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両建運用ミニ知識 大証FXの運命とポジション作成お得な日

読者からの質問で「水曜日はお得?」というものが定期的にあります。

 

既にご存知の方も多いかもしれませんが、両建ポジション作成はスワップポイントが多めに発生する日を選んでやると少しお得な気分になれます。公開していない業者さんもあるのですが、スワップポイントカレンダーで数日スワップポイントが発生する日を確認してから両建をするような感じです。

 

毎週だいたい水曜日がスワップポイント大量発生日なのですが、週によって違いますので確認してからやります。FX業者さんによって「発生した後に公開する業者」「本日発生予定の数字を公開する業者」の2種類あるので、最初は念のために各業者に確認してからやるようにした方がいいと思います。

 

ただ、私はこれを意識してポジションを作ったことはあまりありません。

 

これも考え方次第なんですよね。

 

例えばいま月曜日だとします。水曜日まで待ってポジションをつくれば確かにいきなり3日分もらえるのですが月曜日にポジション作れば、月曜日発生分からスワップポイントが受け取れます。つまり、ポジション作成を水曜日まで待つと2日分ロスすることになります。

 

この運用法は、為替変動リスクはほぼゼロなのでスワップポイント差が同じように開いた状況であれば、早目にポジションをつくるほうが利益が貯まるのが早いという見方も出来ます。

 

なので、私はあまり曜日は気にしないでやっています。

大証FXの存在について

もう一つ、大証FXの存続についても私見を書かせて頂きます。

 

今は心配しなくていいと思うのですが、動向を注視しておきたいのが大証FXがどうなるかという部分です。東証と大証が合併したことにより一つの組織のなかに「くりっく365」と「大証FX」の二つのFXサービスが存在する状況になっています。両方とも店頭FX業者に押されているのは同じなので、経営戦略上このまま何十年もこの並立状態が続くとは思えません。

 

多分、来年以降だと思うのですが合併などの話が具体的に出てくるのではないかと思っています。

 

大証FXがくりっく365に吸収されて終わり?

 

この可能性はありますが、単純にそうなるとは思えません。そもそも大証FXの方が優れている点がいろいろあるからです。

 

大証FXには、特色ある仕組みがいくつかあります。

 

  • 決済注文で時間指定成行注文が使える。
  • 板情報が見れる
  • FX業者に預けたお金が大証FXに届いているか円単位で確認できる。

 

一番最初の注文機能は、ヒロセ通商などでも提供しているのですが、他の2つは大証FXならではの制度です。

 

板情報なども、取引所取引ならではの透明性という意味でも大きな存在です。私も、大証FXで両建ポジションを作る際にはこの板情報を参考にしています。

 

店頭FX業者の人気が高すぎて大証FXは存在くらいしか知られていないのですが、投資家が安心して使える仕組みがいろいろと整備されています。

理想形に近い大証FXの信託保全

特に3番目は、他の業者さんにも是非取り入れて欲しい仕組みです。以下のページで確認できます。

 

参考:大証FX お客様別証拠金情報照会ログイン

 

破綻状態に近くなっている業者は、信託保全をしているといっても全額やっていないケースがたまにあります。数年前に米国で大手先物業者MFGが破綻したときもそうでした。

 

米国では、ずっと前から顧客資産を完全に守る信託保全制度のようなものが作ってあり、通常は業者が潰れても投資家の預り金が傷つくことはありません。

 

実際、かなり前に大手業者REFCOが倒産した際には預けてあるお金が傷つくことはありませんでした。でも、MFGでは、資金流用があったため投資家資金の一部が消滅していて現在も裁判が続いています。

 

日本では、今のところMFGのような事態は起きていませんが、信託保全といえど、やはり完璧はなかなか難しいと私は感じています。

 

大証FXのこの仕組みがあれば、破綻時に保障をしてくれるところにお金が届いていることが確認できます。

 

これを店頭FXに置き換えれば、信託保全を三井住友銀行でやっているFX業者さんで、三井住友銀行に問い合わせをして「●●さんのお金は確かにお預かりしています」と三井住友銀行から確認が取れるような仕組みだからです。

 

私は、もともと大証FXとくりっく365が主力で今でも使い続けています。くりっく365と大証FXが統合するときは、大証FXの名は消えてしまうと思います。

 

私の大証FX口座は今後もこのまま使います。スワップポイントも高い傾向があるのでスワップ投資用に使っていきます。統合時にポジション移動もしてもらう事を期待しながら長期運用でも使っていくつもりでいます。

 

大証FXからくりっく365へのポジション移動が出来るかどうかも微妙ですけどね。

 

でも、できるだけ出来るように努力すると思います。

 

だって、ポジション決済させたら、出金されて投資資金が店頭FX業者に大量に流出してしまうのは明らかですからね。

 

今でもくりっく365を使い続ける人の多くが「業者破綻時でもくりっく365はポジションのまま他の業者に移動できる」ことをメリットの一つと考えています。

 

 

 

くりっく365のこのスキームは、長期放置のスワップ投資では、とても有り難いです。ただ、統合時のポジション移動についてはシステム上無理ということはあるかもしれませんけどね。でも、できるだけ、頑張って欲しいです。

 

資産倍増計画は、今でもくりっく365が主力口座です。

 

参考:資産倍増計画 只今のポジション

 

くりっく365の業者破綻や自主廃業はすでに4件ほど経験していますが、全てポジションそのままで口座移動が出来ています。このスキ−ムが完全保障されているわけではないのですが、ほとんどのケースで「ポジションそのままの口座移動」により業者間引継の処理が行われてきているという実績があります。

 

くりっく365業者破綻時の処理については以下も参考になるかもしれません。

 

参考:FX信託保全 くりっく365と比較

 

両方ともに良い点を活かした形で、統合されるのを強く希望しています。

スワップポイントサヤ取り 目次

FX業者のスワップポイント差を利用した運用法、スワップポイントサヤ取りの連載です。為替リスクほぼゼロで利益を出していくのがこの運用法の長所です。2つのFX業者を使って行う運用法で、現在の通貨ペア別の最適組合せは以下を参考にされてください。

 

スワップポイントサヤ取り 現在の最適業者

 

確実性が高い分だけ、利益率は低くなるのですが、安全重視の運用をしたい方に合います。ただ安全性確保には基本事項を守っていく必要があります。まずは、以下の記事で基本事項の確認ができます。

 

2013/08/13


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