利益増加のための両建 FX版つなぎ売り

利益増加のための両建 FX版つなぎ売り

この運用法は、「含み益のある買いポジション」を持っているときに売りスワップ金利の小さい業者で売りポジションを持つことで両建にするやり方です。

 

2013年2月現在この運用法に適したFX業者さんは、豪ドル売りスワップ金利が一番低いDMM.COM証券です。

 

ここはスプレッドも狭いので両建運用にも有利に働きます。

 

DMM.COM証券 詳細

 

両建にすることでどういう状況になるかをちょっとみてみましょう。

利益増加のための両建 仕組み 

昨日、売りポジションを作った段階では以下のようになっていました。

ライブスター証券とDMM.COM証券の今2013年2月5日のスワップ金利は以下のようになっています。

  • ライブスター証券 買いスワップ金利 80円
  • DMM.COM証券 売りスワップ金利 ー64円

つまり、ライブスター証券で1万豪ドル買いポジションを作り、DMM.COM証券で1万豪ドル売りポジションを作ると、スワップ金利差分の利益が毎日発生することになります。

 

スワップ金利差 = 80円−64円 =16円

 

この形は、FXブログなどでは「異業者両建」「スワップ金利サヤ取り」などと呼ばれています。

 

両建てにするので為替リスクほぼゼロとなります。

 

円高や円安で片方のポジションが含み損となってももう片方で同じだけの含み益が発生するので資金管理さえしっかりしておけば大損することはありません。

 

このリスクほぼゼロ状態で、利益を取っていけるということで人気のある運用法の一つです。

 

今回も、そのまま両建状態を続ければ1万通貨あたり16円の利益が出る予定でした。

 

この運用法は、メルマガでも何度か連載しているので御馴染みかもしれませんね。

 

20万豪ドルのポジションの両建となると、16円×20=320円の利益が為替リスクほぼゼロで発生します。

 

昨日は売りポジション作成後に50銭下げたのでそのまま決済していますが、もしも今日まで保有していればこの利益がポジション全体で発生していたことになります。

 

 

 

ちょっとまとめてみましょう

 

普通に決済してしまえば買いポジションを決済した利益で終わりです。

 

でも、この両建ての形にして暫く放っておくことで2社のスワップ金利差がある限り、利益が増えていくという状況も作れます。

 

これが、利益増加のための両建の魅力です。

 

無論、ここまで買いポジションで確保した利益は両建ポジションで保護されます。私の場合も20万豪ドルに約70万円の利益が乗っているので、その利益を守りつつ日々僅かですが利益が発生するということも出来ます。

 

参考までに、私が先日この両建てを使った事例を背景からお話しさせて頂きます。

私のいまの豪ドル見通し

DMM FX

グラフ上は豪ドルはまだ強そうです。ただ、そろそろ値動きも激しさを増してきていて相場転換が近いと感じています。いずれにせよ、目先の天井圏に突入したという認識を持っています。

 

「そろそろポジションを売ろうか」

 

私のメイン口座ポジションは、大体この検討タイミングに入っています。状況次第では短期勝負用の買いポジションを作る可能性もありますが、長期の勝負はしません。

 

この場合、単純に売り決済でも良いのですが、まだ上げる可能性もありもう少し粘りたいという気持ちもあります。

 

そこで、前からやろうと思っていてなかなか実行する機会のなかった「利益増加のための両建」をやってみた次第です。

 

このやり方は、私の師匠林先生の言葉を借りると「つなぎ売り」と呼ばれるやり方によく似ています。ただ、一般的なFX用語としては「異業者両建」「スワップ金利サヤ取り」の応用形と呼んだほうがしっくりとくるかもしれません。

 

今回は「天井圏の往来相場で利益を狙う」ことを目的としています。

 

ただ、そのまま豪ドルが再上昇という可能性もあります。この両建ては、その場合には「売りポジションを損切り」という選択肢のほかに「両建てを維持して少しづつ利益を増やしながら様子を見る」という形も取れます。

豪ドル買いポジション そろそろ決済という時に検討する一手

スワップ投資用の豪ドル買いポジションをそろそろ決済しようかと思っているときにも今回のような両建は使えます。

 

利益額は小さいのですが・・・

 

「買いポジションと売りポジションのスワップ金利差を利用してもう少し利益を増やしておく」

 

こういう技としても使います。

 

この両建てを初めて使う場合は、この目的に限定してやるいいかもしれません。

 

つまり、「両建てにしてそのまま数ヶ月くらい放置しておく」ということです。

 

この場合は、資金管理だけは充分に注意して下さい。

 

相場が大きく動いた場合は、片方のポジションが大きな利益となるのですが、もう一方は大きな含み損となるため証拠金不足になる可能性があります。

 

利益の出ている口座から資金移動をしてもいいと思いますし、そのやり方は予め決めておいて下さい。

 

その辺のタイミングで決済するというのもひとつの方法です。

通常の異業者両建との違い

通常の異業者両建ては、売りポジションと買いポジションをほぼ同値で作ります。そして、スワップ金利差を溜め込むことで年間5〜10%くらいの利益率を目指します。

 

今回のパターンは、買いポジションに含み益が乗ったところで売りポジションを作ります。

 

そして、この後様々な形に変化します。

  • 一定期間放っておいて、両ポジションを決済する。
  • 売りポジションで天井圏の往来相場を狙う。
  • 下げ相場で、売りポジションを活かす。

一番無難なのは、一番最初の「両ポジション決済」です。ただ、今回の私の両建目的はどちらかというと、後者の2つです。ライブスター証券の買いポジションを大きく動かすつもりはあまりなく、DMM.COM証券の売りポジションで利益を増やす形にしたいと思っています。

 

そのため、昨日作った売りポジションは利益幅50銭のところで一旦決済しています。今後もチャンスがあれば売りポジションを仕掛けていく予定にしています。

 

まあ、無理はしないつもりですけどね。

 

この説明だけではちょっと不足だと思うので、次回「メリットとデメリット」をまとめていきます。

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2013/02/05 10:26:05
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