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スワップポイント振替制度 2社比較

スワップポイント振替制度について各社の違いなどをまとめておきます。マネーパ−トナーズ口座のスワップポイント振替の手順を記事にしてみました。

 

参考:スワップポイト振替制度のやり方と注意点

 

スワップポイント振替制度は、各社内容が違います。スワップ投資で使う可能性の高い有力な2社を比較しました。

外為どっとコムとマネーパートナーズが使いやすい

スワップポイント振替制度は、税金のかからない範囲でスワップ放置投資を行う際などに便利な仕組みです。2015年現在、この制度を持つところは、外為どっとコム・DMMFX・マネーパートナーズの3社あります。目的別につかうとすれば、以下のようになります。

 

 

DMMFXは、どちらかというと低スワップポイントで有名な口座でもあるので、今のところスワップ放置投資には向かない気がします。

 

スワップポイント振替制度は、各社詳細部分で違いがあります。

マネーパートナーズのスワップポイント振替制度

マネーパートナーズの制度上のメリットは、大きく3つあります。

 

  • 1円から振替できる。
  • 振替えたスワップポイントで株を購入できる。
  • 海外旅行の資金としても使える。

 

マネーパートナーズ社は、株券をFXの証拠金にできるためFXのスワップポイントを振替えて株式購入資金とすることもできます。入出金せずとも株式売買ができると同時に、購入した株はそのままFXの証拠金にできます。

 

  1. 株券でFX
  2. スワップポイント貯まったらスワップポイント振替
  3. 振替えたスワップポイントで株式買い
  4. 買った株をFX証拠金に追加充当
  5. 1を繰り返す


 

こんな流れで受け取ったスワップポイントを株式投資とFXの両方で無駄なく回していけます。

 

 

また、スワップポイントをそのまま外貨両替して空港受取りにしたりもできます。もしも、米ドルでスワップポイントの発生する通貨ペアであれば、そのまま米ドルを海外旅行に持っていくような使い方もできます。最近できた海外専用のマネパカードへの米ドルチャージも僅かな手数料でできます。

 

税金のかからない範囲のスワップポイントは、海外旅行の買い物や食事で使うというのも楽しみがある活用法です。

 

株券を有効活用する場合や、発生したスワップポイントの使い道が海外旅行や株購入などであれば、マネーパートナーズは便利です。

外為どっとコムのスワップポイント振替制度

外為どっとコムの特徴は大きく3つです。

 

  • 3000円以上で振替えができる。
  • マネーパートナーズに比べて高スワップポイントの傾向にある
  • 振替予約制度がある。

 

3つとも、マネーパートナーズとの大きな違いです。最初に、外為どっとコムでは3000円以上スワップポイントが貯まらないとスワップポイント振替制度が使えません。税金のかからない範囲でやる場合、数十万円くらい貯めてからという感じになるのでここが問題となることはないと思いますが、注意が必要です。

 

ただ、スワップポイントの水準自体は、マネーパートナーズよりも高い傾向にあります。参考までに2015年7月27日時点での豪ドル円スワップポイントは、外為どっとコム48円・マネーパートナーズ42円です。ここ数年ずっと似たような差で推移しています。

 

そして、スワップポイント振替を予約しておくことができます。期間は、2か月・3か月・6か月の中から選べます。

 

この予約制度は便利ですね。

 

スワップ放置投資などの場合、毎年のスワップポイント振替は忘れてしまう可能性もあります。そうならないために、ある程度の金額は振替予約しておくというのは有効です。ただ、スワップポイントは1年の間ではかなり変動するので、税金のかからない範囲で収まるようにするためにはその金額を把握しておかねばなりません。予約する部分は10〜20万円程度と少な目にしておけば年末に調整がし易くなります。

 

もしも、忘れてしまっても予約振替した分だけは有効という感じにもできます。

 

両口座ともに、一長一短があります。ご利用になる方のニーズに合わせて選ばれてくださいませ。

FX税金2015 目次

連載FX税金2015の目次です。

 

 

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FX税金最新情報

2015/07/27


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