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確定拠出年金(401K) インフレ時代にも対応できる制度

私の確定拠出年金口座状況をご紹介しながら、その特徴をまとめました。

確定拠出年金(401K)口座の状況

確定拠出年金

FXの税金対策として使えそうな年金制度についての続きです。前回は国民年金基金についてまとめました。

 

参考:国民年金基金 確定という安心感とリスク

 

これに対して、確定年金ではないのですが運用成績によって将来大きく増える可能性があるのが確定拠出年金(401K)です。確定拠出年金(401K)は、私もやっています。確定拠出年金(401K)も払った保険料が全額所得控除となります。私の口座は以下のようになっています。

 

参考:FXと確定拠出年金(401K)で効率よく増やす

 

今のところ順調です。運用タイプには、様々なものがあります。株式タイプや債券タイプを中心に日本・世界の金融商品で投資信託形式で運用します。

 

どんな投資信託があるのかは、加入する確定拠出年金(401K)会社によって違ってきます。自営業の方や私のような1人法人は自分で運用会社を選ぶことができるのですが、サラリーマンだと勤め先で運用会社が決まっていることも多いです。

 

ちなみに私が使っているのは、「スルガ銀行 個人型」です。各種手数料の安さで選びました。REITの投資信託で運用割合100%としています。


元本確保タイプもある

確定拠出年金(401K)というと、「元本確保がなく不安定」と思っている方も多いようです。

 

でも、運用タイプには「銀行預金系」もあります。商品自体は定期預金なので、定期的に金利の見直しはあるものの元本割れする可能性はほとんどありません。

 

毎月発生する手数料があるので、それよりも利息が少ない場合は元本割れということもあるかもしれません。年金受け取り時までには数十年の利息よりも1回の手数料のほうが大きいということはないと思われるからです。

 

そして、この元本確保タイプでも税金を減らす効果は一緒です。この節税効果に目をつけて「金利20%の銀行預金」という呼び方をする方もいるようです。カラクリは「確定拠出年金で銀行預金にすれば全額所得控除になる」ということです。

 

確定拠出年金(401K)の全額所得控除は、節税法としての活用範囲はとても広いです。ただ、通常の銀行預金のように自由に引出しができないという点には注意が必要です。

 

そして、銀行預金系では前回書いた「インフレ時に目減りするリスク」からは逃げられません。でも、確定拠出年金(401K)は途中で運用内容を変更できるという仕組みがあるので、その時期がきたら対応するという手もあります。

2つの運用内容変更制度

確定拠出年金には「配分変更」と「スイッチング」という運用内容変更制度があります。

 

参考:配分変更とスイッチングについて

 

簡単にかけば、「配分変更」が掛金部分の変更で「スイッチング」はこれまで積み立てた分の変更です。

 

これら制度を活用すれば、最初のうちは銀行預金系にしておき、インフレ時代到来と判断したらリスク系投資信託に切り替えていくという使い方もできます。

 

私自身は、東京オリンピックまでは不動産上昇が期待できるのでREIT系投資信託100%で続けています。それ以降は、状況に応じて考えます。

 

尚、確定拠出年金は毎月の掛け金を増減することもできます。なので、FXの運用成績が芳しくない時期には掛金を減らしておき無理をしないという形にして長く続けていくことができます。

 

国民年金基金と確定拠出年金、ともに短期ではあまりメリットはありません。FX運用で利益を出しながら、これらの制度を利用して税金を減らし、長く続けて将来の年金を増やしていく。

 

未来の備えをしっかりとしていくことで、何かと不安定なトレーダー人生を安定的なものに変えていく一助に出来ればと思っています。

FX税金2015 目次

連載FX税金2015の目次です。

 

 

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FX税金最新情報

2015/10/07


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