りの目安は2つです。
- 場帳・グラフで売りと判断した時
- チャート「GMMA+RSI」で上げすぎと判断できる時
基本的に一番最初の「場帳・グラフで売りと判断した時」だけでも良いと思います。場帳・グラフを使っていなくてもご自身の「売り基準」はお持ちだと思うので、その水準になったら売り決済の代わりに売りポジションを作ります。
また、今の流れに合ったチャートに判断を委ねるのも1つの方法です。
GMMA+RSIを使う理由
現在のところ、豪ドルはある程度上げてきているので今後更に大きく上げる可能性は薄いと感じています。
こういう時は、行き過ぎを示すチャートを使ってみるのも面白いです。
今回のチャートは「GMMA4時間足+RSI」を使っています。
これを選んだ理由は、「今回の豪ドルの上げ下げにうまくハマっている」からです。
このやり方は、数年前にやった「FXライブのいけてるチャート実験」の応用形です。
セントラル短資FXで提供している無料ツール「FXライブ」のチャートランキングを使って「今流れに合ったチャート」を知ることが出来ます。そのシグナルをそのまま使う事で利益を出せるかという実験を1年以上やった経緯があります。
この時の最終成績はここで確認できます。
ここでわかった事は「流れに合った時期に単純に従うというのも1つの有効なチャート活用法」ということです。
念のためですが、GMMAはFXライブには入っていません。アイネットFXで標準装備されています。
アイネットFXでは「オートチャーティスト」という相場予測ツールも提供していて、最近良く使っています。
ただ、私の使っているGMMA+RSIは、MT4で作成したものです。
MT4のデモ口座でもこのチャートは作れるので、興味があれば試してみて下さい。
ある程度上げると移動平均線の束の近辺まで下げてくるのが読み取れると思います。この規則性を利用してRSIが下げ始めた頃から売りポジションを検討します。
ちなみに、赤い帯を割り込み始めたら相場転換の可能性が高くなっていることを示します。
ちなみに、2013年2月12日の今日は一旦割った赤い線を越えてきていて上昇軌道維持かどうかのキワドイところにいます。
下げ転換したらこのチャートで売りも面白い!
こう思う方もいるかもしれませんが、それはわかりません。
流れに合ったチャートというのは、大きな相場転換後は使えなくなることも多いのです。
あくまで「目安」として使うに過ぎません。
相場転換後に会わないと判断すれば、その時点で流れに合ったチャートに目安を変更する予定にしています。
この辺は柔軟にやっていきます。
これが、冒頭で私が「今回の目安」と書いた理由です。
流れが変わるところまでを当面の使用期限としています。
次の機会には、その時点で有効なチャートを使います。
今回のGMMAは、たまたま見つけました。業者さんごとに特殊チャートがいろいろありますので、今後はその辺も押さえながらやっていこうと思っています。
この両建のポジション操作状況などは、いつものブログでお知らせしてまいります。
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私のこれまでのスワップ投資運用状況は以下ページでまとめております。