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両建ポジションのスプレッドを狭くする工夫

両建ポジション作成で、私がいつもやっている一工夫です。

 

皆さんにも合うといいんですけどね。

両建ポジション 0.1銭の重み

スワップポイントサヤ取りでは、ポジションの作成と決済のときに出来るだけスプレッドを狭く出来ればそれだけ有利になります。

 

買いポジションは0.1銭でも安く
売りポジションは0.1銭でも高く

 

これは、裁量トレードでも同じなのですが、日々の利益が相対的に小さいスワップポイントサヤ取りではこの0.1銭の重みはさらに大きくなります。

 

10万ランド円で0.1銭=100円の利益です。スワップポイント差50円で計算すれば2日分の利益となります。仮に1銭有利に作れれば20日分となり、それだけ利益が始めるのが早くなります。

 

なので毎回ポジションを作る際は、0.1銭でも有利に作るためにちょっと工夫しています。

 

こんなやり方です。

 

参考:サヤ取り注文成功のコツ 仕掛けは順張り

 

相場の流れに合わせて両建ポジションを作る順番を決めています。

 

テクニックというほど大袈裟なものではありません。スキャルピング売買をしている人のブログや値動きの傾向を参考にこの小技を使い始めました。

 

全体の流れが「上げ一色」「下げ一色」のどちらかに偏っているときはとくに有利なポジションを作れます。

 

  • 「上げのときは買いポジションから作る」
  • 「下げのときは売りポジションから作る」

 

単純なことですが、これでもちょっとは効果があるようです。このやり方を数年続けていて感じていることが3つほどあります。

 

1日1回が基本
繰り返しやっているうちに上手になってきた。
2つ目ポジションを作るまでの猶予時間は最初は5分くらい。

 

まず「1日1回だけ使う」ということです。南アフリカランド円ではあまりないのですが、豪ドルなどでは値動きが激しい日にはデイトレ的にこの売買ができることがあります。

 

でも、1日何回もやっているとこの方法はうまく出来なくなります。ある程度集中してやることが大事なのだという気がします。

 

数年こうやって両建ポジションを作り続けてきていますが、段々と慣れてきたようにも感じています。

 

2つ目のポジションを作るまでの時間は、最初は短い方が良いと思います。目標の売り値になるまで何時間も待っていると流れが変わって対処できなくなることもあるからです。

 

このやり方も、人によって合う合わないがあるかもしれません。

 

私の場合、成功率は6割くらいで0.1〜2銭くらい有利にポジションが作れています。

成功率6割 0.1〜2銭くらい有利

先日紹介した私の両建ポジションはこうなっています。

 

  • ポジション数 100万
  • 買いポジション 大証FX  10.85円
  • 売りポジション DMMFX 10.837円
  • スプレッド差 1.3銭

 

大証FXとDMMの合計スプレッドは約2.9〜3.9銭くらいです。

 

この2社を使う場合の両建ポジションがうまく出来たかどうかの目安は、2,9銭÷2=1.45銭です。

 

これよりも両建ポジションのスプレッドを狭く出来れば「今回はうまく出来た」と思うようにしています。

 

なので、今回のポジションは「まあまあ合格点」です。もっと有利に作りたいと思う方も多いと思いますが、くれぐれも深追いはしないようにしてください。

 

売りポジションを作った後に買いポジションの指値注文を入れてから逆方向に動いて指値注文が入らないようなことも当然あります。私は、そういうときは諦めてちょっと不利なところでもポジションを作ってしまいます。

分割するのも良いかも

最初は、ポジションつくりの練習もかねて両建ポジションを分割するのも良いかもしれません。

 

30万ランド円の両建ポジションを作るつもりであれば、10万ランド円ずつ3回に分けてポジションを作成するようなイメージです。

 

こうすると3回のうち1回が失敗しても他のポジションでうまく作れば取り返せます。

 

ただ、これも人によってはプレッシャーの元になるかもしれません。

 

空手や柔道の団体戦みたいなもので、5人のうち最初の2人がいきなり負けると3番目の人はかなりのプレッシャーを感じていつものプレイができなくなることがあります。

 

同様のプレッシャーがこの両建分割売買でも起きる可能性があります。

 

この辺は、それぞれのやり易いようにやってみて下さい。

 

少しでも有利な両建ポジション作成の参考になれば幸いです。

 

スプレッドは現在縮小中なのでご注意

 

2013年8月3日昨日、大証FXが南アフリカランド円のスワップポイントを130円台に引き下げています。 この間までは、140円くらいあったのですが、少々期待できる利回りが落ちてきています。

 

参考:南アフリカランド円 スワップポイント比較 最新版

 

これからこの運用法で両建ポジションを作成しようとしている方は、少し待ったほうが良いかもしれません。最近のスワップポイント差の傾向をみていると縮小傾向が続いていますので、これが拡大し始めてからゆっくり検討してみてください。

 

ただ、来週から拡大開始するかもしれません。

 

周期があるわけではないので、今の段階でも利用予定口座がいつでもポジションを作れる状態にしておけるようにはしておきましょう。

スワップポイントサヤ取り 目次

FX業者のスワップポイント差を利用した運用法、スワップポイントサヤ取りの連載です。為替リスクほぼゼロで利益を出していくのがこの運用法の長所です。2つのFX業者を使って行う運用法で、現在の通貨ペア別の最適組合せは以下を参考にされてください。

 

スワップポイントサヤ取り 現在の最適業者

 

確実性が高い分だけ、利益率は低くなるのですが、安全重視の運用をしたい方に合います。ただ安全性確保には基本事項を守っていく必要があります。まずは、以下の記事で基本事項の確認ができます。

 

2013/08/03


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