当ページは、アフィリエイト広告を含みます。

両建で失敗する人はほとんどこのリスクに引っかかる

両建運用は堅実なのですが、ちょっとした油断でバランスを崩してしまうリスクを秘めています。その失敗のほとんどが今回のレバレッジリスクを甘く見てしまったが故のものという気がします。

リスクその4 レバレッジリスク

スワップポイントサヤ取り4つ目のリスクは「レバレッジリスク」です。

 

ポジション作成時の資金管理をちょっと思い出してください。

 

参考:資金管理 基本形

 

10万円で10万ランドの買いポジションを作成するので、レバレッジ計算では約10倍となります。

 

レバレッジ10倍は、スワップ投資中心の方ではまず有り得ない高さですよね。私もいつものスワップ投資はレバレッジ1〜4倍の範囲で行ってます。

 

これで為替変動ほぼゼロで利益を出していけるというのは、両建にしているからに他なりません。

 

「安全と言われる割にはレバレッジは案外高い」

 

これを忘れないで欲しいのです。レバレッジが高いということは、ちょっと油断すると微妙なバランスが崩れてしまう可能性があるからです。たまにメールを下さる方の中にも「レバレッジ10倍でやって大丈夫でしょうか?」という心配をされる方もいます。

 

その心配する気持ちを持ち続けることが、この運用法を安定して続けていくためには大切です。

レバレッジ10倍の南アフリカランド運用

これまでも何度か触れていますが、スワップポイントサヤ取りは最初のうちはおそらくほとんどの方が利益を出せるだろうと思います。最初はおっかなビックリやるので、かなり基本に忠実にやるからです。

 

その気持ちをずっと持ち続けてやっていれば、大きな問題はまず起きません。

 

でも、人間は慣れてくると「欲」がでてきます。

 

「期待できる利益率を上げよう。」

 

単純な話で10万通貨あたりの資金配分を少し減らせば利益率は高くなります。私は10万通貨両建てに35〜40万円の資金を用意してやっていますが、それを30万円や25万円に減らしていけば、期待できる利益率は高くなります。

 

35万円で年間2万円の利益が出るとすれば利益率は約5.71%です。

 

でも・・・

 

25万円で年間2万円の利益が出るとすれば利益率は約8%となります。

 

これは、待機資金を15万円⇒5万円に減らすだけで実現します。

 

でも、これをやるとリスクがかなり大きくなります。ポジションを作った段階で約0.6円の余裕に5万円の予備資金分を入れても1.1円程度の余裕しかありません。「買いポジション⇒売りポジション」などの資金移動をしても1.6円程度なので、大きめの値動きには不安です。

 

資金移動のところで説明済みですが、「買いポジション⇒売りポジション」などの資金移動は、数日かかるのが普通なので、この間に南アフリカランドにちょっと大き目の値動きがあれば運用資金が傷つく可能性も大きくなります。

 

出来そうな気がする方も多いかもしれません。

 

実際、計算上はできそうな気がします。でも、実際にやってみるとわかるのですが、入出金が忙しくなったり、大きく動いているときなどは寝ている間も値動きが気になったりもするようになります。

 

これ私の「体験談」です。

 

過去に、いろいろと実験もやってきていて、小さな単位でいくつかの実験をしています。

 

誰もが「夜も眠れない」ような状況になるとは思いませんが、余裕資金の少ないポジションでは、南アフリカランド円は激しい値動きの時は、朝になるとポジションが消えているというような事も起こりかねません。

 

この運用法は、約10倍と案外高レバレッジなのであるということと、私の紹介する基本形はいくつかの実験によって固まってきたものだということを頭の片隅に置いて頂ければと思います。

最初は私よりゆるいくらいで調度良い

この運用でポジションを持つときは不安なことが多いと思います。

 

最初は、私よりも緩い基準でポジションを作ってみるのも一つのやり方です。ポジションを持ち続けて数ヶ月経つと感じかもしれませんが、この両建ポジションはなんとも言えぬ安心感があります。

 

現在のポジションも無事2ヶ月が経過しました。今後を頼もしく見守っていく予定です。

スワップポイントサヤ取り 目次

FX業者のスワップポイント差を利用した運用法、スワップポイントサヤ取りの連載です。為替リスクほぼゼロで利益を出していくのがこの運用法の長所です。2つのFX業者を使って行う運用法で、現在の通貨ペア別の最適組合せは以下を参考にされてください。

 

スワップポイントサヤ取り 現在の最適業者

 

確実性が高い分だけ、利益率は低くなるのですが、安全重視の運用をしたい方に合います。ただ安全性確保には基本事項を守っていく必要があります。まずは、以下の記事で基本事項の確認ができます。

 

2013/07/23


記事がお気に召しましたら、共有・拡散お願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加   
TOPへ